鈴之介が心を開いた相手の知られざる真実とは? 林遣都が全身全霊で挑むシーンは必見――「初恋の悪魔」第5話、今夜放送2022/08/13
林遣都さん、仲野太賀さんのダブル主演、ヒットクリエーター・坂元裕二さんの脚本という強力タッグでおくるミステリアスコメディードラマ「初恋の悪魔」(日本テレビ系)。クスッと笑えるシーンと切ないシーン、心温まるシーンと鬼気迫るシーンが次から次へと押し寄せ、息つく暇もないジェットコースターのような展開が視聴者をつかんで離さない本作。珠玉のセリフが散りばめられたストーリーは深い読後感にも似た余韻があり、「今すぐに誰かと語り合いたい!」という気持ちにさせてくれます。
先週8月6日放送の第4話では、世界英雄協会を名乗る男が、社会のマナーやルールを守らない人を矢で襲い“排除する”という事件が連続して発生。犯人に襲われた服部渚(佐久間由衣)のために自分の手で犯人を捕まえることを誓った小鳥琉夏(柄本佑)は、馬淵悠日(仲野)と一緒に鈴之介(林)が暮らす鹿浜邸を訪れるも拒絶されてしまう。気を取り直して、悠日、摘木星砂(松岡茉優)と3人で捜査を進め、ある廃屋にたどり着くが…。
さまざまな事件の真相を追っていく中で鈴之介、悠日、星砂、琉夏に徐々に友情が芽生えていく一方で、星砂への恋を自覚した鈴之介と、星砂の中に住む“ヘビ女”の存在を知り急接近する悠日と星砂――。悠日と星砂の関係の変化を感じ取った鈴之介が、以前星砂と自分でひそかにペアにしていたカップを悠日と星砂に出し「幸せになってください」と告げるシーンがあまりにも切なく、胸がギュッと締め付けられたという方も多いのではないでしょうか。
さらに、“ヘビ女”と呼ばれるもう一つの人格のせいで家に帰れず、悠日の家で寝泊まりしている星砂は、悠日に自分の不安な気持ちを吐露。そんな星砂に対して「どんな食べ物が好きですか?」と尋ね、「分かりました。覚えました。僕が好きなのは、トマトが嫌いで、海老フライが好きな人です」「僕があなたのことを知っています。困ったら、僕を見てください。僕が、あなたはあなただって言います」と優しく抱きしめる悠日の無理のない優しさが、心に深く染みわたります。セリフが持つこの温度感こそが“坂元裕二脚本”の大きな魅力の一つであることは間違いありません。
森園が鈴之介を閉じ込めた理由とは? その正体が判明する!
第4話のラストで、鹿浜邸に謎の地下階段が存在することを見つけた鈴之介と隣人の森園真澄(安田顕)。その先に続く地下室には誰かが住んでいた形跡があり、床には足首に取り付けるような鎖、壁にはおぼろげに黒くにじむ大人と子どものような影が…。と、地下室内を探索する鈴之介をよそに、扉を閉めて鈴之介を閉じ込める森園。これまでもシャベルを持って鹿浜邸に押し寄せてきたり、隣にいる女性が度々違っていたりと不審な点が多い森園ですが、一体何者なのか? そして、鈴之介を地下室に閉じ込める理由とは? 第5話は冒頭から緊張感たっぷりです!
鈴之介が唯一心を許した存在が明かされる! 鈴之介の過去に林遣都が全身全霊で挑む
猟奇的殺人や凶悪犯罪、その事件を引き起こす犯人に異常なまでに興味を持ち、他人とはうまく接することができない鈴之介。森園と家の外でばったり会った時にも挙動不審ぶりを発揮してしまう鈴之介ですが、実は過去にある女性との出会いが…。第5話では、鈴之介の過去に起こったある出来事と、その出来事の意外な真実が明らかに。真実を知るシーンは切なく、仲野さん、松岡さん、柄本さんからも「本当にお疲れさまです。頑張った。素晴らしかったです!」と声が上がるほどの熱演を見せたという林さん。今夜も一瞬たりとも目が離せません!
【番組情報】
「初恋の悪魔」
日本テレビ系
土曜 午後10:00~10:54
日本テレビ担当 K・T
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