稲垣吾郎“クラブリーダー”による夏の風物詩「ほん怖」が放送決定。神尾楓珠が実録心霊ドラマに挑戦2022/08/02
フジテレビ系では8月20日に、土曜プレミアム「ほんとにあった怖い話 夏の特別編2022」(午後9:00)の放送が決定。実際に人々が体験した怖い話をリアルに描くリアルホラーエンターテインメント「ほんとにあった怖い話」(通称「ほん怖」)は、1999年にスタートし、心霊体験を基に心底怖いゾッとする恐怖と、その恐怖や不安に翻弄(ほんろう)されつつも立ち向かっていく人々の姿を描いてきた。「ほん怖」クラブリーダーを引き続き稲垣吾郎が務め、小学生を中心に構成されたクラブメンバーと共に恐怖体験を紹介していく。
そして、ドラマパートの一つ「非常通報」で、神尾楓珠がシリーズ初出演で主演を務めることが分かった。演じるのは、警備会社に勤める新人警備員の高橋亮太。ある日、亮太は先輩警備員の西田哲志と共に夜間業務をしていると、管轄内のシルバーセンターから非常通報が入る。深夜の通報に恐る恐る現場に向かう亮太だったが、通報現場に到着すると住人の山内一茂が苦しんでいた。すぐさま救急車を呼ぶも間に合わず山内は帰らぬ人となり、亮太は「自分がもう少し早く到着していれば…」と悔やむ。
そんなある日、亮太は恋人の如月美沙とデートしていると、美沙の母・郁恵から着信が。夕方にもかかわらず帰宅を促す連絡があり、亮太は美沙に不満をぶつける。言い合いになると美沙は先に帰宅しようと歩き出すが、亮太は美沙の様子がおかしいことに気付く――。
神尾は「『ほん怖』は小さい頃から見ていた番組で、夏になると家族や友人と見ながら叫んだり楽しんだりするのが、毎年恒例の行事になっていました。そんな『ほん怖』にまさか自分が出演できるとは思っていなかったので、とても光栄です。佐藤健さんの『汲怨(きゅうえん)のまなざし』や、本仮屋ユイカさんの『訪問者』は特に怖かった思い出があります…」と印象に残っている作品を振り返る。
また、今回の脚本を読んだ感想は「短いストーリーの中に盛りだくさんの内容と恐怖が詰まっています。ゾッとしたり怖っと感じたりするポイントが1回だけでなく何度もあるので、最初から最後まであっという間に見終わってしまうぐらいの濃い内容になっています」と明かす。
ちなみに、自身の不思議体験は「なぜかいつも、トイレへ行った後に…ズボンのチャックを閉め忘れて出てきてしまうんです。忘れもおなど多い方ではないと思うのですが、そこだけは直らなくて…。だから毎回、収録本番前にはスタイリストさんに“チャックチェック”をしていただいています」と笑わせ、夏の風物詩については、「子どもの頃から夏になると、祖母の故郷に親戚一同で集まる家族行事があったんです。でも最近はいとこもみんな大人になって忙しくなってしまったり、特に今は大人数で集まりづらい状況でもあるので、また親戚で集まれる日が来たらいいなと思います。みんなでわんこそばを食べた思い出が懐かしいですね」とエピソードを披露。
そして、「本当に盛りだくさんの恐怖が詰まっていて、短編ではなく連続ドラマに近い感覚で楽しめると思います。リアルな恐怖感も楽しみにしてもらいつつ、普段はあまり見せることのない僕の驚いた表情にも注目していただきたいです!」と見どころをアピールしている。
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