名建築で昼食を　大阪編2022/09/16

記者会見情報

テレビ大阪とBSテレ東で放送の「名建築で昼食を　大阪編」のオンライン記者会見が行われ、ダブル主演を務める池田エライザと田口トモロヲが登壇した。同作は、2020年夏に連続ドラマを、21年1月にスペシャルドラマをオンエアされた作品の続編。主演の2人が名建築を巡る様子にはドキュメンタリーの要素も盛り込まれており、東京、横浜に続き今作では大阪を舞台にストーリーが展開していく。田口は「東京で見た建築とは本当に違っていて、すべてが大箱、デカいという印象です。ずっと見上げている名建築が多かったので首が痛くなりました（笑）」と語り、池田も「東京とはまた規模の違うサイズ感のシャンデリアだったりとか。派手という部分もあったんですけど、日本銀行や中央公会堂などでは、中に入ってみると厳かな空気が流れていました」と、自身が感じた大阪の新たな魅力を伝えた。

大阪編が決まった時はすごくうれしかったです（池田エライザ／春野藤）

東京編が終わって横浜を巡らせていただいた時に、まだ日本にはたくさんの名建築があるんだろうなと思っていました。また、見てくださった方々から「この県にはこういう建築があるので、ぜひ来ていただきたいです」というお声であったりとか、そういうふうな意見をいただいたりもしていました。日本にある素晴らしい名建築を見てみたいと思っていたので、大阪編が決まった時はすごくうれしかったですし、見てくださっている皆さんのおかげだなと思いました。（現場でのアドリブについて）植草さん（田口）は建物にすごく詳しいという設定なので、そういう意味で植草さんは大変です。私はセリフが（台本に）書かれていないので、初めて行った場所で素直に思ったことを言えばいいので、すごく楽をしているというか（笑）。それでまた、その建物にいる時にふと湧いた素朴な疑問などを、田口さんに聞いてしまったりして。田口さんは本当にそこに詳しい方というわけではないので、困らせてしまったりとかしました（笑）。なので、田口さんがすごく努力なさっているアドリブだと思います。

登場する名建築の世界観に酔っ払っていただければと思います（田口トモロヲ／植草千明）

本当に大阪の方の気質というか、オープンなマインドが建物にも反映されてるという印象が強かったですね。東京で見た建築とは違っていて、すべてが大箱、デカいという印象で。ずっと見上げている名建築が多かったので首が痛くなりましたね（笑）。あと、アーチがすごく多くて、一生分アーチを見たんじゃないかというくらい見させていただきましたね。（現場でのアドリブについて）大阪編は多少いろんなことが整理できてから現場に入れたんですけど、シーズン1の時は、春野藤さん（池田）に質問された時に「俺も知りたいよ」と（笑）。でも、役としてそういう発言はしないだろうなっていう葛藤があった後の、大阪編ですね。エライザさん扮する藤さんが純粋に名建築を見て疑問に思ったことを千明にぶつけてきて、それをたまに無視するという作戦を覚えました。ほかのことに集中しているフリをして、分からない質問は無視するというのを習得しました（笑）。もう、何も考えずに見ていただいて、登場する名建築の世界観に酔っ払っていただければと思います。