「警視庁強行犯係樋口顕Season2」山鹿達也プロデューサーが明かす第1話のすてきな裏話とは？「これこそが、ドラマ最大の魅力です」2022/07/15

　7月15日スタートのドラマ「警視庁強行犯係樋口顕Season2」（テレビ東京系）。決して派手なヒーローではない“無彩色の刑事”である樋口顕（内藤剛志）が、同じ強行班の部下たちや、盟友で他部署に所属する警部・氏家譲（佐野史郎）らと難事件に挑んでいく姿が好評を博し、いよいよシーズン2に突入します。

　今回は、本作のプロデューサーである山鹿達也さんから、第1話の撮影現場の裏話をお伺いしました！　撮影の合間の貴重なオフショットとあわせてご紹介します。

佐野史郎さん、お帰りなさい！

「6月5日、朝からあの方はおいしそうにそばを食べていました。久しぶりに現場に戻ってこられて監督やスタッフと冗談を言い、うれしそうに照れながら。どなたかは皆さんお分かりですよね？　ドラマで必要不可欠な樋口の盟友・氏家譲を演じられる佐野史郎さんが、病気療養から復帰されたのです！　ということで、佐野史郎さんのシーンで『警視庁強行犯係樋口顕Season2』の撮影は始まりました」。

「矢田亜希子さん演じる野心家の新聞記者・遠藤貴子とのシーン。ドラマ上ではこの2人、けんけんごうごうといがみ合う間柄ですが、佐野史郎さんが初監督した映画『カラオケ』（1999年）で夫婦役を演じたのが矢田さんで、実際は大の仲良し。和やかに撮影は進み、印象的なシーンになりました」。

これこそが、「警視庁強行犯係樋口顕」最大の魅力

「6月10日には、内藤さん演じる樋口顕が登場。佐野史郎さんとの再会に目頭を熱くする内藤さん。ドラマの冒頭シーンの撮影で、殺人事件を捜査する樋口に対して、捜査二課の氏家が事件の詳細を問いただす緊迫したシーン。久しぶりに現場で再会した2人はたわいもないことで盛り上がっていましたが、本番になるとスッと役に入ります。樋口シリーズには氏家が必要であるとあらためて感じました」。

「20年近く『樋口シリーズ』を続けてきたお二人。プライベートでは30年以上のお付き合いがあり、盟友同士だから成立する自然体で熟成された大人の関係。これこそが、『警視庁強行犯係樋口顕』最大の魅力です。樋口顕と氏家譲。内藤剛志と佐野史郎。お二人を見て連ドラSeason2の手応えを感じた瞬間でした！　ぜひ、ご期待ください」。

　復帰された佐野史郎さんが演じられる氏家の姿があらためて楽しみになりますね。ほかの写真からも、キャストの皆さんの仲の良さが伝わってきます。特に、内藤さんと佐野史郎さんの絆の強さが作品の最大の魅力になっているとのことで、これは「樋口顕」でしか見ることができません!!　山鹿プロデューサーも太鼓判を押した第1話、ぜひご覧ください！

　第1話では、ジャーナリストの桜井瞬一（西興一朗）の遺体が見つかり、現場には十字架のような破片が残されていました。捜査一課・強行犯係の樋口は、二課の氏家から桜井が収賄疑惑のある議員・木崎洋輔（大浦龍宇一）の裏帳簿データを持っていたと聞かされます。しかし、家宅捜索でも裏帳簿は見つからず、桜井が残したUSBメモリーにはなぜか20年前に起きた強盗殺人事件の新聞記事が。それは今も未解決の、樋口と氏家が出会った因縁の事件だったのです。樋口はその事件を指揮し、今は引退した元刑事・宮前大樹（大地康雄）の元を訪ねますが…。2時間スペシャルの初回放送、樋口はどのように事件解決へ導くのか、お楽しみに！