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「ユニコーンに乗って」永野芽郁の泣きの芝居に西島秀俊が感嘆!「本番でグッっとギアが入るところがすごかった」2022/07/04

「ユニコーンに乗って」永野芽郁の泣きの芝居に西島秀俊が感嘆!「本番でグッっとギアが入るところがすごかった」

 TBS系で7月5日にスタートする連続ドラマ「ユニコーンに乗って」(火曜午後10:00、初回は15分拡大)の制作発表がリモートで行われ、主演の永野芽郁、共演の西島秀俊、杉野遥亮、坂東龍汰、前原滉、青山テルマが登壇した。

 本作は、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」や「ナイト・ドクター」(ともにフジテレビ系)などを手掛けた注目の脚本家・大北はるか氏による完全オリジナルストーリー。教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」の若き女性CEO・成川佐奈(永野)の下に、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマンが部下として転職してくる。それを機に動きだす、仕事に恋に奮闘しながら夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く“大人の青春”ドラマだ。おじさんサラリーマン・小鳥智志を西島、佐奈のビジネスパートナーとして一番近くで苦楽を共にしてきた須崎功を杉野が演じるほか、天才エンジニア・森本海斗役を坂東、「ドリームポニー」の創業メンバーで、チームの調整役的な存在の栗木次郎役を前原、「ドリームポニー」のムードメーカーで帰国子女のエンジニア・夏井恵実役を青山が担当している。

 冒頭では、MCを務める赤ペン瀧川のおなじみのプレゼンで、それぞれのキャラクターとドラマの見どころを分かりやすく紹介。プレゼンを聞いた永野は「すごい!! 超見たくなるドラマですね! 感動しました! 今日、終わりたい、このまま」と大興奮。さらに、西島も「すごいですね、つかみから『おっ!?』となる感じが。本当によかったです。びっくりしました!」、杉野も「もう(コレで)十分でしょう」と絶賛した。

 続いて、それぞれが役柄について説明する中、現場では、前原いわく青山が「いい意味で『モンスター』的な存在」だそうで、青山のぶっ飛んだアドリブに笑いが絶えられなくなることも多いのだとか。杉野は「自分にカメラが向いていない時は笑ってます」と認め、永野も「こらえきれなくて、いつまでやってるんだって、若干現場の空気が悪くなった」と明かした。本格的な演技に初挑戦の青山は、周囲に迷惑をかけないようにと、監督と何度も本読みをして撮影に臨んでいるが、ドラマの業界用語が分からず、苦労も多いそうで、「白味(放送でオンエアされない部分)」という言葉を聞いた時は、「なんでいきなり、すしが出てくるの?」と思ったこともあったそうだが、「キャストのみんなに助けられています。本当に優しい人たちなんです」と感謝していた。

 そして、一足先に第1話を見たという出演者たちが、それぞれの「推しシーン・推しポイント」を撮影秘話とともに伝えた。永野は、佐奈の憧れの存在・羽田早智を演じる広末涼子とのシーンを挙げ、撮影時のエピソードを披露。「自分の憧れの人にようやく会えた気持ちと、ここで落ち込むんですよね。でもここからまた佐奈の人生が変わっていくと感じたシーンなので、すごく好きです」と解説。また、西島と杉野は、小鳥と海斗の面接シーンを紹介し、西島は「坂東くんのシーンで拍手が湧いたところがある」と振り返りつつ、このシーンでの撮影で初めて6人が一緒に芝居をしたということで、印象に残っていると話した。

 さらに、それぞれ事前にとったアンケートで、坂東、前原、青山が全く同じエピソードを挙げていたことが判明。1話の終盤で「ドリームポニー」のホームページ用の写真をみんなで撮影するシーンだというが、そこにはどうやら西島演じる小鳥の様子が深く関わっているようで、西島が「そこは注目しなくていいシーンだから(笑)」と恥ずかしそうにコメント。坂東は「必ず瞬きしないで見てほしい」とアピールした。

 前原は、佐奈と小鳥のあるシーンでホロっとしたことを明かすと、西島は、永野が普段は天然でふわりとした雰囲気なのに、「本番でグッっとギアが入るところがあってすごかった」と語ると、永野は「小鳥さんが佐奈の言葉を受け止めてくれるので、台本のト書きより先に涙が出始めてしまって、こらえきれなくなってしまった。カットがかかった後、監督に『大丈夫ですか?』と聞いたら『それはそれでよかったです』とおっしゃっていただけて。乞うご期待です!」と笑顔を見せた。

 また、ドラマの見どころを紹介すべく、6人でつなぐ“見どころあいうえお作文リレー”に挑戦。お題は「ド、リ、ー(い)、ム、ポ、ニー(に)」の6文字。かなりハードルが高そうな文字が並ぶ中、永野は「次の人のことも考えないといけないですよね…!」と言い、西島は「最初に言っておくけど、こういうの苦手だからね! 絶対うまくパスできない」と幸先不安な様子。どの文字を担当するかは、赤ペン瀧川から「私がくじ引きで決めさせていただきます!」と説明があり、早速最初の「ド」を担当する人を発表しようとしたところ、まさかの杉野から「誰からするんですか?」と天然発言。出演者一同から「今言ったところじゃん!」とツッコまれ爆笑する場面もあった。

 そんな中、トップバッター「ド」を担当することになったのは西島。振り絞って出したのが「どんな時でも」。続いて、「リ」は「一番あたりたくなかった(笑)。難しくないですか?」という永野が、「理想を求めて」というファインプレー。そして、3文字目の「い」は青山で、「一生懸命に」とつなぎ、杉野が「ム」で「無理難題も」と続くと、周りの反応に「なんかちょっと引きました?」と心配げな様子。そして、5文字目「ポ」に選ばれたのは坂東。悩みに悩んだ末、まさかの「ポッとほっぺが」と珍回答が飛び出し、一同がどうなるかと心配するなか、最後の「ニー(に)」でラストの担当となった前原が「ニコッとほっぺが上がるようなドラマ、『ユニコーンに乗って』よろしくお願いします」と無事に(?)1文を完成させた。

 最後の視聴者へのメッセージでは、杉野が「今後の展開も登場人物たちの心情をいろいろ感じとることができる本当に面白いドラマ。1話を見ていただいたら、続きがどんどん気になると思います! ぜひ1話を見てください」、西島が「仕事や恋愛、勉強などを頑張っている人たちを応援するようなドラマになっています。ドラマを見て、その週が楽しく過ごせるような、そんなドラマにしていきたいと思っています。ご期待ください」と語り、永野は「今を頑張るすべての人を応援できるドラマが作れたと思っています。私たちも、本当に精いっぱいこのドラマと向き合って、皆さんに明るい気持ちをお届けできるよう頑張っていきます。ぜひ楽しみにしていてください」と締めくくった。


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