「金田一少年の事件簿」第9話は「オペラ座館 ファントムの殺人」。嫉妬に狂った怪人が次々と殺人を? 一は謎を解くために地下迷宮へ…2022/06/25
なにわ男子の道枝駿佑さんが5代目金田一一役を務める、連続ドラマ「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)。1995年の初放送から幅広い世代の支持を得てシリーズを積み重ねてきた、謎解きミステリードラマの金字塔である本作。新シリーズでは、日本ならではの呪いや怪談を題材にしたミステリーを現代の視点で再構築し、シリーズ史上最大のスケールで展開していきます。
6月26日放送の第9話は「オペラ座館 ファントムの殺人」です。ミュージカルの題材として人気の高い「オペラ座の怪人」が物語に関わってきます。「オペラ座の怪人」は、フランス・パリのオペラ座に住む怪人ファントムの、切なく、悲しい物語。誰からも愛されたことのないファントムは、歌姫のクリスティーヌに恋をして、歌を教えるなどひそかに手助けをします。しかし、彼の気持ちは次第に暴走していき…。ファントムによるクリスティーヌへの執念にはゾッとするものがありますし、理由を知ると何とも切なくなる永遠の名作ですが、ドラマでは、どのような相乗効果を生むのでしょうか。
ドラマは、一たちが舞台“オペラ座の怪人”を見るため、音楽家の響静歌(霧島れいか)がオーナーを務めるオペラ座館を訪れるところから始まります。
ヒロイン役の人気女優・湖月レオナ(山本舞香)に会えることもあり、七瀬美雪(上白石萌歌)も佐木竜太(岩﨑大昇)も大はしゃぎ。関係者によるレセプションの中、劇団を辞めた氷森冬彦(七瀬公)がレオナに接近するも、劇団員の三鬼谷巧(六角慎司)に激しく拒まれ、ほかの劇団員・絵門いずみ(石川萌香)や城龍也(増田昇太)も、人気女優だからかレオナの引き抜きを異常に警戒します。
やがてリハーサルが始まり、演出家の影島十三(コング桑田)の指示で、いずみがステージの中央に立ちます。しかし次の瞬間、いずみの頭上にあったシャンデリアが落下し…! 居合わせたライターの白神海人(戸塚純貴)は、館に潜むファントムという怪人の仕業だと断言。にわかには信じがたい話ですが、その影は、剣持警部(沢村一樹)やレオナの前にも現れ、新たな恐怖が巻き起こっていきます。
目の前で起きる事件に異様に怯える劇団員たち。実は3年前、この劇団には火事で顔に大やけどを負いつつも、ファントムを熱演した天才俳優・霧生鋭治(古川雄大)がおり、後の不幸な運命から彼はファントムと呼ばれていたことが分かります。
すべては嫉妬に身を焦がしファントムと化した霧生の仕業なのでしょうか? 古い物語には疎い一ですが、美雪や佐木などの助けもあり、オペラ座館の地下迷宮を見つけます。「オペラ座の怪人」のファントムも地下迷宮に姿を隠していますが、その場所に事件を秘密を解く鍵はあるのか。複雑な人間模様が絡む中、一は犯人の動機にたどりつけるのか必見です。
「金田一少年の事件簿」第9話は、明日6月26日の放送です。
【番組情報】
「金田一少年の事件簿」
日本テレビ系
日曜 午後10:30〜11:25
W・O(日本テレビ担当)
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