【WATCH的イケメン図鑑】Vol.2 ウィルマー・バルデラマ2018/12/13
筋肉ムキムキ!! ラテン系イケメンの名うてのモテ男
アメリカ海軍犯罪捜査局、通称・NCISの面々が活躍する大人気ドラマ「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班」(2003年~)。シーズン16に突入した現在も人気の衰えない「NCIS」だが、主要キャストの入れ替わりが生じるのも長寿ドラマの宿命。海軍関連の事件捜査に日々奔走する捜査官たちの顔触れは、シーズン1の頃に比べて随分と変わっている。
そんな中、最近のNCISメンバーとして大健闘を見せているのが、シーズン14から「NCIS」ファミリーの仲間入りを果たしたウィルマー・バルデラマ❤︎ 型破りな肉体派捜査官、ニック・トーレスを演じてシリーズ人気に貢献している。もともとは潜入捜査官としてギリギリの生き方を余儀なくされてきたニックは、ある事件をきっかけにNCISの一員に。当初はどこか危うく、ぎこちなく、そこが母性本能をくすぐる…という巧妙な作戦(?)で視聴者のハートを撃ち抜きにかかっていた。ところが、今ではすっかりチームにも打ち解け、本来のキャラのよさを発揮。「オレってカッコいいだろ~?」な雰囲気の一匹狼を気取りながら、実は寂しがり屋の子犬さん体質でもあるニックのおちゃめな面も顔を出し、巧妙な作戦は第2段階へと進んでいる。
ウィルマーといえば、18歳の時から8年間にわたって出演し続けた青春コメディー「ザット’70sショー」(1998~2006年)でも有名。70年代のウィスコンシン州に生きるティーンたちのゆるい青春を描いた同作で、ウィルマーはキモい高校生・フェズを演じていた。南米からの交換留学生だというフェズは風変わりなプチ変態(いやド変態かも?)で、仲間たちにドン引きされることもしばしば。作品に漂う70年代の時代感もあり、ウィルマーは柄シャツにベルボトムでフェズと化していた。けれど、実際のウィルマーはヒョロいフェズとは違ったようで、シャツの下に8年間隠れていた筋肉はいつの間にかムキムキに! プライベートではマンディ・ムーアやリンジー・ローハン、デミ・ロヴァートらヤングセレブとの交際を重ね、名うてのモテ男としてラテン系イケメンの真髄を見せてきた。
俳優さんってすごい…と感嘆させられるのも楽しいが、やはりムキムキのウィルマーを生かした役も見たい! そんな要望に応えるかのごとく、近年は「マイノリティ・リポート」(15年)、「フロム・ダスク・ティル・ドーン ザ・シリーズ」(14~16年)などのドラマでイケメンぶりを発揮。そして、「NCIS」のニックへとつながっていく。20代の頃の突き抜けたキモ男くん演技もクセになるけど、30代になってからの色気にもうっとり。ウィルマー・バルデラマの変遷が、「男の成長ってよいわ❤︎」と思わせてくれる。
【プロフィール】
ウィルマー・バルデラマ Wilmer Valderrama
1980年1月30日生まれ、米フロリダ州出身。初のレギュラー出演ドラマ「ザット’70sショー」(98~06年)でブレーク。同作の共演者アシュトン・カッチャーらとの絆は固く、近年のアシュトン主演ドラマ「The Ranch ザ・ランチ」(16年~)などにも友情出演。他の出演作に、映画「幸せの教室」(11年)など。英語とスペイン語のバイリンガルで、熱心な慈善活動家でもある。
【番組情報】
「NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 シーズン16」
FOX
2019年1月24日スタート
木曜 午後10:00~11:00ほか(字幕)
文/渡邉ひかる
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