「特捜9 season5」本日最終回！復帰した“新藤”山田裕貴＆特捜班にさらなる危険が訪れる!?2022/06/22

　井ノ原快彦さん演じる浅輪直樹を中心に、警視庁刑事部特別捜査班のメンバーが全力で事件解決に挑む人気シリーズ「特捜9」（テレビ朝日系）も今夜ついに最終回！　Snow Manの向井康二さん、深川麻衣さんを新メンバーに加えたシリーズ第5弾では、山田裕貴さん演じる新藤亮の動きがSNS上で話題になりましたが、最終回では謹慎中だった新藤が現場に復帰します。しかし、そんな新藤にさらなる危険が訪れ……!?　新藤は一体どうなってしまうのか？　最後まで目が離せない「特捜9」最終回の見どころをご紹介します。

シーズン冒頭からつながるストーリーに注目！キーワードは＜白い仮面の男＞

　最終話は、ある議員の演説中に聴衆の男性が発砲され重傷を負う事件が発生するところからスタートします。たまたま現場に居合わせた小宮山志保（羽田美智子）、高尾由真（深川）、早瀬川真澄（原沙知絵）はすぐさま捜査を開始し、直樹ら特捜班メンバーも臨場。捜査を進めると、聴衆の中にかつて連続事件を起こした犯人がかぶっていた白い仮面の人物がいたことが発覚します。

　今シーズンの第1話から、たびたび登場し特捜班を翻弄（ほんろう）していた「白い仮面の男」。SNS上では「白い仮面の男」が神格化されていて、彼に心酔する若者が続出！　それを逆手に取った新たな殺人事件が発生し…。これは模倣犯の仕業なのか？　はたまた、あの「白い仮面の男」が再び現れたのか？　SNSやネット掲示板というツールがもとで、一般人が犯罪に巻き込まれていく昨今の事情を巧みに取り入れたリアルなストーリー展開は必見です。

北に向かって旅をする新藤意味深なセリフに隠された真意とは？

　上からの指示で潜入捜査をしていたものの、摘発現場に居合わせてしまったことを受けて謹慎となってしまった新藤。SNSでは「新藤がいなくて寂しい」という声も上がっていましたが、最終話では新藤がついに特捜班に復帰します！

　謹慎前、由真に「先輩たちの世話、任せます」と言い残して去った新藤。謹慎中にも、たびたび直樹に茨城、秋田、そして北海道と、北に向かって旅をする姿の動画を送っていた彼ですが、青柳靖（吹越満）からは「犯人は北に逃げると言うからな」といった意味深な発言があり…？　筆者も嫌な予感を感じずにはいられなかったのですが、復帰早々、やはり不穏な出来事に巻き込まることになってしまいます。潜入捜査の足掛かりとなった、死んだはずの幼なじみ・三島（矢野聖人）が生きているという事実が発覚するのです。

　発砲事件と時を同じくして、警察庁警備局公安課の折口（風見しんご）に呼び出され、死んだはずの三島が写っている発砲事件の発生直後の映像を見た新藤は、事の真相を握っているであろう、ある半グレグループに近づくべく、再び潜入捜査を開始します。再び金髪姿に変身し、さらに危険度を増した潜入捜査を敢行することに。そんな新藤をシリーズ最大のピンチが襲い…？

直樹と新藤との関係にも大きな変化が…　知られざる新藤の過去も描かれる

　第1話からシリーズ全体を通してつながっていく展開に、同時多発的に発生する事件――先読み不可能のサスペンスフルな物語から目が離せない最終話ですが、やがて、直樹と新藤の先輩・後輩関係にも大きな変化が？　新藤の父親にまつわるある真実、そしてその真実によって迫られる決断。すべてを理解した直樹が、新藤との過去の思い出を振り返ります。直樹と新藤の向かうところとは――5シーズンを経て深まっていく2人の関係性からも目が離せません。

　最終話は15分拡大SP！　最後の最後までじっくりとご覧ください。