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織田裕二&中井美穂コンビで“最後の世界陸上”!「25年の集大成として、感謝と思いを込めて熱く伝えていきたい」2022/06/19

織田裕二&中井美穂コンビで“最後の世界陸上”!「25年の集大成として、感謝と思いを込めて熱く伝えていきたい」

 TBS系では、7月16日に開幕する陸上競技世界一決定戦「世界陸上オレゴン」を10日間連日生中継。メインキャスターは、織田裕二と中井美穂が務めることが決まった。

 新型コロナウイルスの影響で1年延期の開催となった18回目の舞台は陸上王国・アメリカ合衆国。“陸上の聖地”といわれるオレゴン州ユージーンで初開催となる。番組テーマソングは織田が歌う「All my treasures」。TBSで世界陸上の中継をスタートした1997年のアテネ大会以来、実に四半世紀・25年にわたる13大会連続のコンビとなる織田と中井。陸上競技に情熱を注ぎ、誰よりも世界中のアスリートをリスペクトし、大阪、ドイツ(ベルリン)、韓国(テグ)、ロシア(モスクワ)、中国(北京)、イギリス(ロンドン)、カタール(ドーハ)といった熱戦の現場から熱いエールを織田&中井ならではの言葉で送ってきた。

 また、“人類最速の男”ウサイン・ボルト(ジャマイカ)、アリソン・フェリックス(アメリカ)、エレーナ・イシンバエワ(ロシア)といった数多くの世界的スーパースターを熱心に現場で取材し、彼らの偉業・大記録の瞬間や彼らの思いを日本全国に伝えてきた。そんな息の合った唯一無二の名コンビにとって、1カ月後に迫ったオレゴン大会がメインキャスターとして“最後の世界陸上”となる。

 番組テーマは「届け、スポーツのチカラ。」。7月16日、オリンピックやサッカーワールドカップを超える200以上の国と地域からおよそ2000人のアスリートがアメリカ合衆国オレゴン州に集結する。番組は超人たちの世界最高峰のパフォーマンスや世界一をかけた極限の感情と共に、各国を代表するアスリートが歩んできた人生、家族そして恩師など、彼らを支える人との絆・夢を伝えながら、「人間ドラマ」を届ける。アスリートのひたむきな“チャレンジ精神”、真剣勝負から生まれる“フェアプレー精神”、世界中のアスリートに目を向けた“グローバル精神”、多様性や互いを認め合う“ダイバーシティ精神”を主眼に置いたスポーツの持つ素晴らしさ、スポーツのチカラを視聴者に届けていく。

 織田は「『世界陸上』のメインキャスターとして長い間、アスリートたちの人間ドラマを見続け、伝えてきました。参加するすべてのアスリートや彼らを支える関係者の皆さま、番組を楽しみにしている視聴者の皆さまへ向けて、25年の集大成として、感謝と思いを込めて、熱く伝えていきたいと思います。今回の世界陸上はアメリカ初開催ということで間違いなく盛り上がることでしょう。今からワクワクしています」と心境を伝え、「とにかく地元アメリカが圧倒する大会になるのでは?と思います。今回は陸上王国・アメリカがどれだけぶっちぎるのか、楽しみです。そして、その牙城を誰が崩すのか? そこに喜びとか悲しみとか驚きとか、かけがえのないドラマに期待しています」と今大会への期待を語る。

 続けて「今回の番組テーマは『届け、スポーツのチカラ。』。やはりスポーツっていいなあと思います。一生懸命やっていることから、興奮と感動が生まれます。あれだけ分かりやすく全力でやっていることが目に見えるのが陸上。そして世界の人種や、筋肉隆々の選手や小柄な選手、しなやかな走りをする選手といったタイプの違うアスリートが一堂に会するスポーツは陸上しかない。そこに魅力を感じています」とあらためて陸上への熱い思いを語る。

 そして、「今大会も楽しみにしている選手が山ほどいます。前回ドーハ大会1500mと10000mで金メダルのS・ハッサン選手(オランダ)は以前から何か気になっていた選手ですが、今回1500m・5000m・10000mの3冠を獲得できるのか? ラスト1周のスピードは必見です! そして、17歳の女子高生だった世界デビューから、ずっと成長を見続けてきたアリソン・フェリックス選手(アメリカ)はラストラン。最後に有終の美を飾ってもらいたいという思いでいっぱいです。そして、日本代表も男子100mのサニブラウン選手は3年前とは目つきも変わっていますし、男子3000m障害の三浦龍司選手、女子やり投げの北口榛花選手、男子走り幅跳び・橋岡優輝選手といった、近い将来世界でも活躍が期待できる若いチカラにも注目しています。お楽しみに」と注目選手たちの名前を挙げ、活躍を楽しみにしている。

 中井は「1997年に『世界陸上』のメインキャスターを務めて以来、シンプルで奥の深い陸上競技に魅了され続けてきました。アスリートには多様なバックボーンがあり、多くの人の支えがあり、ドラマがありました。陸上王国・アメリカで初めての開催となる『世界陸上オレゴン』いよいよ開幕します。メインキャスターとして最後の放送になりますが、陸上への愛を込めて選手たちが限界に挑む姿を余すところなくお届けします。ご期待ください!」とメッセージを寄せている。

 今回の地上波放送は日本時間の早朝から昼の時間帯を中心に行われる決勝種目をLIVEで放送。総放送時間はおよそ70時間。注目のマラソンは、男子は7月17日、女子は18日の午後10:00から、日本勢の金メダルが期待される男子35km競歩は24日の午後10:00から完全生中継する。また午後11:00には、連日1時間のハイライト番組を、最終日、25日のゴールデンタイムに総集編を編成。連日放送するBS-TBSも含めて、織田と中井のコンビがキャスターを務める。

 さらに配信も充実のコンテンツを企画中。大会期間中のLIVE配信やハイライト映像・クリップ動画の配信のほか、大会前より番組公式ホームページ・Twitter・Facebook・LINE・Instagram・TikTok・YouTube「TBS陸上ちゃんねる」(https://www.youtube.com/channel/UChFYmUZDkY2UfNjWo36_dbQ)などで、今大会の最新情報や選手情報、往年のスーパースターのパフォーマンスや“織田&中井”の懐かしの名シーン、さらに織田プレゼンツの企画など、随時発信する予定だ。

 今大会は男子棒高跳び“伝説の鳥人”S・ブブカ(ウクライナ)を超えた若き天才ジャンパーA・デュプランティス選手(スウェーデン)をはじめ、世界記録保持者が最大14人出場予定(前回ドーハ大会よりも10人増)。さらに女子100mで不滅といわれるF・ジョイナー(アメリカ)の世界記録まであと100分の5秒に迫るジャマイカのスプリントクイーン、E・トンプソンヘラ選手や、女子1500mと5000mと10000mの3冠を目指すS・ハッサン選手(オランダ)など、東京五輪でも躍動したスター選手の世界最高のパフォーマンスも必見。49種目、“人類の限界”に挑む超人たちのドラマが繰り広げられる。

 日本代表の世界挑戦にも注目。東京五輪ではバトンミスを犯し、途中棄権というまさかの結果に終わった男子4×100mリレーは雪辱を胸に悲願の世界一を目指す。また、東京五輪女子1500m日本人初の8位入賞の田中希実選手、同男子3000m障害で過去最高7位入賞という快挙を成し遂げた三浦龍司選手、男子走り幅跳びで日本37年ぶり入賞の橋岡優輝選手など、新世代の更なる飛躍に期待が集まる。


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