大河ドラマ「鎌倉殿の13人」2022/09/12
番組情報
キャラクター紹介
- 北条義時(小栗旬)
伊豆の弱小豪族・北条時政の次男。流罪人・源頼朝と姉・政子の結婚を機に状況が一変。頼朝の右腕として、一癖も二癖もある坂東武者たちの間を奔走する。 - 八重(新垣結衣)
義時の初恋の人にして、源頼朝の最初の妻。平家を恐れる父・伊東祐親と愛する頼朝との間で板挟みとなり、苦悩する悲運の美女。 - 源義経(菅田将暉)
源頼朝と生き別れた弟。奥州平泉から挙兵に駆け付ける。性格は欠点ばかりだが、戦場では恐るべき才能で次々と奇跡を起こす悲劇の天才武将。 - 北条政子(小池栄子)
義時の姉にして源頼朝の妻。突然現れた都出身の頼朝に一目ぼれ。悩みの尽きない頼朝に寄り添い、義時と共に献身的に支えていく。後に尼将軍として君臨。 - 北条宗時(片岡愛之助)
義時の兄。源氏の貴公子・源頼朝を旗頭に平家打倒を訴える、熱き理想家にして熱血漢。若者らしい野心を胸に秘める。 - 三浦義村(山本耕史)
義時の生涯の盟友。三浦義澄の嫡男。若いながら冷静沈着で、父からも頼りにされる知恵者。義時を波乱に巻き込む頼朝を危険視している。 - 梶原景時(中村獅童)
源頼朝を追い詰める謎の敵将。無骨な坂東武者が多い中、和歌を好むなど教養も高い。信心深い一方、リアリストで冷徹な男。 - 北条時政(坂東彌十郎)
義時の父。愛すべき平凡な田舎侍。家族思いで武芸にも長け、いざというときには頼りになる。後妻・りくと二人三脚で、天下取りの大勝負に挑む。 - りく(宮沢りえ)
義時の継母。都で時政に見初められ、伊豆に下って後妻となる。いつか都に戻ることを狙い、源頼朝のしゅうととなる時政の出世欲をあおる策略家。 - 源頼朝(大泉洋)
一族を平家に滅ぼされた流罪人。源氏のプリンスだったが、伊東家で監視され、長く孤独な生活を送ってきたため、他人には決して本心を明かさない。後の鎌倉幕府初代将軍。 - 後白河法皇(西田敏行)
源平を翻弄する、中世日本最大のトリックスター。強大な権威と政治力を使い、武士たちと渡り合う。文化芸術の才能も豊かな型破りな巨星。
出演者
小栗旬/新垣結衣/菅田将暉/小池栄子/片岡愛之助/山本耕史/中村獅童/坂東彌十郎/宮沢りえ/大泉洋/西田敏行 ほか
スタッフ・音楽
作:三谷幸喜/演出:吉田照幸/演出:末永創/演出:保坂慶太/演出:安藤大佑/制作統括:清水拓哉/制作統括:尾崎裕和/プロデューサー:長谷知記/プロデューサー:大越大士/プロデューサー:吉岡和彦
概要
小栗旬×三谷幸喜、鎌倉幕府を舞台に繰り広げられるパワーゲーム
「新選組!」「真田丸」(ともにNHK)を手掛けた三谷幸喜が描く、鎌倉幕府誕生を背景に展開された権力の座をめぐる予測不能のエンターテインメント。“鎌倉殿”とは鎌倉幕府将軍のことで、主演を務める小栗旬が演じるのは、源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした2代執権・北条義時。鎌倉時代、頼朝の天下取りは13人の家臣団が支えていた。頼朝の死後、彼らは激しい内部抗争を繰り広げるが、13人の中で最も若かった義時が最後まで生き残り、ついに権力を手中に収める。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描き出す。
記者会見情報
三谷幸喜が脚本を担当し小栗旬が主演を務めるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のオンライン記者会見が行われ、主人公・北条義時役の小栗をはじめ、新垣結衣、菅田将暉、小池栄子、大泉洋が参加した。小栗は三谷脚本について、「ここに必要なんだろうか?と思うところに面白さを入れてくる。演じる上では切り替えが難しいけど、人間らしいといえば人間らしいのかな。そういう部分も面白い」と印象を述べ、大泉から「小栗くんは北条家にはポンコツしかないと言っていた」と暴露されると、「本当にポンコツしかいないんですよ。義時がどうにかしないと、鎌倉幕府が成り立たないんです。劇中、僕はみんなから『どうにかしろ』って言われているんです。だから、(本作の)次の大河は『どうする家康』ですけど、『どうする義時』のタイトルでもいけたんじゃないかな」と発言し、会見を盛り上げていた。
第1話の見どころは、大泉さんの「はい」(小栗旬/北条義時)
第1話の見どころは、大泉さんの「はい」ですね。どこに登場するかは楽しみにしてください。大泉さん演じる源頼朝は面白い人として描かれていますよね。頼朝も義経(菅田)も底が見えないというか、一緒にいても本当はこの人たち何を考えているんだろう?というところが、2人に共通しているところがあって、そこが静の頼朝と動の義経と共演していて楽しいですね。僕はその2人に振り回されているだけなんですけどね(笑)。それぞれ皆さんが演じているから、それぞれ皆さんの要素がその役に反映されている部分もあるし、その人の顔を思い浮かべて書かれている三谷さんの脚本だからこそ、確実にそれぞれ皆さんが持っているキャラクターが生かされているんだなと思います。歴史上、去りゆく人たちがいるじゃないですか。その人たちが今回みんな格好いいんですよ。散り際というか、それを見ると本当にいいなと思うんですよね。倒しちゃいけない人を倒したんじゃないか?と思うんですよね。
撮影をこっそりのぞいていました(新垣結衣/八重)
大河ドラマ自体が初めてで、三谷さんの作品も初めてですが、理解しやすい本を読ませてもらっているなと感じます。歴史を動かしてきた人を描いているので、格好いい部分だけでなくコメディー要素でダメな部分、人間らしい部分を描いているのではないかなと思います。大河ドラマ以外でも、三谷さんの作品はそんなふうに感じています。(小栗から「(八重と)関係ないシーンをこっそりのぞいているのを見かけた」と言われ)(大河は)初めてのことで、流れも全然分からないので、少しでも情報を収集したい気持ちと、(皆さんと)お会いできないシーンもあるので、一足早く見られるのはラッキーだなと思いながら、のぞいていました。(八重の雰囲気が新垣と共通すると言われるも)私は似ていると思わなかったです。いろんな場所に大切なものがある複雑な人で、でも大切なものを守ろうとして、どれが一番大事なものなのかを譲歩しながら探りたいという気持ちは一緒だなと思います。ですが、あんなに強いかな? しっかりしてるかな? めっちゃ動じてます。今も顔が赤くなってます。
人と人をつなぐ義時と小栗さんは似ている(菅田将暉/源義経)
台本はめっちゃ楽しいですよ。コメディーにも見えるし、シリアスにも見えるし、現場の調和でどっちにでもなる感じがすごく楽しいです。登場人物たちの英雄になる前の姿、英雄たちのダメなところが描かれているから、ファンキーで楽しいですね。小栗さんは周りを巻き込むタイプの人だと思いますが、義時と似てる部分でいえば、誰かと誰かの架け橋になっていることがすごく多くて、人と人をつなぐ義時と小栗さんの既視感はありますね。第1話は、これからいろんなことが始まるんだなと思えて、それぞれのキャラクターが立っています。少ない秒数にいろんな情報があるので、細かく見ると面白いと思います。(第1話では馬上で逆立ちするシーンがあり)最終的には片手でいけました。頑張ってトレーニングしました。ぜひ見てください(笑)。「八艘(はっそう)飛び」は2年かな。2年以上かけてトレーニングして撮影しています。大よろいを着て飛び回るのは2年要りますよね。義経の身体能力を表現するために、いろいろなお力を借りています(笑)。
意外に気が小さいところが共通点(小池栄子/北条政子)
(小栗)旬くんには受け止めてくれる大きさを感じます。自分が自分がというより周りのことを考えている、でも甘えん坊な感じもする。人と人との縁を作っているイメージはありますね。「三谷さん、さすがだな」と思ったのは、(政子が)決断するまでにうじうじしたりとか、動揺が顔に出る感じとか、私の世間のイメージはしっかり者に見られるけど、そうでもなく、私自身が意外に気が小さいところを細かく見ているなと思います。ガッキー(新垣)は私のことを「かわいらしいですね」って言ってくれるの。「動揺が顔に出ていてかわいいです」って。その時点でもう負けですよね(苦笑)。第1話では、旬くんの馬で駆け抜けるシーンがとても格好よかったです。大河が始まるんだっていう見応えがありました。昔の女性はもっと男性の影に隠れているのかと思っていたので、この時代は、女性が男性に対等にものを言うのが意外でした。私以外の女性もそうですが、みんな強いんですよ。だから女性も活躍できるいい時代だなと思います。
僕は小栗旬に振り回されている気がする(大泉洋/源頼朝)
ここまで源頼朝を面白く描いた人はいないんじゃないかな。後半がシリアスになっていくので、序盤は楽しいホームドラマみたいな感じでもいいのかな。劇中、義時は頼朝に振り回されていますが、実際には僕が小栗旬に振り回されている気がします。義経は異常にかわいい。菅田くんだからかわいいのかな。(菅田から大泉は「俺の方がかわいいからな」って、謎の勝負をしてくると暴露され)そういうのが見出しになって出ちゃうからやめて。頼朝は義経がかわいいんですよ。そう思うには、十分すぎるかわいさが義経にはありましたね。へたしたらガッキーより若干かわいいんじゃないかな。
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