「理想ノカレシ」大政絢の“リアルアラサー感”と佐藤大樹の“年下わんこ感”が早くも話題!2022/05/31
TBSでこの春からスタートした新たな深夜ドラマ枠「ドラマストリーム」で、2作目となる「理想ノカレシ」が5月31日からスタート。本作は、「TBS連ドラ・シナリオ大賞」第4回大賞受賞者の渡邉真子さんが原案、第5回の入選者である木村涼子さんが脚本を担当。2人の若手女性脚本家がタッグを組み、アラサー女性のリアルな恋愛観と、こんなことがあったら… という夢のような恋愛模様をオリジナル脚本で描きます。
仕事をバリバリとこなす “ハイスペック女子” の主人公・小野寺優芽子を演じるのは、モデルや女優としてはもちろん、「日曜日の初耳学」(同系)ではMCを務め、幅広く活躍する大政絢さん。優芽子は、外ではデキる女風でキメていますが、家では家事もファッションも適当な残念女子。中でも恋愛には超不器用で、いまだに高校時代の初恋の相手が理想の男性だと思い続ける“夢見る夢子”です。そんな優芽子の“初恋の人”にそっくりで、ミステリアスな青年役を演じるのは、佐藤大樹さん。佐藤さんは、優芽子の初恋の相手であり王子様のような男子高校生・神宮寺望役も同時に務め、本作で初めて1人2役に挑戦しています。
第1話は、優芽子の私生活の様子が分かるシーンからスタート。洗濯物は取り込んだまま、服は脱ぎっぱなしの部屋で、優芽子はフェースパックをしながら読んでいた漫画を抱えて寝落ち。大政さん演じる優芽子のアラサー女子感が絶妙で、つい手を抜いてしまう家事や、生活感満載の様子に親近感が湧くこと間違いありません。記者が特に共感したのは、靴を履いた後に室内に忘れ物をしたことに気付き、膝立ち歩きで取りに行く描写。何度やったことか…(笑)、と思いながら優芽子のリアルな生活感にひき込まれてしまいました。
家ではズボラだけどバリキャリ女子の優芽子は、ある日、同僚の女性たちから、元同僚で彼氏の澤村一太(生島勇輝)が婚約指輪を買っていたと聞かされ、目前に “結婚” の2文字が迫ります。しかし、優芽子の心の中には、17歳でやっと訪れた初恋相手の神宮寺望の存在が…。親友の江崎友実(瀬戸さおり)に相談する優芽子ですが、友実からは、現在の神宮寺には当時の見る影もない上、初恋が美化されているだけだと現実を突きつけられてしまいます。それが分かっている優芽子も、一太からのプロポーズにちゃんと応える心構えをします。
そんな折、優芽子は部下の大島佐弓(大谷凜香)が起こしたミスをリカバリーするため空港へ。すると、チェックインカウンターで大騒ぎする謎の青年に遭遇します。荷物をぶちまけながら大慌てでチケットを探す青年を見かねて優芽子が声をかけると、その青年はなんと初恋の相手・神宮寺にそっくりだったのです。
さらに、次々とトラブルに見舞われる優芽子。プロポーズされると思っていた彼氏からはこっぴどく振られ、職場の後輩にも裏切られてしまいます。傷心の優芽子でしたが、佐藤さん演じる初恋の人とうり二つの青年と出会い、彼女の日常はジェットコースターのように大きく揺れ動き始めることになります。
ParaviやU-NEXTでは、地上波放送の1週間前から見られるということで、5月24日の初回配信直後には、さっそく多くの反響がSNSに寄せられました。「第1話からキュンキュンが止まらない!」「疲れが吹っ飛んだ!」の声や、「佐藤さんの年下わんこ感がたまらない!」など、「Liar」(MBSほか)で演じたイチ役とのギャップも話題。「役柄の振り幅がすごい!」と言及するファンの声も多く見られました。作中では、優芽子視点のカットもあり、こちらを見つめる謎の青年の視線に、きっと優芽子と同じドキドキを味わえるでしょう。第1話の記者のイチオシポイントは、優芽子の仕事モード時のキリッとした表情と、神宮寺くんを思い出してベタぼれ状態になっている時の表情のギャップ。普段は心(しん)の強い女性が見せる、女の子らしい表情がかわいいと思えるシーンでした!
また、オリジナルラブストーリーのため、先が読めないドキドキの展開も魅力の一つ。韓国ドラマのような夢のような設定の物語が、忙しい毎日や、つらい現実を乗り越えるパワーを与えてくれます。初回は5月31日から。同枠で放送していた「村井の恋」とのコラボにも注目。ぜひチェックしてみてください!
【番組情報】
「理想ノカレシ」
TBSほか
火曜 深夜0:58〜1:28
TBS担当 A・M
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