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小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎が「競争の番人」の“ダイロク”メンバーで出演2022/05/24

小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎が「競争の番人」の“ダイロク”メンバーで出演

 小池栄子、大倉孝二、加藤清史郎が、フジテレビ系で7月にスタートする系続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。

 原作は、現在同系で放送中の“月9”ドラマ「元彼の遺言状」の原作者・新川帆立氏による同名小説で、同じ原作者の作品を2クール連続で放送するのは異例のケースとなる。ドラマは公正取引委員会を舞台に、天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(坂口健太郎)と、実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(杏)が、公正取引委員会・第六審査、通称・ダイロクの職員として、独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく凸凹バディのエンタメ・ミステリー。

 小池が演じるのは、小勝負や白熊が所属する公正取引委員会・第六審査の主査という役職で、ダイロクメンバーの頼れる上司・桃園千代子。役柄について、「性格的には“姉御肌のツッコミタイプ”という気がしています。仕事、捜査的な部分以外のところでキャラクターの肉付けをしていきたいので、いただいた台本を読みながら模索しています(笑)。でも、私がこうしたいと考えるよりも、ご覧いただく皆さんに“桃園ってこういう人だよね”とそれぞれに思っていただけるような、ある意味でつかみどころのない自由な人物でいたいとも思います」と語る。

 また、坂口と杏との共演には「坂口さんは思っていた以上に、それこそ小勝負のようにつかみどころがないです。本心がどこにあるか分からない感じが、セクシーでいいなと思います。杏さんは以前から私が思っていた通りの、すごくチャーミングな方です。汚れのない少年のような雰囲気なので、一緒にものを作る時の苦しさや楽しさを年齢差を感じることなく私からも吐き出せてしまう包容力がありますね」と明かしている。

 大倉が扮(ふん)するのは、ダイロクのキャップ・風見慎一。立ち入り検査などで現場を仕切るリーダー的立ち位置だが、小勝負や白熊に現場で勝手な行動をされたり、トラブルを起こされたりと部下に翻弄(ほんろう)される。大倉は「僕はまず企画書をいただいた段階で “自分にできるかな?”“向いているかな?”ということを考えるのですが、企画書で風見の人物像を読んで、“僕でよければ”やらせていただきたいと思いました。自分は“お堅くはない”世界で生きてきたもので(笑)、公正取引委員会という“お堅い”仕事をしている人物を演じる時に、僕が演じることで、リアリティーというか、そういうところで働く方に見えるのか?というのが一番気にかかりました。でも、いただいた風見というキャラクターは、お堅く見えるところと抜けているところの両面があるので、これならばやらせてもらえるなと思いました」とオファーを受けた際の心境を話す。

 加えて、主演2人との共演には「お二方とも共演するのは初めてです。僕に言われたくはないでしょうけど、何せお二人とも背が高い! 僕と3人で並ぶと“特殊なチームか?”と思ってしまうほどです」と笑いつつ、「印象としてはお二人とも、とてもサッパリしていていい意味で変な癖もないので、スッと現場に溶け込める雰囲気がありました。だからこそ、現場の雰囲気もいいのではないかと思います」と信頼を寄せている。

 そして、ダイロクの審査官・六角洸介役を務めるのが加藤。育ちのいいお坊ちゃんで、新人の白熊に明るく元気に公取委の仕事を教えるムードメーカー的存在だ。“月9”ドラマ出演に、加藤は「“月9”枠ドラマへの出演は13年ぶりで、その時はゲスト出演でした。ですのでレギュラー出演は経験がなく、憧れもあったのでオファーをいただけたのは役者としてうれしく思いました。また、今回は共演者の皆さんが僕よりも大人な方ばかりなのですが、その方々と同じ職業の役というのもありがたかったです。これまでの“誰かの息子”というのではなく、しっかりと働いて自立していて、年齢的にも実年齢より上の設定の役なので、そういうところでも皆さんの足を引っ張らないようにしたいなと思っています」と役どころも踏まえて、大いに喜ぶ。

 続けて、「杏さんとは映画『忍たま乱太郎』(2011年)以来の共演です。久しぶりにお仕事の場で再会できたのはうれしかったです。映画の時、僕はまだ小学生で、それ以来ですから。坂口さんは初めてなのですが、やはりテレビなどで見ていた方とご一緒できるのはありがたいことです。これはお二人に限らず、新しい出会いがあるたびに思うことですが、新鮮で楽しいです」と期待。「収録が進むにつれて、ダイロクメンバーの関係が少しずつ出来上がってきていて、居心地がいい現場です。大人な皆さんにかわいがっていただいているというのもありつつ、僕自身も今回は大人としていなければいけません。そこは今までの現場と違うかもしれないですね。子役としてではなく、大人の役者として現場にいるということは、ほんの少しの違いですが、とにかく先輩方には本当に学ぶことが多いです」と撮影の雰囲気を伝えている。


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