宇野昌磨、鍵山優真らがゲスト出演!「プリンスアイスワールド2022-2023 横浜公演」スペシャルリポート2022/05/09
4月29日~5月5日(5月2日は休演)に、神奈川県・KOSÉ新横浜スケートセンターで「プリンスアイスワールド2022-2023 in YOKOHAMA『Brand New StoryⅢ』~Our Compass~ 横浜公演」が開催されました。その初日公演から、プリンスアイスワールドチームと2幕のゲストスケーターの演技をリポートします。
「未来へと繋がる新たな道標」をテーマにした「Brand New StoryⅢ」は、2019年春にスタートした「Brand New Story」の最終章。最大の見どころは、日本で唯一のプロスケーター集団であるプリンスアイスワールドチームが見せるシンクロナイズドスケーティングで、今回も趣向を凝らした多彩な演目で観客を楽しませました。
森山直太朗さん歌唱の「さくら(独唱)」は、スケーターたちが桜の花びらのようにリンクを舞う美しいプログラム。
赤いドレスを身にまとった7人の女性スケーターたちによる「My Angel」。情熱的なダンスが印象に残ります。
続く「Centurise」は、男性スケーターたちがローマの戦士のような衣装で登場。バックフリップなど、ダイナミックな技を次々と披露しました。
そして、第1幕のラストを飾ったのは、和風のプログラム「Japanesque Ⅲ(座頭市)」。三味線や太鼓の音に乗せた大迫力の群舞やストーリー仕立ての殺陣など、見どころ満載です。
第2部。ゲストスケーターの本田武史さんは、熟練のスケーティングで「Fall On Me」のメロディーを繊細に表現。クライマックスでは、代名詞といえる壮大なイーグルを披露しました。
続いて登場した友野一希選手は、’21-’22シーズンのショート「ニューシネマパラダイス 愛のテーマ」を。トリプルサルコウやトリプルアクセルなどジャンプを次々と決めつつ、指先まで神経の行き届いた演技で観客を魅了しました。
鍵山優真選手の演目は、’21-’22シーズンのショート「When You’re Smiling」。軽やかなジャンプや伸びやかなスケーティングは、爽快感たっぷり。公演後の会見では「昨年初めてプリンスアイスワールドに出させてもらい、プリンスアイスワールドのおかげでいろいろな成長ができたと感じました。今年も出させてもらえることがうれしいです」と話し、新たなシーズンへ向けて「楽しみつつ、いろんなことを挑戦していけたらいいな」と笑顔を見せました。
ブラックのドレスで登場した荒川静香さんは、レディー・ガガさんの「Always Remember Us This Way」を披露。優雅なスパイラルやスピン、レイバック・イナバウアーに観客もうっとり。
ゲストスケーターのトリを務めた宇野昌磨選手は、ステファン・ランビエールさん振り付けによる’22-’23シーズンの新ショート「Gravity」をお披露目。先日行われたスイス合宿で作ったばかりということで、公演後の会見では「(曲の)強いところ、弱いところが音楽として明確に分かれているので、そういった部分を表現できたらと思っています」と意気込みを話しました。
続けて、プリンスアイスワールドチームによる「レクイエム、怒りの日」へ。最後は出演者全員がリンクに再集結し、「パイレーツ・オブ・カリビアン」「切手のないおくりもの」でショーを締めくくりしました。
7月15~18日には、「プリンスアイスワールド2022-2023 東京公演『Brand New StoryⅢ』~Our Compass~」が、東京都・ダイドードリンコアイスアリーナで開催されます。ゲストには、荒川さん、本田さん、鍵山選手、坂本花織選手らが出演予定。公演の度に進化する「プリンスアイスワールド」から、今後も目が離せません! 最新情報は公式サイトをチェックしてください。
撮影/麻生えり
【番組情報】
「プリンスアイスワールド2022 横浜公演」
BSテレ東・BSテレ東4K
5月29日 午後2:00~4:00
<解説>町田樹
関連リンク
この記事をシェアする