Travis Japan松倉海斗が“和の心”を感じる瞬間とは?「和風総本家」2度目の出演2019/01/13
11月21日にテレビ東京系で放送の「二代目 和風総本家」(午後9:00=テレビ大阪制作)のテーマは、「歩いて発見! 気になる東京学 山手線編」。JR山手線の駅を六つピックアップ。今回2度目の出演となるTravis Japan・松倉海斗に、収録を終えての感想や“和の心”にまつわるエピソードなどを聞いた。
──夏の放送に続いて、2回目の出演となりましたが、収録を終えて、どうでしたか?
「ファンの方はご存じの通り、僕、あんまり知識がないので(笑)。知りたいことばっかりだし、知らないことを吸収できるっていうのは、なんかちょっと物知りになった気分になれるので、純粋に楽しいですね」
──前回出演した際は、Travis Japanメンバーも見てくれましたか?
「見てくれていました。『すっごいバカしてたね。でもよかったよ』とか、『爪痕は残ってるんじゃない?』とかって言われました(笑)」
──クイズの回答で「爪」という字を間違えてしまいましたよね(笑)。
「そうなんですよ。隣に橋爪(功)さんがいらっしゃるのに爪の字を間違えてしまって…(笑)。おかげさまで、もう覚えました! 出演させていただくと、学ぶことがいっぱいある番組だなと思います」
──今回はテーマが「歩いて発見! 気になる東京学 山手線編」ということですが、クイズは大丈夫でしたか?
「山手線はよく使っているんですけど、今回も難しかったですね、やっぱり。でも、山手線の各駅の名前の由来だとか、詳しいことを勉強して、全駅制覇したいなと思ったので、もし山手線編の第2弾や第3弾をやることがありましたが、(スタジオ内にいる番組制作スタッフにアピールするように、見渡しながら)ぜひ出演させていただきたいなと!(笑)」
──収録では神田、原宿、秋葉原などいろんな駅が出てきましたが、気になるところはありましたか?
「有楽町のガード下の『けむり横丁』ですね。ああいう昔ながらの雰囲気の場所には行ったことがないですけど、そこに集まっている見知らぬ人たちが、狭さがゆえに輪を広めていく、っていうのもすてきだなって思いました」
──いつか、行ってみたいですか?
「そうですね。人見知りではあるんですけど(笑)、ああいう雰囲気なら大丈夫かもしれないですね」
──原宿駅のパートでは、ジャニー喜多川さんが少年たちに野球を教えていたという、ワシントンハイツ(在日米軍施設)の話題も出ましたね。その少年たちの中から、初代ジャニーズが誕生したという。
「そうなんです! ワシントンハイツのことは、以前出演していた舞台『ABC座 ジャニーズ伝説』で役を演じるにあたって、どこからどこまでがワシントンハイツで…などと少し勉強をしたことがあったので、ほかの街では知らないことばっかりだったんですけど、その時だけはちょっと得意げになれましたね(笑)」
──街歩きがテーマでしたが、お気に入りの街歩きスポットはありますか?
「全然山手線じゃないんですけど、湘南の海沿いですね。神奈川県出身で、海に近いんですけど、そこを走ったり、歩いたり、自転車をこいだりしにいくと、すごいパワーをもらえるんです。穏やかにもなれるし、癒やされて、リフレッシュできますね」
──いつ頃から行っているんですか?
「小さい頃から海は好きで行ってましたけど、歩いたりするのが好きになったのは最近ですね。小さい頃はにぎやかな場所も好きだったんですけど、ちょっと年齢を重ねて、今はより一層、自然に囲まれている場所とかが好きっていうのはありますね」
──では、そのあたりのことを番組で取り上げる回があったら、ぜひ出演したいですね。
「そうですね! 湘南のことは知っていることも多いので、もし出させていただけるなら、司会の前田吟さんの隣に座らせてもらって、クイズ出しちゃう、みたいなこともできたらうれしいなって(笑)」
──ところで、「二代目 和風総本家」は“和の心”を伝える番組ですが、“和の心”を感じるのはどんな瞬間ですか?
「うーん…お香を焚いてる時とかですかね。家でよく焚くんですけど、すごく好きなんですよ。落ち着くっていうか、穏やかになれて、リセットできるので。あとは堂本剛くんのライブDVDです。奈良の東大寺でやっていたライブなんですが、もう雰囲気が和、日本って感じで、すごくよくて。あと古着とかも好きなんで…あ、古着は和じゃないか(笑)。でも、和柄のものを買う時もありますね」
──Travis Japanは、グループ名に“Japan”とあるので、グループ活動をしている中でも“和の心”を感じることもありそうですが、どうでしょうか?
「本当にそうですね。それを背負って世界に羽ばたいていきたいなっていうのはもちろんあります。今後、和をもう少し取り入れた演出とかもいろいろできたらなっていうのもあります」
──現在、公演中の舞台「虎者-NINJAPAN-」も、まさに和ですね。
「そうなんです。テーマが忍者なので、そういう部分ももっと追求していきたいですよね」
──「虎者-NINJAPAN-」で、特に意識している“和”はありますか?
「やっぱり忍者なので、忍者の走り方みたいなのは追求しました。今回をきっかけに忍者の世界を描いた少年漫画を読み始めたんです。それで勉強したことを取り入れてますね。自分で勝手にやっているだけなんですけど、舞台袖にはける時とかも普通に走るんじゃなくて、忍者っぽさを意識してやっています」
──構成・演出を手がける滝沢秀明さんは、NHK大河ドラマ「義経」や、主演舞台「滝沢歌舞伎」などで和に精通されている方ですが、何かアドバイスされたことなどはありますか?
「お芝居もあるんですが、滝沢くんに『セリフの言い回しが現代っ子っぽい』って言われました。やっぱり、その時代背景に合ったセリフの言い回しがあるんだなって感じましたし、もっと勉強しなきゃなって思いました」
──ちなみにメンバーの中で一番、“和の心”を持っているのは誰ですか?
「(松田)元太じゃないですか。元太、最近は見ていないですけど、私服で着物とか着るんですよ。和柄も好きですし。あっ、でも結構アメリカンなものも好きだから、オールマイティーっていうことだと思うんですけど(笑)。でも、着物を私服で着るってうのはすごいなって」
──松倉さんもファッションが好きですし、おしゃれだと思いますが、そんな松倉さんでも「すごい」と思うんですね。
「ホントですか? ありがとうございます。でも僕は着こなせないなーって。すごいなぁ、奇抜だなぁと思いつつ、和の心もちゃんと背負っていて、かっこいいなって思います」
──では、最後に今回の番組で、松倉さんご自身の見どころを教えてください!
「やっぱり、“目”ですかね。モニターを見ながら、勉強しようっていう姿勢とか表情とかって、僕と同じ学校とかに通っていないと、普段見られないじゃないですか(笑)。たまによく分からなくて、ちょっとしかめっ面になってる時とかもあるかもしれないですし、学んでいる時の素の反応は見どころじゃないかなと思います。なので、僕のファンの方には、まずはリアルタイムで見ていただいて、録画もしてもらって、あとからワイプだけ見るとか(笑)、何回も見ていただけたらうれしいです!」
【プロフィール】
松倉海斗(まつくら かいと)
1997年11月14日生まれ。神奈川県出身。ジャニーズJr.内のユニット・Travis Japanのメンバーとして活躍中。メンバーカラーはオレンジ。現在、舞台「虎者-NINJAPAN-」に出演中。
【番組情報】
「二代目 和風総本家」
テレビ東京系
木曜 午後9:00~9:54
取材・文/四戸咲子
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