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かまいたち・濱家隆一&生田絵梨花が音楽番組「Venue101」のMCに就任2022/03/14

かまいたち・濱家隆一&生田絵梨花が音楽番組「Venue101」のMCに就任

 NHK総合では、4月9日から新音楽番組「Venue101(ベニュー・ワンオーワン)」(土曜午後11:00)がスタート。そのMCをかまいたち・濱家隆一と生田絵梨花が務めることが発表され、2人がオンラインでの取材会に出席した。

 同番組は「土曜23時、ライブが生まれる」をコンセプトに、最新の音楽トーク&パフォーマンス、質の高い音楽情報、そして生放送ならではの、SNSをフル活用した視聴者とつながる企画で、若い世代に音楽を届けていく。

 まずは、「お笑い以外のお仕事をさせていただけるのは、とてもうれしいこと。とにかくお役に立てるように頑張りたいと思うのと、アットホームな感じで、僕らにしか出せないような雰囲気で、アーティストの方を掘り下げていければいいなと思います」(濱家)、「昨年末にグループ(乃木坂46)を卒業して、ちょうど1人立ちした時にこれからどうやって音楽と関わっていこうか悩んでいた時に、このお話をいただいて。まさか自分が出る側ではなくて、お招きする側になるとは思っていなかったので、本当に驚きだったんですが、たくさんのアーティストの方と関わっていけると思うので、学ばせていただきながら、大切に務めていけたら」とそれぞれ抱負を述べた2人。

 しっかりとした共演は今回が初めてだという濱家と生田。取材会前に行われた写真撮影時から、カメラマンの指示に2人で大笑いしたりといい雰囲気だったそうで、濱家が「撮影がめちゃくちゃ楽しくできたので、初対面の緊張はなかったですね」と言うと、生田も「(濱家は)こちら側が笑っても大丈夫なような柔らかい空気感をまとっていらして、なおかつ、こうした方がやりやすいよねとか、頼もしさも既に感じているので、楽しみだなって、今日ご一緒してより思いました」と相性は抜群な様子。撮影では、カメラマンから「『生田さんはもう少し正面を向いて、濱家さんは正面を向かないで』と言われたことがツボに入った」と明かした。

 また、テレビの生放送で音楽を楽しむ醍醐味(だいごみ)としては、「やっぱりライブじゃないですかね」と答えた濱家は、「今、何が起こるのか分からないというライブ感を伝えたい」とコメント。生田は「グループで出演している時も、その番組ならではの照明だったりセットだったり、カメラワークの違いが出演している側も毎回新鮮。ファンの方も、『この時のこれが最高』という褒め方をしてくれることがあるので、それは番組で見ることでしか感じられない魅力で。アーティストのファンの方は楽しみにしてくださっているところだと思うので、その魅力にしっかり私たちも参加して、発信していけたらいいなと思います」と自らの経験を基に語り、生田のパフォーマンスが見られることもあるのかと尋ねられると、「今は持ち曲がないので…。でも何かしら演奏したり歌ったりはしたいなと思っています」と控えめに話していた。

 さらに、司会として乃木坂46のメンバーを迎えることがあった場合について問われると、「意外とグループ在籍中は、MCや回し的なことをやったことがないんです。どちらかというと、話に乗っかっていくみたいな感じだったので、メンバーが来てくれることがあった時は、『いくちゃん、しっかりしたな』って思ってもらえるように。そこまでにMCとしての力をつけられたらいいなと思いますし、同時にグループだとしゃべるターンが回ってきた時に緊張したり、入りたいけど入り損ねたみたいなことが結構あったりするので、そこをみんなが安心して話せるような存在になれたらいいなと思います」と力を込めた。メンバーとのコラボの可能性については、「卒業した身なので、私が入るのはおこがましいです。乃木坂46に関しては単純に見たいですね。外側から見ることはまだ体験したことがないので」と司会の立場として見守りたいと、ほほ笑んだ。

 また、音楽番組の中で、お笑い芸人らしさをどのように出していきたいかという質問に、濱家は「相手側が芸人ではなくアーティストさんなので、おふざけ一辺倒は違うなと思っていて、堅くなりすぎずに、アーティストさんがしゃべりやすい、いくちゃんも楽しい!みたいな雰囲気作りをするのが、僕の仕事かなと思っています。今日しゃべってみた感じだと、笑いはいくちゃんがとってくれそうな気がしたので、いくちゃんを笑かしていくスタンスもいいかも」と司会としての展望を語った。

 理想の司会者像は「いすぎて困る」と悩んでいた濱家だが、「同じ会社でいえば、(明石家)さんま師匠とか尊敬するし、名前を挙げ出したら全員挙げなきゃいけないので、逆にダイアン・津田(篤宏)さんのようにだけはなりたくないです(笑)」と旧知の仲の津田の名前を出して、場を盛り上げる。生田は、乃木坂46時代の冠番組で共演していたバナナマンの名前を挙げ、「10年間お世話になっていましたし、カメラが回っていないところでもスタッフさんも交えて一体感を作って、『みんなで笑おうぜ』という空気感がすごいある方々なんです。私たちもそこにいると自然と笑えるし、緊張がほぐれて、すごく尊敬しています。自分にはまだまだそんな力はないですが、少しでもそんなふうになれたらいいなと思います」と意気込んだ。


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