佐藤隆太、石野真子、板尾創路、西村和彦、本仮屋ユイカが「パンドラの果実」でディーン・フジオカと共演2022/03/09
ディーン・フジオカが主演を務め、日本テレビ系で4月23日にスタートする連続ドラマ「パンドラの果実～科学犯罪捜査ファイル～」（土曜午後10：00）に、佐藤隆太、石野真子、板尾創路、西村和彦、本仮屋ユイカが出演することが分かった。
ドラマの原作は、中村啓氏の「SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦」（光文社文庫）。最愛の妻を亡くした警察官僚・小比類巻祐一（ディーン）と、科学界を離れた天才科学者・最上友紀子（岸井ゆきの）が、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当し、科学犯罪対策室に託された法整備や警察機構の対応が追いついていない“不思議で不可解な事件”を、科学捜査ではなく、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。本作は、日本テレビ×Huluと共同製作ドラマとして、4月の地上波放送はSeason1・全10話で完結。その後、HuluオリジナルのSeason2・全6話がHuluで独占配信される。
佐藤が演じるのは、小比類巻の大学時代の後輩・三枝益生。厚生労働省のキャリア官僚で、現在は課長職。人の懐に入るのが得意で、小比類巻とは家族ぐるみの付き合いがあり、小比類巻の頼みを受け、さまざまな貴重な情報を提供する役どころだ。
佐藤は「羽住（英一郎）監督が指名してくださったということで、まだ台本もない状態ではありましたが、すぐさま出演を決めました。とにかく監督の期待に応えられるよう頑張りたいと思います。ディーンさんと岸井さん、そしてユースケ（・サンタマリア）さんも以前共演させていただいたことがあり、大好きな方々なので現場で一緒にお芝居できることがとても楽しみです。 緊張感が続く作品ですが、三枝が登場するシーンではまた違った空気が生まれるように、楽しんで演じたいです」と意欲満々だ。
本仮屋は、娘を出産後に意識不明になり、亡くなってしまった小比類巻の妻・小比類巻亜美役を務める。命と引き換えに産んだ娘を一度もその手に抱くことなく、幸せな成長を祈り、夫へ託した役柄だ。
本仮屋は「2011年に公開された映画『ワイルド7』でご一緒させていただいた羽住チームと、またご一緒できることに大変感激し、光栄に思っております。そして主人公、小比類巻が事件解決や科学の進化を諦めない強い原動力となっている存在、妻・亜美を演じられるのはとてもうれしいです。見てくださる方が『亜美が目覚めてほしい！ 奇跡が起きますように！』と願ってやまないキャラクターになるように、ディーンさんと一緒に生命力と愛と輝きに満ちたシーンを丁寧に積み重ねていきたい、と思っております」と抱負を述べている。
さらに、小比類巻の義母である四宮聡子役を石野、科学犯罪対策室発足の後押しをした警察庁刑事局長・島崎博也役を板尾、たたき上げのノンキャリア刑事で、科学犯罪対策室の捜査に振り回される警視庁捜査一課長・葛木信介役を西村が務める。
石野は「ディーン・フジオカさんが演じる小比類巻祐一の義母で、亡くなった一人娘の代わりに子どもを育てています」と役柄について触れ、「遠くて近き未来のような最先端科学犯罪事件が起きる中、ほっこりあったかい日常シーンも感じていただければうれしいです。そして『パンドラの果実』とはなんだろう。何が実を結ぶのでしょうか。皆さまも毎週ドキドキしながらお楽しみください」とメッセージを寄せる。
板尾は「ワクワク、ドキドキがすごいです！ 私の少年心をくすぐる、今期一番楽しみなドラマです。子どもの頃に目を輝かせて見た『怪奇大作戦』を彷彿（ほうふつ）とさせる名作となるよう、全力で演じさせていただきます。岸田森という俳優が憧れであり、目標です」と意気込みを語る。
西村は「少し前までなら近未来の話だったが、今や先端科学との共存が当たり前となり、そしてそこに危険と恐怖が潜んでいる、より現実感を覚える台本だと思いました。その中でも一課は旧式な体制を引きずっている部署で、葛木はたたき上げのプライドから来る威圧感を持って演じなきゃなと思いました。個人的には圧の強い人は、苦手ですが（笑）、とにかく、この難しいであろう撮影を（特に第1話のロボットとの絡みとか）どんなふうにみんなで作り上げていくのかが楽しみでなりません」と期待を持って撮影に臨んでいる。
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