今夜、ついに花枝と芦田に“期限”が迫る…! 「ファイトソング」第8話2022/03/01
いよいよ物語が後半に突入した火曜ドラマ「ファイトソング」(TBS系)。2021年にNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロインを務めた清原果耶さんが主演を務め、空手の日本代表を目指す主人公・木皿花枝を演じています。花枝は児童養護施設で育ち、持ち前の明るさとスポーツ根性であらゆる逆境を跳ね飛ばしていくポジティブな役どころ。そんな花枝が、ひょんな事から出会ったミュージシャンの芦田春樹(間宮祥太朗)と、幼なじみの夏川慎吾(菊池風磨)との三角関係の恋を繰り広げていきます。
脚本は、連続ドラマ「この世界の片隅に」(同系)や映画「いま、会いにゆきます」など数々の名作を世に送り出し、19年に紫綬褒章を受章した岡田惠和さん。さまざまなラブストーリーを届けている火曜ドラマ枠で、岡田さんが不器用な3人の若者たちによるじれったくて切ない、けれどどこか笑えるヒューマンラブコメディーを紡いでいます。
先週放送の第7話では冒頭15分にわたり、ずっと抱えていた自身の病気のことを打ち明けた花枝。“家族”同然のみんなの前で初めて涙を見せ、磯辺直美(稲森いずみ)も慎吾も泣きながら花枝の告白を受け止めました。清原さんの迫真の演技、そしてみんなの温かさに励まされる花枝の様子が視聴者の涙を誘いました。翌日、花枝の様子を心配した芦田があさひ学園を訪れた頃には、すっかり元気になってなぜか鬼のコスプレをした花枝が登場し、シリアスなシーンから一転、クスッとほほ笑ましいシーンに。
さらに、芦田が実家から届いた食材を持参したことで、花枝、芦田、慎吾、萩原凛(藤原さくら)は花枝の部屋で鍋パーティーを開催することになります。芦田は、幼なじみ3人の気心知れた雰囲気をうらやましく感じ、ついその思いをこぼすと、いとおしさを感じた花枝から「キスしてもいいですか? します!」と、かわいらしい積極的展開に! 恋愛初心者の2人の好きの気持ちがあふれた初々しい初キス&その後の照れるシーンに、視聴者からは「こういう胸キュン求めてた!」「無意識に手をたたいてた」などの声も上がっていました。
話数を重ねるごとに注目が集まる慎吾&凛の関係性では、慎吾の「捉えどころのないところが(俺の)魅力?」という質問に対し、凛は普段の強気な返しから一転「…そうかもね」と素直な言葉を告げ、その後7秒間見つめ合うシーンも。視聴者からも「さすがに凛の気持ちに気づいて…」「凛ちゃんなりに今回わりと頑張ったよ?」など、凛の片思いの健闘を讃える声が多く見られました。
第8話(3月1日放送)あらすじ
芦田(間宮)が出演するラジオの公開収録中に倒れてしまった花枝(清原)。それを機に花枝は手術の日、つまり芦田とのお別れの日が迫っていることを実感。一方、日に日に花枝への思いが募る芦田は、なぜ花枝は取り組みの期限にこだわるのか、その理由が気になり始めます。しかし、芦田がいくら尋ねても花枝はその理由をはぐらかすばかり。芦田の思いとは裏腹に、花枝は笑顔で「取り組みの最終日にお別れ会をしよう」と芦田に提案します。そして、そんな花枝を見守る慎吾(菊池)は、花枝が本気で芦田を思っていることを誰よりも分かっていました。思い合う2人なのに、花枝は芦田に病のことを伝えないままでいいのかと思い悩む慎吾。そしていてもたってもいられず、芦田の家に向かってしまいます。それぞれの思いが交錯する中、ついにお別れの日がやってきて…。
【番組情報】
「ファイトソング」
TBS系
火曜 午後10:00〜10:57
TBS担当 A・M
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