星野源からコメント到着! Eテレの“やべー”番組「星野源のおんがくこうろん」2022/02/25
これまでに2回放送され、SNSなどで話題沸騰の「星野源のおんがくこうろん」(NHK Eテレ)。本番組は、歴史を変えた音楽家にスポットを当て、音楽を解説することが大好きなパペットの“かいせついん”たちと、楽しく音楽を学ぶ音楽教養番組。自身のラジオでも放送後の反響に触れていた星野さんに、音楽家に注目するようになったきっかけや、番組の見どころなどを伺いました!
──星野さんの視点や、かわいいパペットによる解説で、これまで触れることのなかった新しい音楽への興味が広がった方も多かったのではないかと思いますが、星野さんが感じた印象的だった反響はありますか?
「どちらの回もとても大きな反響で、J・ディラやジョージ・ガーシュウィンのことを知らない人からも、知っている人からも『すごく面白かった』と言ってもらえたのがうれしかったです。テレビ的なバラエティー要素を極力省いた構成にしたので、そこを喜んでくれる人が多かったのもうれしかったですね」
──ご自身が音楽家に注目して音楽を聴くようになったきっかけを教えてください。
「13歳でギターを始めた時、楽譜やTAB譜を読みながらギターの練習をするより、耳で聴いて自分で音を探して弾く方が早いことに気付き、楽曲をとにかく注意深く聴くようになったのがきっかけです。いろいろな楽器のサウンドの違いや、和音の構成の仕方などが理解できるようになってきて、編曲家や楽器、プレーヤーの違いで音楽は全く変わるのだということが分かり、どんどん楽しくなってきました」
──作詞・作曲・編曲すべてに携わる星野さんですが、音楽制作のどの工程に携わる時が一番楽しみがありますか? あるいは音楽制作のどんな瞬間に喜びを感じますか?
「頭の中の音をそのまま出せた時、とてつもない快感ですね。あとは、ある程度音ができてきて、歌詞を考えている時、イマジネーションが広がってとても楽しいです。最終的にはミックスダウンの時が一番いろんなものから解放されるので、楽しいですね」
──星野さんが最近、影響または衝撃を受けた音楽家はいらっしゃいますか?
「ボー・バーナムです」
──この番組をどういう方にご覧いただきたいか、どのように見ていただきたいかなど、あらためて視聴者の方へのメッセージをお願いします。
「この番組の目的は、視聴者の皆さんの音楽の感受性を“田おこし”することにあります。音楽のことが詳しくない人や、これからいろんな音楽を知っていく子どもたちに、音楽の種を植えるきっかけとなる番組にしたい。さらに、音楽って聴いているうちに守備範囲が狭くなっていってしまうものだと思うので、固まりそうな耳の土をほぐしてもらうきっかけにもなったらいいなと思います。この番組を通して、音楽や音楽家の面白さを知っていただき、どんどん皆さんの“好き”を増やしていってほしいと思います。この番組のタイトルにもある“こうろん”は、“好論”と“耕論”なのですから」
──ありがとうございました!
2月25日放送の第3回は「楽器が弾けない世界的ソングライター アリー・ウィリス」
「September」や「Boogie Wonderland」など、アース・ウィンド&ファイアーと数々のヒット曲を共作したことで知られるアメリカ・デトロイト出身のソングライター、アリー・ウィリス。楽器が弾けなかったという彼女が、どんな人生を歩んだのか、VTRや紙芝居で紹介。そして、彼女が携わってきたヒット曲を聴きながら、彼女の言葉やメロディーが持つ魅力を楽しく解説していきます。さらにアース・ウィンド&ファイアーの元メンバー、アル・マッケイの独占インタビューも。
【番組情報】
「星野源のおんがくこうろん」
NHK Eテレ
2月25日 午後10:30~11:00 ※第4回は3月11日
NHK担当・M
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