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赤楚衛二の「いいやられっぷり」を坂口健太郎が絶賛! 社会派復讐サスペンス「ヒル」完成報告会2022/02/08

赤楚衛二の「いいやられっぷり」を坂口健太郎が絶賛! 社会派復讐サスペンス「ヒル」完成報告会

 WOWOWで3月4日に放送・配信がスタートする「WOWOWオリジナルドラマ ヒル」(金曜午後11:00)の完成報告会が開かれ、Season1と2でそれぞれ主演を務める赤楚衛二と坂口健太郎が登壇し、撮影エピソードなどを語った。

 本作は、WEB・アプリで人気を博して話題を呼んだ、今井大輔氏による漫画「ヒル」「ヒル・ツー」(新潮社バンチコミックス)を連続ドラマ化。他人になりすましをされた⻘年が、他人に寄⽣する不法滞在者“ヒル”の存在を知り、彼らに果敢に立ち向かっていく社会派復讐サスペンスだ。2シーズン構成として、Season1とSeason2が、それぞれ6話ずつの全12話となる。ある日突然ヒルに日常を奪われ、無⼾籍者・ゾーカから復讐に協力してほしいと頼まれるユウキを赤楚が、“ヒル狩りのカラ”の異名を持つ伝説のヒル・カラを坂口が演じる。なぜ、ヒルたちが産まれてしまったのか? なぜ、彼らは社会から落ちこぼれてしまったのかを知り、彼自身もまた人としての本当の愛情に気付き、心の機微を取り戻していくさまを描いていく。 

赤楚衛二の「いいやられっぷり」を坂口健太郎が絶賛! 社会派復讐サスペンス「ヒル」完成報告会

 ステージに現れた2人は、赤楚が「父親が殺人犯で、世間から少し離れて静かに過ごしたいと思っている中、ヒルに身分を奪われるんですが、役作りのために携帯電話やテレビから少し距離を置きました。寂しがり屋なのでとても孤独でつらかったです」と役づくりに触れ、原作とドラマで構成の順序が逆になっていることについて、坂口は「Season1で普通に生きているユウキの世界を描くことで『ヒル』の世界を理解することができる。そこからSeason2でヒル中心の物語が展開されるので、とても入りやすくなっていると思います」と伝えた。

 また、3年ぶりの共演となった2人は、今作では互いが各シーズンの主演という形で共演したことに関して、「坂口さんは僕にとって本当に大きな背中でした。役柄も合間って、頼もしさと力強さが増しました。こうやって一緒に登壇させてもらえていることがとても感慨深いです。特に今回は、主演という形でバトンを渡させていただくので。Season1で飽きられたらSeason2にバトンを渡せない。とても重要な役でヒリヒリしています」と笑顔を見せ、坂口も「うれしいです。映像を見て、僕も感慨深いと感じました」と応じ、「あと、記者会見ってとても緊張するんですけど、今回は赤楚が一緒でとても安心しています。信頼しています」と言うと、赤楚もうれしそうにうなずいていた。

赤楚衛二の「いいやられっぷり」を坂口健太郎が絶賛! 社会派復讐サスペンス「ヒル」完成報告会

 しかし、実は共演シーンが少なかったということで、赤楚が「実際2日間くらいしか同じシーンがなくて。助けてもらうシーンがあるんですが、本当にかっこよかったです」と話すと、それに対して、坂口は「意外とアクションシーンが多くて。赤楚は基本ボコボコにされる役なんですけど、やられ方が本当にうまかった。やられるのって実は難しくて、やられる側がうまいと、やる側が映えるんですよね。本当にいいやられっぷりだったよ(笑)」と絶賛。加えて、赤楚が「追われてやられての繰り返しで、ずっとやり返したいと思っていました(笑)。特にヨビ役の栁俊太郎さんは、カメラが自分に向いていない時もずっと挑発してきて、本当に腹が立って…全力で向き合ってくれて感謝しています」と共演者の迫真の演技も明かした。

 さらに、「実は、真夏の撮影にもかかわらずカラは汗をかかないという設定があり…。ブーツに長袖なのに汗をかいてはいけなかったので、別の大変さもありました(笑)」と坂口が苦労を述べつつ、「ただ、チームのメンバー皆さんがとても真摯(しんし)に撮影に向き合っていて。チームのエネルギーを見て、この一員になりたいと思いました」と振り返った。

 また、ヒルは他人の家に住み着くということで、それにちなんで、部屋に関する質問も。好きな部屋のテイストやインテリア、アイテムなどを聞かれると、「大きい加湿器を購入しました」と言う赤楚に対して、坂口が「乾燥しているっていうのが、よく分からなくて…。ホテルに泊まると『乾燥してる』って話になるんですけど、感じないんです」と話し、「潤ってるんですね~」と赤楚が驚く場面も。ここで少々ズレた回答をしたことに気付いた2人は、「絵が飾ってある部屋っていいですよね」「植物があるのもいいですね」などと言葉を交わし、ほほ笑んでいた。

赤楚衛二の「いいやられっぷり」を坂口健太郎が絶賛! 社会派復讐サスペンス「ヒル」完成報告会

 最後に、赤楚が「Season1は普通の男の子が見る世界。僕の役を通してヒルの世界を感じてもらえれば。身近に感じるゾワゾワ感を楽しんでほしいです」、坂口が「身の回りで起きる“かもしれない”というのがこの作品の見どころだと思います。僕が演じるカラはヒルなので、やってることは褒められたものではないけれど、カラなりの正義がある。カラから出る拳が正義の鉄槌に見えるんです。Season1はユウキの逃亡劇、Season2はカラが見せる正義の鉄槌を感じてほしいです」と見どころをアピールしながら、メッセージをおくった。

 なお、ドラマでは、2人を取り巻くメインキャストのゾーカ役・吉川愛、ハコ役・飯豊まりえ、ヨビ役・栁、テトリス役・板垣瑞生、ロボ役・佐久間由衣、ヤシマ役・板尾創路、鈴木刑事役・小西真奈美らも登場する。

https://youtu.be/TjsvoAvsIyk

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