関ジャニ∞・横山裕が「舞いあがれ!」で連続テレビ小説初出演! 福原遥演じるヒロインの兄に2022/02/07
関ジャニ∞の横山裕が、NHK総合ほかで2022年度後期に放送される連続テレビ小説「舞いあがれ!」(月~土曜午前8:00ほか)に出演することが分かった。そのほか、高橋克典、永作博美、高畑淳子も共演する。
連続テレビ小説107作目となる本作の舞台は、1990年代から現在。ヒロイン・岩倉舞(福原遥)が、ものづくりの町・東大阪と自然豊かな長崎・五島列島でさまざまな人との絆を育みながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生の物語。2020年に同局の「心の傷を癒(いや)すということ」で、第46回放送文化基金賞番組部門テレビドラマ番組最優秀賞を受賞した桑原亮子氏によるオリジナル作品となっている。
横山が演じるのは、舞の3歳年上の兄・岩倉悠人。油の匂いと機械音がうるさい工場の町が子どもの時から嫌い、勉強が得意でプライドが高く、早く工場町から抜け出して大金を稼ぎたいという野心を持っている。大学進学で家を出て両親を心配させるようになるが、妹の舞がとりなそうとする役どころだ。
連続テレビ小説初出演となる横山は「僕の周りに連続テレビ小説を見ている人が多く、その話をすることが多かったので、まさか自分がと思いました。本当にうれしいですし、大変光栄です」と朝ドラへの出演に感激。そして、「悠人という人物は自分をしっかり持っていて合理的で、どう演じようか僕自身もワクワクしています。ドラマを通して、悠人と一緒に成長できればと思います。ぜひ皆さん見ていただけると幸いです」と期待を持って撮影に臨む。
また、舞の父・岩倉浩太役を高橋、母・岩倉めぐみ役を永作、祖母・才津祥子役を高畑が務める。浩太は、東大阪の町工場を経営する2代目社長。元は重工メーカーに勤めて飛行機を製作する夢を抱いていたが、父親が病死したため退職し、ネジを作る工場を継いだ。娘の舞とは、互いに飛行機好きで、同志のような間柄の人物だ。
高橋は「初の朝ドラ、主人公の父、大阪弁の役ということで、クリアしなければならない条件が多々ありますが、家族を愛し、娘・舞の夢を支える、温かい父親を演じられたらと思います。大空をあおぎ、大空に思いをはせ、この長引くコロナ禍で塞ぎ気味の心を、晴れやかにできるようなドラマになるよう尽力したいと思います」と意気込みを語る。
永作演じるめぐみは、長崎県の五島列島出身で、大学時代に浩太と出会い、中退して駆け落ち同然で結婚。2人の子どもを育てながら、町工場の仕事も手伝っている。舞や悠人が幸せになるように手厚く守ろうとする家族愛にあふれたキャラクターだ。
永作は「『舞いあがれ!』というタイトルに、ふわっと持ち上げられたような気がして。私の想像の中で、風の吹き抜ける長崎県五島の海はとても美しく見えました。見てくださる方々にもふわっと風が吹いていつもよりも軽く、2、3歩前に進めるような…そんな朝を届けられたらいいなと思います。ただ相手は風です。たまにあおられていると思います。そちらもぜひ楽しんでください」とメッセージを寄せている。
そして、高畑演じる祥子は、五島列島に住むめぐみの母親。漁師だった夫が亡くなった後、女手一つでめぐみを育てた。なんでも自分でやって、自分の力で生きていくことをモットーにしている。めぐみとは折り合いが悪いが、孫の舞にとってはよき理解者となる。
高畑は「五島列島の島でたくましく一人生活している、ちょっと頑固で不器用な、祖母・祥子を演(や)れることをとても楽しみにしています。人を包み込む美しい海・豊かな地・大きな空を皆さまに感じていただきながら、娘や孫を見守っていきたいと思っております」と意欲を燃やしている。
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