アルファベットの暗号文が意味するもの&柄本佑演じる爆弾魔の目的は?――「ミステリと言う勿れ」第4話2022/01/31
主演・菅田将暉、主題歌・King Gnuに、各話豪華ゲストが出演するドラマ「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)。主人公の久能整(菅田)が淡々と自身の見解を述べるだけで事件も人の心も解きほぐす新感覚ミステリーだ。
「遂にバスジャック解決編!犯人は誰だ!?哀しき復讐」と題した第3話では、整が偽装されたバスだと気付かず乗り込み事件に巻き込まれた第2話の続きが放送された。犬堂家で「これまで犯した最も重い罪」について告白する露木リラ(ヒコロヒー)らにウザがられながらも見解を述べる整。それぞれの小さな反応も見逃さず、“熊田翔”(永山瑛太)がバスジャック犯の首謀者で、バスの運転手・煙草森誠(森下能幸)が連続殺人事件の犯人だと気付くのであった。
煙草森の「埋めたらなくなります。見えなかったらOK」というセリフや「(人を殺したのではなく)片付けただけ」という考えに、見ていてゾッとした人もいたのではないだろうか。これに追い打ちをかけるように「最後に押さえつけた時の伝わってくる体の震えが気持ちよくて、またやろうと思った」と笑顔で話すシーン。…筆者もゾッとした。煙草森を演じた森下の“怪演”に、身震いしそうであった。
“我路(わがみち)”を歩いて行った“下手の横好き”な我路(永山)と整が再び会する時、また物語が動くのかもしれない。
柄本佑がゲスト出演! 記憶喪失の爆弾魔に!?
柄本佑が本日、1月31日放送の第4話に出演する。柄本は時限爆弾を仕掛ける犯人役で、とんでもない大事件を次々と企てているにも関わらず、交通事故に巻き込まれ記憶を失う男を演じる。
作品への参加は「菅田さんとまた共演ができるのも受けた大きな理由」だと話す柄本。一つ前の仕事で漫画家の役をやったという柄本は「原作は読んでいなかったが、漫画家の役をやらせていただいた際に、田村由美先生の作品を目にする機会があった。すごく面白かったので、今回、田村先生の作品だと聞いて『あ、面白そうだな』と。それで原作を実際読んでみて『やっぱり面白いな』と思った」とコメント。
また、「原作が漫画でビジュアルがすでにある。そのビジュアルを見つつ“びしょぬれになっている男”なので、びしょぬれが合えばいいなと思った。後は奇跡的に髪の毛を伸ばしている時期だったので、原作に似てるなというところで、割と無責任に『大丈夫だろうな』と思いながら演じた」と明かした。さらに「根本には爆弾を仕掛けつつも“止めてほしい”思いもどこかであって、というようなあんばいも監督と話し合いながらやった。基本的には記憶喪失になっているので、記憶が戻るまでは背景なんかは割と度外視して演じた」と教えてくれた。
最後に「割とサスペンスフルな感じのお話で、場所も移動することなくずっとしゃべっている中でも絶対的な緊張感を保ったまま楽しんでいただけると思う。でもあるところで割とすっとぼけたような、抜けのいいシーンがあったりするので、そんな全体の中の箸休め的なシーンも含めて楽しんでいただけたら」と視聴者へ見どころとメッセージ残した。
第4話(1月31日放送)あらすじ
整(菅田)がカレー作りを楽しんでいると、スマホに風呂光聖子(伊藤沙莉)から着信。イヤな予感を覚えながらも応答した整に、風呂光は案の定、事件の謎解明を手助けしてほしいという。それは、闇サイトにアップされた爆破予告場所の特定だ。予告にはアルファベットの暗号文が付記されており、幸い予告に書かれていたビルが特定されたため、爆弾が発見されて未遂に終わる。だが、再度予告があり、今度は大隣署管内に仕掛けられたため、池本優人(尾上松也)が整に協力を求めようと風呂光を向かわせたのだ。
風呂光につれられ、整はまたしても取調室へ。民間人への捜査協力は青砥成昭(筒井道隆)たちに知られるわけにはいかないからだ。整は昨日の暗号文の謎を解く。そんな時、二つ目の爆弾が発見されたと知らせが入る。整は風呂光に暗号解読力を褒められるが、何かが引っかかる。そんな中、闇サイトへの投稿アドレスから容疑者が割り出されたため、被疑者が取り調べを受けることになるが犯行を否定。池本と風呂光は容疑者をほぼ黒だと確信するが、青砥はアドレスが簡単に特定できたため、ぬれぎぬではないかと疑う。
次の日、青砥の懸念通りに3度目の予告がアップされた。そんなことは知らず、整は雨の中を食事に出かけると、見知らぬ男(柄本佑)に声をかけられた。しばらく会話を交わした整は、男が記憶を失っていることに気付く。
【番組情報】
「ミステリと言う勿れ」
フジテレビ系
月曜 午後9:00~9:54
フジテレビ担当/Y・O
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