広瀬アリス、「恋なんて、本気でやってどうするの?」に主演。9年ぶりに松村北斗と共演2022/01/27
広瀬アリスが、フジテレビ系で4月にスタートする連続ドラマ「恋なんて、本気でやってどうするの?」(月曜午後10:00=関西テレビ制作、開始日未定)でプライム帯ドラマ初主演。さらに、SixTONESの松村北斗が共演することが分かった。
ドラマは、恋に本気になれない6人の男女が、人生最大の“本気の恋”に落ちていく姿を描く群像ラブストーリー。プライム帯(午後7:00~11:00)のドラマ初主演となる広瀬は、27歳で「恋なんて人生の無駄!」と宣言している恋愛経験・男性経験ゼロの桜沢純を演じる。そんな純の前に現れる女性を癒やす天才で、“来る者拒まず去る者追わず”の刹那恋愛主義男子・長峰柊磨に松村が扮(ふん)する。広瀬と松村は2012年に放送された「黒の女教師」(TBS系)以来、約9年ぶりの共演となる。
主人公の純は、洋食器メーカー「相良製陶」のデザイナー。仕事では若くしてチーフを任される実力者で、ファッションや食べ歩きなど趣味も充実し、親友との女子会も楽しくて仕方ない。そんな東京ライフで、人生のビジョンもはっきりしているため、このペースを乱したくない。だから「恋なんていらない!」と宣言する純は、「恋愛なんて不確かなもので心と時間を無駄にしたくない」と考えているのだ。頑ななまでのそのスタンスには、実はある理由が隠されている。
一方、柊磨は、フレンチビストロ「サリュー」のギャルソン兼見習い料理人。目を見張るほどのイケメンで、初めての女性客にはマスクを取って心をつかむ。女性の欲しがる優しい言葉や笑顔を返す感覚は天才的。求められれば店の客とも適度に関係を持つが、本気になることはない。そんな柊磨が、なぜか純に興味を抱いてアプローチしたのをきっかけに、2人の恋が動きだす。
本作への出演オファーに、広瀬は「正直、“マジか~!”と思いました。これまでさまざまな作品に出させていただいたんですが、この作品のようにがっつりしたラブストーリーはあまり経験がなくて…思わず現場で照れ笑いしてしまいました(笑)」と率直に明かす。
役柄については「恋愛経験がゼロなのに『もう恋愛なんて別に私の人生にはいらないの』って言っているような恋愛をこじらせた女性。でも、仕事はちゃんとやっていて充実しているし、後輩もいるし、上司からは信頼されている。でも、友達と会っているプライベートの時は、弱さも出しながらスイッチを切り替えている、実はどこにでもいそうな女性。思ったことをうまく表現できず素直になれない。そんな不器用な部分は私自身、純に似ているなと感じました」と共感。
松村との久々の共演には「テレビで見ている時はキラキラしたイメージですが、すごく落ち着いていて柊磨にぴったり」と語り、「台本で読んでいた時の柊磨は、ミステリアスでちょっと無機質という印象もありましたが、松村さんがそれに息を吹き込むことによってすごく人間らしくて、もちろんかっこよくて、ミステリアスがより一層増して、とても魅力的だなと思いました」と称賛。
そして、「3組の男女の恋愛を軸にラブストーリーが展開されていきます。その微妙な変化、人間の変化、恋愛心の変化っていうのも見ていただきたいですし、友達との距離感っていうのも、『あ、こんなことで!』とか『こういうことで仲良くなれるんだ!』とか『こういう時に支え合うんだ!』とか、そういうこともあらためて考えさせられるのでは。あとは個性豊かなキャラクターが本当にたくさん出てきて、ドラマ自体もスピーディーに進んでいくので、ずっと楽しめるドラマだと思います」と手応え十分だ。
松村は「広瀬さんとは初共演から約9年ぶりで、当時一緒のシーンが多かったので結構しゃべっていたんですが、このドラマに入る時は久しぶりだから、僕自身もギア入れなきゃと思って、初日から広瀬さんと積極的に話しました。僕自身、撮影現場では広瀬さんにリードしてもらってばかりですが、広瀬さんもゆだねているって話されていたので、互いに支え合って撮影が進んでいる感じです」と良好な関係性を報告。
続けて、「柊磨はギャルソンで接客業でもあるので、広瀬さんや監督と話しながら、会話の仕方や受け答えを探りながら演じています。台本での純は、こうかな?と予想した逆をいく女性。柊磨からすれば自分の想像の中に収まらない不思議な相手。柊磨は人を翻弄(ほんろう)している方が楽で、翻弄されることから逃げているはずなのに、不思議な存在の純が気になってしまう。“難アリ”な純を広瀬さんが演じることですごく個性的で魅力的になっています」と話している。
作品の見どころに関しては、「登場人物全員が全くかぶらない個性を持ちつつ、何か同じ悩みというか、そういう共感性を持ち合わせた6人が集まったり、それぞれに恋愛をしたりとか、すごく個性豊かな物語になっていると思いますので、ぜひ、楽しんで見ていただければと思います」と呼び掛けている。
ドラマを手掛ける米田孝プロデューサーは「このドラマ、広瀬アリスさんがとにかく新鮮です。ご本人がおっしゃる通り、意外にこういう“がっつりラブストーリー”の経験がそんなに多くない彼女が、現場で照れながら、しかし研究熱心に、一つ一つの心の動きを丁寧に演じる姿は、“新しい広瀬アリス”の魅力が爆発しています! ぜひ、彼女が演じる不器用でこじらせまくった桜沢純を応援してあげてください」と力を込める。さらに、「恋のお相手となる松村北斗さんが、優しくて、危険で、ミステリアスで、とにかくカッコいい! 記憶に新しい朝ドラ(NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』)の“稔さん”ともまた違った魅力がダダ漏れ。男女問わずみんなが好きになってしまう長峰柊磨の魅力を、ぜひ体感してください」とメッセージを寄せている。
なお、物語の中心となるそのほか4人のキャストも近日発表予定だ。
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