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竹財輝之助、映美くらら、小越勇輝が「駐在刑事Season3」後半の重要人物に2022/01/21

竹財輝之助、映美くらら、小越勇輝が「駐在刑事Season3」後半の重要人物に

 テレビ東京で放送中の金曜8時のドラマ「駐在刑事Season3」(金曜午後8:00)。1月14日放送・第1話の個人全体視聴率が4.5%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、Season2の第1話と同率、「金曜8時のドラマ」枠の初回としては3作品ぶりの4%超えの好発進となった。そんな中、後半話に出演するキャストが発表された。

 本作は、かつては警視庁捜査一課の敏腕刑事で、今は奥多摩警察署水根駐在所で人々に“駐在さん”として親しまれている主人公・江波敦史(寺島)が、奥多摩の魅力的な自然を背景に、人情とユーモアあふれるやりとりを交えつつも、謎が謎を呼ぶ殺人事件を解決していく人気ドラマシリーズ。

 第4話では、将棋の師弟対決が奥多摩で行われるが、そこで殺人事件が発生。現役最年長のタイトル保持者である棋士の重盛幸三を小木茂光、重盛の一番弟子である棋士・白石喜与彦を金井勇太、白石の婚約者・早瀬茜を井上小百合が演じる。

 小木は「人の懺悔(ざんげ)と未練とかなわぬ夢と願望が、病をはらんだ混沌を生み出すのか? 重盛幸三という男を考えると、上記した命題に至ってしまいました。あまりに盛りだくさんな感情の機微を演じきれたかどうか、私にも分かりません。ぜひ放送でご確認ください」とコメント。また、金井は「台本を読んで、白石の自然な誠実さが印象に残りました。師匠が大好きな先輩で包容力のある小木茂光さんですし、婚約者の井上小百合さんの素直なお芝居もとてもすてきで、共演の方の胸を目いっぱい借りました」、井上は「茜は優しさと慈愛に満ちた女性で、だからこそ彼女の周りに居る人たちが茜の幸せを願ったり、茜のために行動しようとする気持ちがとてもよく分かる気がします。凛とした中にも柔らかい印象があり、まさに花のような人だなと思いながら演じておりました」と報告。

 第5話では、微生物の採取のために奥多摩の水根山を訪れていた大学の名誉教授が滑落事故に遭って死亡する。しかし、ただの事故ではなく、致死量の2倍のマムシ毒が検出されたことで謎の事件へと変貌していく。大学の研究室に名誉教授の助手として所属する研究者・河瀬明日香役を野村麻純が、同じ研究室に所属する教授・柿沼宏行役を神尾佑が務める。

 野村は「私が演じた明日香は、セリフで伝えるというより“なぜ黙るのか”が印象的なキャラクターだと思います。感情をグッとこらえたまま演じていたことが多かったです。5話では働く女性の葛藤が描かれています。明日香はどんな環境で働いているのか、そして江波さん(寺島)や、和泉(玲香)さん(藤井美菜)と出会うきっかけは何なのか。ヒューマンサスペンスドラマを楽しんでいただけたらと思います」、神尾は「柿沼という役は、前時代的な女性軽視のパワハラ人間です。それだけならまだしも、自分の欲が最優先。だめですよね。そんな柿沼を憎々しく見ていただければドラマを楽しめると思います。言っておきますが、私はそんな人間ではありませんよ」と明かした。

 最終章となる第6・7話に登場する、竹財輝之助が演じる日比野達也は、軽部翔平(佐藤寛太)の元家庭教師をしていたキャラクターで、リタ・ヘイワーズという名前を使い、警察の不祥事や怠慢による被害を報告した人に見舞金を配ることでSNS上で話題となり、警察からマークされている個人投資家だ。

 竹財は「今回は日比野の行動の核になるものが何なのかが台本だけでは難しかったので、監督や共演者の方とお芝居をしながら探っていきました。軽部警視の元家庭教師ということで、僕としては彼にがっかりされないように必死でした(笑)。皆さんを煙に巻くような人物になってるといいなぁ」と撮影を振り返る。

 また、第5話からは、映美くららが演じるバッグアーティストの霧下真澄が登場。真澄は、夢だったニューヨークでの個展を控えており、個展で展示する作品の材料を求めて奥多摩にやって来る。奥多摩のことを一番よく知っているのは駐在の江波だと住民から教えられ、江波に案内してもらうことになり、江波とちょっといい雰囲気に…!?

 映美は「帰国子女でありバッグアーティストの霧下真澄という役です。明るく人懐こい役柄ですが、その裏に秘めているものがあって、一生懸命生きている人です。寺島さん演じる駐在さんの温かさにたくさん心を動かされました。ご覧になる方にもぜひ、奥多摩の自然に癒やされ、人々の優しさに触れ、楽しんでいただきたいです!」と期待。

 さらに、第5話から登場する、小越勇輝が演じる黒川誠也は、警視庁サイバーセキュリティ対策本部副本部長で、軽部とは警察庁の同期。一緒に捜査することになったある事件をめぐって、軽部と対立する。

 小越は「キャリアとしてのプライド、自信、地位の上昇、確立のための仲間内に対しての言動、したたかさ。自分にはない物がたくさんある彼ではありましたが、鼻につく黒川を演じることができ、発見も多くありました。視聴者の皆さまに愛され楽しまれ続けている作品に、黒川という新しいスパイスになるであろう役で参加できることが幸せです」と、得るところの多い役となった様子だ。


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