Feature 特集

スペシャルインタビュー

三上真史×牧野諒×牧田習×大倉空人×糠信泰州～「猫のひたいほどワイド」クロストーク水曜編2022/01/26

　オールメンズでおくるテレビ神奈川（tvk）の情報番組「猫のひたいほどワイド」（月～木曜午後0：00。テレ玉・チバテレでも放送）。番組では、2021年12月20～23日にかけて“放送1000回ウイーク”として各曜日メンバー全員が出演する公開生放送を行った。

　TVガイドwebでは、公開生放送終了後に岡村帆奈美アナウンサーを交えた曜日別クロストークを実施。記念すべき1000回目の放送を届けた水曜からは、MCの三上真史、“猫の手も借り隊”の牧野諒、牧田習、大倉空人、糠信泰州が登場。さらに後半では、岡村アナの単独インタビューもおくる。

――1000回目の放送を水曜メンバーで迎えましたが、いかがでしたか？

三上　「100回目の放送も水曜だったのですが、1000回目の放送も水曜チームでやらせていただき、ありがたい気持ちです。これまでのたすきをしっかりつないでいくという思いで1000回目に臨みました。これも、観覧に来てくださったお客さまや視聴者の方々に背中を押していただいたからこそ、これからの放送につながったのだと思います。水曜メンバーのみんなも楽しんでやってくれたので、本当に自分の一生の記念になる回にもなりました。感謝でいっぱいです」

――水曜借り隊OBの太田裕二さん、小早川俊輔さん、谷水力さん、朝日奈寛さんからのビデオメッセージもあり、水曜のファミリー感もあふれていました。

三上　「ありがとうございます。みんなの思いがつながって『猫ひた』は続いているので、それが伝わったのであればうれしいですね」

――そして今日は、新生“MizU”（みず）の生演奏もありましたね。

三上　「今日披露した『ドライフラワー（猫ひたバージョン）』は、番組のスタッフさんが作詞してくださいました。“MizU”は元々、僕と当時の借り隊だった太田裕二くんで発信して生まれたユニットだったのですが、今回はスタッフさんもノリノリで協力してくださり、みんなが一丸となって今回のライブができました。本当にスタッフさんにも感謝しています」

――今日の放送では、三上さんと協力して“感謝のカタチ”を伝えられた水曜借り隊の皆さんでしたが、今後の「猫ひた」でやってみたいことはありますか？

糠信　「僕は温泉ソムリエマスターの資格を持っているので、温泉ロケにどんどん行きたいです。温泉はたくさんの効能があるので三上さんにも温泉をご案内したいです」

三上　「腰のためにも今、ちょうどいいね」

岡村　「湯治ですね」

糠信　「はい。腰の療養にもいいですし、水曜メンバー全員で温泉に漬かることでいろいろな話もできて、絆が深まると思います。僕はまだ温泉ロケを1回しかできていないんです。なので、2022年はもっとたくさんの温泉をリポートしたいです」

大倉　「僕は水曜の借り隊みんなでアスレチックに行きたいです」

三上　「見たいな！」

牧田　「俺、めっちゃ苦手だけど…」

三上　「『猫ひた』は苦手なものを言うと、行くからね（笑）。今後は逆に好きなものを言っていけばいいんじゃない」

大倉　「そうですね。1001回目からは苦手なものは言わず、好きなもの、やりたいことを言っていきたいです。借り隊4人でアスレチックをやったらすごい楽しいロケになると思います。『猫ひた』のロケの幅は広いですからね。僕は先日、伊勢エビ漁に行かせていただきましたが、出演1年目の時は漁に行かせてもらえるなんて思ってもいませんでした」

――牧田さんはどんなことをやりたいですか？

牧田　「三上さんがお花が好きで、僕が虫が好きなので、三上さんと一緒にロケに行ってお花を見ながら、そこに来る虫を観察する企画をやれたらうれしいです。もちろん、三上さんのお腰にも気を付けながら」

三上　「みんな心配してくれて優しいな。花と虫のコラボ、やりたいね」

牧田　「はい。水曜ならではの企画だと思います」

三上　「お互い、花と虫に夢中になって収集つかなくなるかもしれないけどね」

――牧野さんはどうでしょうか？

牧野　「『猫ひた』に出演するようになってから、農作業とかムエタイとか、普通に生きていたら経験できないことをやらせてもらっています。泰州と一緒に行った今回のロケや、夏に牧田くんと行った虫捕りロケのように、他のメンバーと一緒に行くリポートもとても楽しいんです。なのでぜひ、三上さんも含めてみんなでロケに行きたいです」

三上　「どこに？　ムエタイに？」

大倉　「水曜で誰が一番強いか、やる？（笑）」

糠信　「怖いな」

三上　「みんな、戦うの？」

牧野　「いえいえ、戦わないですよ（笑）。ムエタイじゃなくて、今はすぐに思い浮かばないのですが、みんなで楽しいロケに行きたいです。三上さんの腰に負担にならない範囲で」

三上　「よかった（笑）。腰のことを考えると、ムエタイは無理なので」

大倉　「諒、今度は俺とロケに行こうね。あと、俺は泰州ともロケに行ってないし」

糠信　「そうだね！」

――放送でも今のインタビューでも大倉さんが全体を引っ張っている感じがします（笑）。でも、大倉さんが一番年下でいらっしゃるんですよね。

大倉　「そうです！」

三上　「やっぱり、そう見えます？（笑）」

糠信　「空人は人生2週目なので」

三上　「実際、引っ張ってくれてますよ」

岡村　「間違いない」

牧野　「俺は足の方を引っ張ってるかもしれない…」

三上　「うまいこと言うね（笑）。でも、そんなことないよ、諒」

牧田　「今の、過去一で面白かったよ」

牧野　「過去一は嫌だ…」

大倉　「習は諒のネガティブ発言が好きだね（笑）」

――大倉さんから見て、年上の牧野さん、牧田さん、糠信さんはどんな印象ですか？

大倉　「もちろん最初は敬語から入りましたけれど、みんなが敬語じゃなくていいよと言ってくれて、年齢関係なくやらせていただいています。諒くんも習くんも泰州くんも、きっと、僕よりも余裕があるんです。3人が僕のことを受け止めてくれるから、僕が伸び伸びできているんです。伸び伸びやれることで、僕がたくさんしゃべっているから、全体を引っ張っているように見えるのだと思います。僕がこうやってできるのは、3人が余裕を持ったすてきな大人だからです。みんな頭もいいですし。3人のそんな器の大きさを尊敬しています。今後も僕が甘える形になっちゃいますが、支えてほしいなと思います」

岡村　「すばらしいコメント」

三上　「このコメントが人生2週目だよ、みんな何か言って」

牧田　「俺ら何も言えない…」

糠信　「完璧すぎて」

――牧田さんは大倉さんとの共演は2年目ですね。

牧田　「空人は僕とは全然違うタイプの人生を歩んできていて。それなのに、こんなに仲良くなって一緒にやってこられたことは、僕の人生にとっていい財産になっています。空人といると、とても刺激をもらえるんです」

――自分とは違ったタイプの人との出会いは人生を明るくしてくれますよね。ところで、先ほどの写真撮影の際に皆さんが披露していた戦隊ヒーロー風のポーズは、水曜から生まれた戦隊“ガーデンジャー”でしたね。

大倉　「そうだ！　ガーデンジャーだ」

糠信　「ガーデンジャー？　初めて聞いた」

岡村　「そうだ、そうだ」

三上　「あっ、忘れてました（笑）。そうです。今日やっていたのはガーデンジャーです」

大倉　「本人が忘れてどうするんですか（笑）」

三上　「そうだね（笑）。今日のは“1000回にかけての戦隊”ということにしてください（笑）」

――“ガーデンジャー”がまた登場するのも楽しみにしています（笑）。では、三上さんから番組サポーターの皆さまへメッセージをお願いします。

三上　「今日、あらためて感じたことは、『猫ひた』はサポーターさんの応援あっての番組だということです。日頃からメッセージを送っていただいて、プレゼントにご応募いただいて、お電話にも出ていただいて、『やってみよう』のコーナーにも参加いただいて。そうして本当に支えていただいたおかげで、1000回を迎えることができました。これから1001回、1002回と続いていきますが、今後も支えてくださるとうれしいです。今日の放送のように、“MizU”としてバンド演奏できるというのも、本当に温かい応援があってこそなんですよ。これからも僕たちは楽しんでやっていきますので、皆さまも一緒に楽しんでいただけたら幸いです。これからも一緒に花を咲かせていきましょう。よろしくお願いします」

――ありがとうございました。

　芽を出したばかりの植物を育む春の日差しのように、温かな空間を届けてくださる三上さん。この日は視聴者の方への感謝を何度も口にしていたのが印象的でした。そして、水曜借り隊の皆さんからは、互いを認め合っている仲の良さを感じることができました。そんな水曜メンバーがそろってロケに繰り出す日を楽しみにしています。

放送1000回記念岡村帆奈美アナウンサーインタビュー

――共に1000回目の放送を届けた三上さんがMCを務める水曜はどんな曜日ですか？

「水曜は毎年、三上さんが大黒柱という感じでみんながファミリーですよね。三上さんがみんなを温かく包んでくれるので、それぞれの借り隊のいいところがどんどん出ています。三上さんは包容力がとてもある方で、それぞれの個性を伸ばしてくださいます。植物を育てるのも上手ですし、やっぱり育て上手な方ですね。借り隊たちのことも見守って育ててくれるので、私も伸び伸びと楽しませてもらっています」

――岡村さんは1000回の放送すべてに出演されていますね。あらためておめでとうございます。

「ありがとうございます。これは本当に皆さんのおかげです。ありがたいです」

――「猫ひた」への思いや、岡村さんが番組でやってみたいことを聞かせてください。

「新型コロナウイルスが終息していない中で、今後も制約はあると思うのですが、その中で『猫ひた』ができることは何かを考えると、やっぱり地元である神奈川県に密着していくことだと思います。例えば、困っているお店があったとしたら、メディアの一つとしてそのお店への協力が少しでもできればと思いますし、これからも地元密着を第一にやっていきたいです。私たちでやりたいことですと、やっぱり出演者みんなでロケに行きたいですね」

――感謝祭のご褒美ロケや「商店街バトル」の企画など、みんなで行くロケは盛り上がりますね。

「そうですね。大勢でロケに行ける日が早く来ればいいなと思います。みんなでキャンプにも行きたいですし、いろいろなアウトドアやアクティビティーもやりたいですし、街ブラもしたいですし、やりたいことは山ほどあります」

――最後に番組サポーターの皆さまへのメッセージをお願いします。

「あらためて放送1000回を迎えられたのは、本当に番組サポーターさんのおかげだと思います。サポーターさんたちを含めてファミリーだと思っています。1年目から見てくださっている方の声、最近『猫ひた』を見始めたよという方の声、すべてがうれしいです。私たちは1000回目を超えても、よりパワーアップしていけるようにみんなで協力して頑張ってまいります。今後もダメな時には叱っていただき、良い時には『良かったよ』と声を届けていただき、私たちと一緒に歩んでくださるとうれしいです。よろしくお願いいたします」

――ありがとうございました。

　「猫ひた」を愛し、他の出演者への気配りや番組サポーターへの感謝を忘れない岡村さん。番組と視聴者とをつないでくれる彼女は「猫ひた」を語る上で欠かせない存在です。多くの番組サポーターが、そんな岡村さんのことを応援していると思います。

【プロフィール】

三上真史（みかみまさし）
1983年6月20日生まれ。新潟県出身。「猫のひたいほどワイド」水曜MC。教養番組「趣味の園芸」（NHK Eテレ）、情報番組「くさデカ」（テレビ静岡）、「スマイルスタジアム」（NST新潟総合テレビ）のレギュラーのほか、「麗しのガーデン散歩」（BS日テレ）などに出演。バラエティー番組「プレバト!!」（TBS系）では、“いけばなの才能査定ランキング”で名人として活躍。ドラマ「仮面ライダーセイバー」（テレビ朝日系）では先代水の剣士・長嶺謙信を演じる。

牧野諒（まきのりょう）
1997年4月28日生まれ。神奈川県出身。「猫のひたいほどワイド」水曜レッド。東大医学部6年生。“ミスター東大2020”グランプリ。特技は数学とゲーム。

牧田習（まきたしゅう）
1996年10月14日生まれ。兵庫県出身。「猫のひたいほどワイド」水曜レッド。昆虫ハンターとして新種5種を発見。東京大学大学院の農学生命科学研究科に在学中。バラエティー番組「アウト×デラックス」「超逆境クイズバトル!!99人の壁」（ともにフジテレビ系）、「それって!?実際どうなの課」（日本テレビ系）、「東大生が通販してみた‼」（テレビ朝日）、教養番組「ダーウィンが来た！」（NHK総合）にも出演。

大倉空人（おおくらたかと）
2002年4月12日生まれ。神奈川県出身。「猫のひたいほどワイド」水曜イエロー。ドラマ「FAKE MOTION たったひとつの願い」（日本テレビほか）、「西荻窪三ツ星洋酒堂」（MBSほか）、「警視庁ゼロ係～生活安全課なんでも相談室～SEASON5」（テレビ東京系）、ミュージカル「オープニングナイト〜桜咲高校ミュージカル部～」などに出演。ダンスボーカルユニット“原因は自分にある。”のメンバーとしても活動し、ラジオ番組「空人和人のラジオの原因。」（ラジオ日本）ではパーソナリティーを務める。

糠信泰州（ぬかのぶたいしゅう）
1998年1月22日生まれ。東京都出身。「猫のひたいほどワイド」水曜グリーン。出演作は、舞台「12人の怒れる男」、ドラマ「妖怪！百鬼夜高等学校」（BS日テレ）、「サウナーマン～汗か涙かわからない～」（朝日放送）、バラエティー番組「戦国炒飯TV」（TOKYO MXほか）、「される僕ら（仮）～レギュラーになってないのかよ！」（tvk）、など。舞台「『弱虫ペダル』新インターハイ篇FINAL～POWER OF BIKE～」では主役を務める。ラジオ番組「そんなバナナ」（ラジオ日本）のパーソナリティーも担当。