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東山紀之主演「必殺仕事人」が15年目の節目。「今度は僕らが若い世代につないでいく」2022/01/08

東山紀之主演「必殺仕事人」が15年目の節目。「今度は僕らが若い世代につないでいく」

 ABCテレビ・テレビ朝日系では1月9日にスペシャルドラマ「必殺仕事人」(午後9:00)を放送。主人公・渡辺小五郎役の東山紀之をはじめ、松岡昌宏、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、和久井映見、遠藤憲一ら“仕事人”のメンバー、そしてシリーズ初参加となった岸優太(King & Prince)、西畑大吾(なにわ男子)が着物に身を包み、制作発表会記者会見に登壇した。

 1972年に「必殺仕掛人」がスタートして50年目、2007年に東山主演の“必殺シリーズ”として復活して15年目に突入する2022年。東山は「諸先輩方がやってこられて50年、僕らがやらせていただくようになって15年という節目の年ですし、『この作品で2022年が始まるんだ』という引き締まった思いです」としみじみ。また、「15年前って優太と大吾は10歳と9歳なんですよ。それを聞いた時はひっくり返りました(笑)。でも、藤田まことさんら先輩方から引き継いだ思いを、今度は僕らが若い世代につないでいくんだなと感じました」と、伝統ある時代劇を続けていくことへの意欲を見せた。

 また、経師屋の涼次を演じる松岡は「もともと『必殺』のファンで、初めて役名をもらった時の感動は今でも忘れられません。それが僕の役者人生で一番長くやっている役となり、こうして松岡も涼次も年をとっていくんだなと感慨深い思いです」、花御殿のお菊役の和久井も「15年間、緊張の糸が切れることがないのですが、いつも目の前には『必殺』の皆さんがいてくれて、ありがたく幸せな現場だなと思っています」と、それぞれ緊張感をもって撮影に臨んできた日々を振り返った。

 一方、2014年から出演し、本作の撮影を「厳しさを教わった現場」と語るリュウ役の知念が、「台本には《林の中》と書いてあったのに、現場に行ったら《真冬の川の中》だったんです」と言い始めると、15年から出演している瓦屋の陣八郎役の遠藤も「僕も突然舟を漕いで現れるというシーンに変わったことがありました。監督はせっかちな人なので、やったこともないのに練習もせずに舟に乗せられてしまいました(笑)」と驚きの裏話を暴露。すると、大きくうなずきながら聞いていた松岡が「『必殺』は台本を覚えて行かない方がいいと言われているくらいで、現場に行くまで何が起こるか、われわれには分かりません」と、緊張感にあふれる撮影現場の様子を披露した。

 今回、ゲストとして兄弟を演じた明神亥ノ吉役の岸と、才三役西畑のは、口をそろえて「まさかこんなに歴史ある作品に出られるとは!」と大感激の様子。「この作品で知念くんと仲良くなれた気がします!」とコメントした岸に、知念は「いや、現場でほとんど会ってないです(笑)」とボソリ。岸は「でも、寒い現場で一緒に火に当たって、そこでいろいろお話させていただいたじゃないですか! 僕はこれをきっかけに知念くんと濃く絡めたなという思いがあります(笑)」とめげずに返した。

 さらに、知念と西畑がプライベートで一緒に買物に行ったり、家に遊びに行くような間柄だと知ると、岸が「それは聞いてないですよ!」と嫉妬。それに対し、知念は「岸はいつも『絶対、僕の方がいいです』って自分を推してくるんですけど、僕にはそのよさがまだ伝わってないから! 今日、会えたから1年に1回ぐらいで十分かな(笑)」とあしらうなど、ほほ笑ましいやりとりを展開した。

 また、撮影中は「敬語をやめよう!」と決めていたという岸と西畑。クランクアップ後、しばらく会わない間に西畑いわく“人見知り”が発動したそう。そこであらためて岸が「これからはいっぱい会えるので、敬語なしでやってみますかね!」と提案すると、西畑も「せやな!」と返すなど、息の合った掛け合いを見せた。

 2022年の抱負について質問された西畑は、自身が着用しているイチゴ柄の着物を見せながら、「甘くてちょっぴり酸っぱいイチゴのような愛を、ファンの皆さんにお届けしたいです」とニッコリ。これには知念が思わず「めちゃめちゃアイドル!」とツッコんでしまうほど。西畑は、本作の放送日である1月9日が25歳の誕生日ということで、「25歳という僕の中でも節目を迎える日に『必殺仕事人』が放送されるというメモリアルな日なんです。光栄ですね」と、感慨深そうに語っていた。

 そして、東山は「『必殺仕事人』はもちろん作品自体の力もありますが、作品に関わるたくさんの方々に支えられ、続いているものだと思います。また、今はコロナ禍ということで、皆さん大変苦労されていると思いますが、僕らはエンターテインメントの力でなんとかしていきたいと思っています。今後もいい形で『必殺仕事人』を続けていきたいと思っていますし、その力が皆さんに伝わることを祈っております」とメッセージを寄せた。


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