Drama Guide ドラマガイド

となりのチカラ2022/03/25

番組情報

1月20日 スタート テレビ朝日系 毎週木曜 午後9:00~午後9:54

キャラクター紹介

  • 中越チカラ(松本潤)
    自称・小説家。普段はゴーストライターとして著名人の作品の代筆をしている。妻と2人の子どもの4人家族。いつもニコニコしていて、特技は人の話をいつまででも聞くこと。困っている人は放っておけないが、いざ手を差し伸べようとすると、あれこれ余計なことを考えて中腰になってしまう。とにかく中途半端な点が多い。
  • 中越灯(上戸彩)
    チカラの妻。アパレルショップ店長。明るく快活な性格で、何かとマンション住人の問題に首を突っ込もうとするチカラを優しくいさめる。チカラには自分の小説を書いてほしいという思いがある。
  • 木次学(小澤征悦)
    エリート会社員。中越家の隣人で、妻・娘との3人暮らし。理想的な3人家族に見えるが、なぜか妻と娘は何かにおびえている。
  • 木次達代(映美くらら)
    学の妻。エリート家系の夫に恥をかかせないように家事・育児を完璧にこなそうと頑張っているが、何か様子がおかしい。
  • マリア(ソニン)
    中越家の真下に住む住民。入れ代わり立ち代わり夜な夜な男性が部屋を出入りしている。
  • 上条知樹(清水尋也)
    寡黙で無表情な青年。10年前に世間を震え上がらせた凶悪少年犯罪事件の真犯人“少年A”とのうわさがある。住民からは冷たい殺し屋のような印象を持たれている。
  • 柏木託也(長尾謙杜)
    祖母の清江と暮らす高校3年生。小学生の頃に震災で両親を失って以来、清江に育てられてきた。大学受験が目前に迫っているが、最近清江の様子がおかしいことに思い悩んでいる。
  • 星譲(浅野和之)
    マンションの管理人。一見人当たりがよく愛想もいいが、どこか笑顔がうそっぽい。住民のうわさ話が大好きな一方で、自分のことは一切話そうとしない。実は深い闇を抱えている。
  • 柏木清江(風吹ジュン)
    中越家の真上の住民。高校3年生の孫・託也と2人暮らし。託也が小学生の時に震災で両親を失って以来、あふれるほどの愛情で育ててきたが、数年前から異変が…。
  • 道尾頼子(松嶋菜々子)
    中越家の隣に住む女性。優しく親切だが、どうやら占いにハマっているらしく、日々“今日のラッキーカラー”を全身にまとっている。

出演者

松本潤/上戸彩/小澤征悦/映美くらら/ソニン/清水尋也/長尾謙杜/浅野和之/風吹ジュン/松嶋菜々子 ほか

スタッフ・音楽

脚本:遊川和彦/演出:遊川和彦/ゼネラルプロデューサー:三輪祐見子/ゼネラルプロデューサー:服部宣之/チーフプロデューサー:黒田徹也/プロデューサー:秋山貴人/プロデューサー:松野千鶴子
主題曲:上原ひろみ「上を向いて歩こう」

概要

松本潤が“中腰ヒーロー”で新境地を開く! 遊川和彦と描く社会派ホームコメディー

2022年冬ドラマガイド/となりのチカラ

脚本家・遊川和彦と同局ドラマ初主演となる松本潤が作り上げる社会派ホームコメディー。思いやりと人間愛だけは人一倍だが、何をしても中途半端で半人前な中越チカラ(松本)が、同じマンションに住む住人たちの悩みを解決し、やがてそのマンションが一つのコミュニティーとなって強いつながりを持っていく様子を描く。松本は、人の話をじっくりと聞く才能はあるが、多くの人の話を聞きすぎて逆にオロオロと中腰になりながら悩んでしまう役で新境地を開く。チカラの妻・灯役で上戸彩が松本と初共演するほか、ちょっと訳ありのマンション住人役として、小澤征悦、映美くらら、ソニン、清水尋也、長尾謙杜、浅野和之、風吹ジュンが出演する。

記者会見情報

「となりのチカラ」会見

松本潤主演のテレビ朝日系連続ドラマ「となりのチカラ」の完成披露試写会&記者会見が開催され、松本はじめ共演の上戸彩、映美くらら、ソニン、清水尋也、長尾謙杜、浅野和之、風吹ジュン、松嶋菜々子、そして脚本家・遊川和彦氏の10人が登壇した。「となりのチカラ」にちなみ、“チカラの源”について聞かれた松本が「一緒に作っている共演者、スタッフ、そして見てくれる視聴者の方が少しでも笑顔になれたらいいな…」と話すと、上戸、映美、ソニンらも次々に同意。また、3度目の共演となる“姉貴分”松嶋からの口撃に、松本が思わずタジタジになる場面も。最後に松本は「今、このタイミングでこういったドラマを作れることがうれしいですし、見てくださった方の心が温まる、ホッとできるような作品になればいいなと思います。かなりいろいろな問題にも照準を当てているので、たくさんの人に響く作品になったらと思っております」と締めくくった。


やったことのないキャラクターを演じていて刺激的(松本潤/中越チカラ)

「となりのチカラ」会見:松本潤/中越チカラ

今まで自分がやったことのないキャラクターを演じているので、すごく刺激的ですね。かなりいろいろな問題にも照準を当てているので、たくさんの人に響く作品になったらと思っております。(高校の後輩でもある)上戸さんは、バラエティー番組ではご一緒したことがあるんですけど、芝居の現場は初めてなんです。まぁ、よくできた方ですね! 「上戸彩という人物はなぜこんなに好感度が高いのか」ということを現場で目の当たりにしました。(事務所の後輩でもある)長尾くんは、とにかく僕の中では“好青年”というフレーズが浮かんできます。朝、撮影現場に入って来た時のあいさつがものすごく爽やかなんです。彼がスタジオに入ってくると、その声で「来たな」ってことがすぐ分かるんですよ。(今作で3度目の共演となる)松嶋さんは、姉ちゃん(TBS系「花より男子」)、社長(フジテレビ系「ラッキーセブン」)、そして今回が隣人です。当時は菜々子さんって、キリッとしていて完璧でスマートという印象がすごく強かったんですよ。でも今回ご一緒して見ていると、ちょいちょいおっちょこちょいだったりするんですよね。今回あらためて、そういうチャーミングな一面を発見しました。


松本さんのリーダーシップは高校時代も今も変わらない(上戸彩/中越灯)

「となりのチカラ」会見:上戸彩/中越灯

灯は基本的には、お隣さんのことで頭がいっぱいで優柔不断な旦那さんをいとおしく思いながらも、常に不満を抱えています。旦那さんにいつもイライラしていて、眉間にしわを寄せたり、怒ったり、笑顔の少ない奥さんを演じています。(高校の先輩でもある松本は)私が16歳、高校1年生の時に、松本さんが高3だったんですけど、当時から3学年をまとめるリーダーだったんです。今も現場の座長として、皆さんを引っ張っていく感じは変わらないなぁと思っています。松本さんにはプライベートの話もしやすいですし、どんな私も受け止めてくださるので、現場にもいやすいです。プロ意識の高い方だなと思います。演者さんとしてもそうですし、スタッフの皆さんの気持ちを全部くみ取って、現場に立っている感じなんです。スタッフ全員のお名前を覚えてらっしゃることも尊敬しますし、本当にパーフェクトだなって思います! 「すごいな。こうなりたくても、才能がないとなれないな」って思います。


訳ありの母を極めたい(笑)(映美くらら/木次達代)

「となりのチカラ」会見:映美くらら/木次達代

私は小澤征悦さん演じる木次学の妻で、はたから見るとよき奥さんであり優しい母親なのですが、実はとても大きなものを抱えて苦悩しているという役です。チカラくんと出会ってから木次家がどのように変わっていくのかというところを、ぜひ見ていただきたいなと思っております。遊川さんとご一緒するのは実は3作品目で、その3作品とも訳ありの母という役を演じているのですが、まだおそらく遊川さんには合格をいただけてないと思うので、今回の役で訳ありの母を極めたいと思っています(笑)。(“チカラの源”は)今は時々しか行けないのですが、宝塚歌劇の舞台を見ることです。私は15歳の時に宝塚歌劇のファンになったことをきっかけに入団したんです。退団してからもう17年くらいたつのですが、今は当時のファンだった頃に戻ってしまっています。なので舞台を見に行くと「キラキラしてる!」とか、「昔頑張っていたから、また頑張ろう!」とか思えるので、宝塚歌劇の舞台を見ることがチカラの源になっています。


ベトナム人の役で普段もなまり始めています(ソニン/マリア)

「となりのチカラ」会見:ソニン/マリア

中越家の下の階の303号室に住む、ちょっと怪しげなサービスをしているんじゃないかという、ベトナム人女性の役を演じています。なまるように日本語のセリフを話しているので、普段もなまり始めていて、現場でも皆さん“カタコト”みたいなしゃべり方になってしまって、そんな現場の空気の中、毎日楽しく撮影しております。遊川さんから、この役は泣いたと思ったら笑って、次は怒って…と、アップダウンが激しく、視聴者の予想を裏切る展開にする役割と言われて頑張っております。私は自分が女優を始めたデビュー作で上戸彩ちゃんとご一緒し、今回が19年ぶりの再共演なんです。お互い大人になっていろいろ環境が変わってからの再会で、うれしくて涙が出そうでした。そんなうれしい再会や新しい出会いがあり、長尾謙杜くんの「おはようございます!」の笑顔と元気さに力をもらいつつ、皆さんとのちょっとしたお話を現場の“チカラの源”としていただいています。


松本さんの現場での立ち振る舞いを勉強させていただいています(清水尋也/上条知樹)

「となりのチカラ」会見:清水尋也/上条知樹

上条知樹は、601号室に住んでいる連続殺人事件の犯人“少年A”なのではないかと、うわさされている疑惑のある人物です。遊川さん、松本さんをはじめ、素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんに囲まれ、若造ながら日々勉強させていただき、奮闘しております。のんびりとした時間が流れていたり、ほっこりする場面もあるドラマの中で、知樹という存在をシリアスなスパイスとして生かせるように、試行錯誤しながら演じています。僕は“少年A”かもしれないという疑惑がある役なので、住人の皆さんと距離があるというか、「本当はどうなんだ!?」という視線を受けているスタートなんですよね。現場への合流が一足遅かったり、お芝居をしていても皆さんと外れたところにいるという役どころなので、すごく緊張していたんですよ。でも、皆さん気さくで、空き時間に話し掛けてくださいました。また、松本さんのお芝居や、現場での立ち振る舞いというのをそばで見せていただいて、役者としてもたくさん勉強させていただいています。本当に皆さんのおかげで日々楽しく撮影させていただいているなと感じています。


“チカラの源”はなにわ男子のメンバー(長尾謙杜/柏木託也)

「となりのチカラ」会見:長尾謙杜/柏木託也

託也は風吹ジュンさん演じる柏木清江さんの孫で、チカラくんと同じマンションの住人という役どころです。小さい頃に両親を亡くして、今はおばあちゃんと2人暮らしをしているのですが、受験生の大変な時期におばあちゃんに異変が起きてしまい、いっぱいいっぱいになってしまう姿が描かれています。僕の“チカラの源”は、なにわ男子のメンバーですね。グループを結成してから、悔しい思いだったり、うれしい思いだったり、これまでいろいろなことを一緒に経験してきたのがメンバーで、ずっと隣にいたので。そして、もちろんファンの皆さんも僕のチカラの源ですし、今ここにいるキャストの皆さんもチカラの源です。(松本さんの背中は)びっくりするくらい大きいです。ドラマで共演させていただく前は少し怖い方なのかなっていうイメージはあったんです。でも、いざ共演させていただくと本当に優しい方で。また、スタッフさんへの気遣いや、皆さんへのお話の仕方など、すごく勉強になっています。撮影の合間には演出のお話をうかがったり、ドラマに関することに限らず、潤くんから学べるものをすべて吸収して、またグループに帰りたいなと思っています。


遊川さんらしい大人の作品(浅野和之/星譲)

「となりのチカラ」会見:浅野和之/星譲

ここの住民たちは、いろいろな悩みや問題を抱えておりまして、非常に面倒な方たちです。とにかく「早く出て行ってくれないかなぁ」「困ったなぁ」が私の口癖で。しかし私も、皆さんと同じように心に闇と問題を抱えている1人であります。ストーリーとしては笑いあり涙ありといったものなんですが、社会問題もしっかり詰め込んだ、遊川さんらしい大人の作品になっていると思います。(“チカラの源”は)何年か前に舞台をやっていた時に、もうヘトヘトで…。朝11時から、すごいテンションを上げて芝居をしなければならなかったんです。だけど、ふと見るとお客さんがすごく喜んで、笑顔で…。あれがなかったら、もたなかったかもと思えるくらいでした。もちろん、シリアスな芝居でニコニコしているお客さんはいないんですけど、エネルギッシュにやっている舞台で、お客さんがすごく喜んでくれたりっていうのがあったから、支えられたんだなと思えました。舞台をやっている時のお客さんの反応とか笑顔とかが、一番大きいですね。


松本さんとの25年ぶりの共演に感動(風吹ジュン/柏木清江)

「となりのチカラ」会見:風吹ジュン/柏木清江

長尾謙杜くんと私のパートは“ヤングケアラー”ということで、皆さんもちょっと想像がつくかと思うのですが、そういう問題や闇を抱えた503号室の住人を演じさせていただきます。震災で孫を引き取って、7歳から今まで10年間ずっと大切に育ててきたのですが、私の方に問題が出てくるということで、孫には大変苦労を掛けることになります。でも、チカラとの出会いによって、私たち2人が成長していく物語になっておりますので、ぜひ楽しみに見ていただきたいと思います。松本さんとは四半世紀ぶりの再会になるのですが、前回共演した時は謙杜くんよりずっと若かったんですよ。だから、久しぶりにお会いした最初の日は「どうやって会ったらいいんだろう!?」とちょっと緊張しつつ、感動もありました。今回は一緒にお仕事をするということで、本当に大人になった松本さんの仕切りや立ち振る舞いを見ていて、ちょっと感動するものがあります。実は今回の作品は、遊川さんには申し訳ないんですけど、私の遺作になるかもしれないと思いながらやっているんです。自分自身がチカラをつけなきゃいけない年代に入ってきたので、普段から歩くようにしたりしています。


松本くんが結婚できるのか心配しています(笑)(松嶋菜々子/道尾頼子)

「となりのチカラ」会見:松嶋菜々子/道尾頼子

まず脚本をいただいた時、「なぜこの役を私に!?」とビックリするような役柄でした。今までやってきた役とは違う役が見たいという期待に応えようと頑張っておりまして、「自分に役を寄せないでください」「真逆をやってください」というリクエストに日々悩みながらも楽しく演じさせていただいております。松本くんは私がちょっとかんだだけで「なんで今かんだんですか?」ってすごくツッコんでくるんです(笑)。膨大な量のセリフがあるのに現場の細かいところまで見ていて、カメラチェンジになるとカメラのサイズまで把握して言ってくるんです。すごく大人になったなと思います。昔もおそらく気付いてはいたのでしょうが、そこまで口に出していなかったと思います。自信がついてきたんだなと親心のように感じていますが、でも見たままなんでも口に出しすぎると、女の子にモテないじゃないですか。だから出会いはあるのかな、本当に結婚できるのかなと老婆心ながら心配しています(笑)。松本くんは格好いいし頭も切れるし、チカラとは真逆だと思うのですが、実は私はチカラくんの役柄は松本さんにピッタリだと思っていて、遊川さんのキャスティング力に脱帽しています。

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