真夜中ドラマ「まったり!赤胴鈴之助」2022/03/22
番組情報
キャラクター紹介
- 赤胴鈴之助(尾上松也)
江戸時代から令和にタイムスリップしてきた剣士。父親の形見である赤い胴を着けている。現代でも得意の必殺剣術で悪を倒すはずが、思っていた以上に現代が平和でまったりしてしまう。 - 竜巻雷之進(今野浩喜)
鈴之助の兄弟子。鈴之助と悪の組織「鬼面党」を退治するが、突然現代にタイムスリップしてしまう。 - 森マモル(稲葉友)
鈴之助と雷之進が現代で勤める会社の後輩。 - ヨシ子(堀未央奈)
雷之進行きつけの居酒屋の店員。 - 銀髪鬼(近藤芳正)
鈴之助の宿敵である「鬼面党」党首。党員と共にタイムスリップして現代へ。
出演者
尾上松也/今野浩喜/稲葉友/堀未央奈/近藤芳正 ほか
スタッフ・音楽
原作:武内つなよし「赤胴鈴之助」(少年画報社)/脚本:村上大樹/脚本:酒井善史/脚本:熊谷祐紀/脚本:山口智之/脚本:池浦さだ夢/監督:守屋健太郎/監督:飯塚花笑/監督:池浦さだ夢/監督:酒井善史/監督:熊谷祐紀
主題歌:尾上松也「RED」
概要
尾上松也が赤胴鈴之助に! 江戸時代から平和な現代にタイムスリップするコメディー
今から半世紀以上前に連載が始まった少年剣士漫画で、その後に実写映画、ラジオドラマ、テレビドラマ、アニメが製作され大ヒットした「赤胴鈴之助」の“その後”を描くオリジナルドラマ。過去に主人公の赤胴鈴之助を演じた尾上松助(当時は尾上緑也)の息子である尾上松也が、令和版の鈴之助を演じる。「さぼリーマン甘太朗」(テレビ東京)、「課長バカ一代」(BS12 トゥエルビ)で松也とタッグを組んだ制作陣が多数参加。江戸時代から現代にタイムスリップした鈴之助が必殺剣術で敵に立ち向かうシリアスな殺陣の演出に、コメディー要素がふんだんに盛り込まれる。共演は今野浩喜、稲葉友、堀未央奈、近藤芳正ら多彩なメンバー。
記者会見情報
BSテレ東で放送の真夜中ドラマ「まったり!赤胴鈴之助」の記者会見が行われ、主演の尾上松也と共演の今野浩喜、堀未央奈が登壇した。松也は「父(尾上松助)が昔、生放送ドラマで(同じ役を)やっていたということがきっかけにあり、受け継ぐというか、このように形にできてすごくうれしかったです」と、笑顔を見せた。今野は「松也さんが結構むちゃくちゃだったので、好きなようにやらせてもらいました」と、楽しんで撮影したことを明かした。一方の堀は、今回が本格的なコメディー作品初挑戦。白目をむくシーンについて「松也さんから直々に教えていただいて。満足のいく表情になったかなと思います」と自信をのぞかせた。会見の最後を、松也は「かなりぶっ飛んだコメディーで、肩の力を抜いて何も考えずに楽しめる作品になっています。このドラマを通じて元気を感じていただけると幸いです」と締めくくった。
かなりぶっ飛んだコメディーです(尾上松也/赤胴鈴之助)
企画の段階から長年かけてやってきたので、撮影に入った時は感慨深かったというか、ようやく長年の思いが結実した瞬間でしたので、すごくうれしかったです。父親が赤胴鈴之助をやっていたというのがきっかけとなり、受け継ぐというわけではないですが、形にしたいと思っていました。今野さんは、僕がうわーっとふざけて芝居をしていると冷静に返してくれて、それでいて、時に変なところで笑ってくれるとすごくうれしくて。今野さんを笑わせることが毎日の楽しみになっていました。堀さんは、全員がふざけていてまともなやつがいない中で、よく冷静に芝居していただいたなと思います(笑)。うちは、父親が好きで歌舞伎を始めたため、代々続くという家柄でもないものですから、親子の中だけでも共通する演目や役柄というものを何か作りたいなと思っていまして、それがこの作品になりました。かなりぶっ飛んだコメディーですが、肩の力を抜いて何も考えずに楽しめる作品になっています。このドラマを通じて元気を感じて、翌日のお仕事や自分のやりたいことに情熱を傾けるエネルギーになっていただけると幸いです。
笑って芝居ができなくなるのは初めてでした(笑)(今野浩喜/竜巻雷之進)
この作品はコメディーなので演じやすかったんですが、「本当にこれでいいのだろうか」と思いました。というのも、コメディー作品って、主役の人を見て「これぐらい崩していいのか」と感じ取らないといけないわけですよ。その結果、結構(松也が)むちゃくちゃだったので(笑)。台本の時に想像していたよりも“上”というより“横”みたいな感じで。そこからはすごくはっちゃけていいんだなと分かって、好きなようにやらせてもらいました。私が松也さんのことを本当にすごいと思ったのは、声の大きさなんですよ。それが面白かったです。私も大きいと思っていたんですけど、無理だな、勝てないなと思いました。喫茶店のシーンが多かったんですけど、喫茶店って普通、静かにする場所じゃないですか。そこで舞台みたいな声を出されて笑ってしまいました。笑って芝居ができなくなるのは初めてでした(笑)。
白目をむくシーンが、満足のいく表情になったかなと思いました(堀未央奈/ヨシ子)
皆さんが要所要所で面白いことをしてくださって、テーマパークにいるようですごく楽しかったです。私が演じるヨシ子は、お父さんに当たりが強いというか、オン・オフがしっかりしていて。私自身もはっきりしている方なので、演じやすかったです。初めて本格的なコメディー作品をやらせていただいて、本当に少し、一瞬なんですけど白目をむくシーンがあります。これまでやったことがなくて、どうしたらいいのかなと思っていた時に松也さんに直々に教えていただいて、そのホヤホヤを出したので、満足のいく表情になったかなと思いました。皆さんにも温かく見守っていただきました(笑)。暗いモードになっている世の中ですが、この作品を見ると何も考えなくてもいい、いい意味で自分は自分でいいんだなと思えるかと思います。そういう作品ってなかなか少ないと思うので、疲れた方や癒やされたい方、ちょっと笑いたいなという方に見てほしいです。
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