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藤原大祐×桜田ひよりで男女入れ替わりラブストーリー「神様のえこひいき」がドラマ化2021/11/30

藤原大祐×桜田ひよりで男女入れ替わりラブストーリー「神様のえこひいき」がドラマ化

Huluでは、少女漫画誌「マーガレット」の人気作品を連続ドラマ化する恋愛ドラマシリーズ「マーガレット Love Stories」において、2022年3月19日から第3弾となる「神様のえこひいき」を独占配信(全8話)。藤原大祐と桜田ひよりが初共演にして、ダブル主演を務める。

 原作は、17~18年にかけて連載された小村あゆみ氏の同名コミック。同性の親友・七原ケンタに告白するもあっさりフラれ、その直後に交通事故にあって死んでしまった男子高校生・天野弥白(藤原)が“神様のえこひき”で、女の子の天堂神楽(桜田)に生まれ変わるも、中身は“オレ”のまま。女子に生まれ変わって恋愛成就するはずが、まさかの親友の元カノからの告白を受けることに。しかも、死んだはずの弥白の体が生きていて、中身は神楽だと発覚する。男女入れ替わりで巻き起こる“好き”の交錯。愛の形はさまざまでも、性別や常識を乗り越え、“人が人を真剣に好きになる”、そのピュアでいちずな思いが鮮やかに描かれる。

 自分の恋心に戸惑いながらも、親友・ケンタに思いを伝えようとする主人公・弥白を演じる藤原は、ドラマ「推しの王子様」(フジテレビ系)に出演するなど、ネクストブレーク俳優として注目を集めており、今作でドラマ初主演を果たす。一方、弥白が生まれ変わる女子高生・神楽役は、18歳にして既に出演ドラマ、映画が50本を超え、モデルとしても活躍する桜田が担当。次世代を担う2人が互いの中身が入れ替わり、1人で男女それぞれの内面を演じ分ける難役に挑戦する。

 また、弥白の親友・ケンタ役には、今年から本格的に俳優活動をスタートし、「ネメシス」(日本テレビ系)でドラマデビュー以降、話題作への出演を続け、みずみずしくも躍動的な存在感を放つ窪塚愛流が、中身が弥白に入れ替わった神楽に好奇心を抱く超肉食系女子・鳥居鈴役には、「顔面最強女子」を決める「VoCE」専属モデルオーディションでグランプリを獲得し「アンラッキーガール!」(日本テレビ系)にもレギュラー出演する新井舞良が、それぞれ起用された。

 そして、弥白と神楽の中身を入れ替える、気まぐれで神出鬼没な神様役は、さまざまな漫画原作の実写化を担ってきた古川雄輝が具現化。大人の色気で作品にアクセントを加える。

 藤原は「このお話をいただいたのは、1年ほど前だったのですが、まだ駆け出しの僕に主演を任せていただけたことがとてもうれしかったです。喜びが大きい分、同時に強い責任感も感じました」と初主演への思いを述べ、「弥白は物語の主人公でありながら、ケンタといる時は常に2番目。『ケンタが1番で弥白は2番』という意識を大切にして、ふとした時に優しさが垣間見えるように演じました。さらに、入れ替わりを演じる上で、神楽というキャラクターは、女の子に振り切ることができない難しさがありましたが、立ち方、歩き方、話し方などの所作は、やはり女性と男性とでは大きく違うので、役作りをする上で研究しました」と役へのアプローチ法を告白。「この作品は“性の多様性”“愛の自由さ”という社会的テーマを扱いながらも、それをポップに描いています。原作にはない、新たな設定が加えられているのですが、原作ファンの方にも新たな気持ちで楽しんでいただければと思います」とアピールする。

 一方、桜田は今作の出演に際して、「私が恋愛ドラマ!?と驚きましたが、原作を読み進めていくうちに『これは…ただの恋愛ものじゃない!』と、にやけてしまいました。人を好きになったり恋をすることは、楽しいだけではなく、傷ついたり落ち込んだり、苦しくなったりつらくなったりもしますが、それでも人間はたった1人を愛すること、大切な人を思う気持ちはなによりも美しいなと感じます」と作品の魅力を力説。男女入れ替わりの役を演じるにあたり、「外出時は男性のしぐさに注目しながら人間観察し、カッコいいだけではなく、柔らかく、包み込むような優しさを持つキャラクターになるように演じました」と役作りの工夫を明かす。

 また、窪塚は「青春学園ドラマに出演できることがとてもうれしかったです。脚本を読んだ時にクスッと笑えるところや涙するところもあり、撮影が待ち遠しかったです。これまで出演したドラマの中でも、登場シーンやセリフが多かったので、ひたすら壁にぶつかりましたが、その壁は“苦”ではなく、とても楽しかったです」と撮影を振り返り、「ケンタは女の子がキュンとするセリフをサラッとこなす、とてつもない“チャラ男”ですが、人に流されずナヨナヨせず、真っすぐに自分の気持ちを貫く男でもある。そんな姿を演じたいと思いました」と役どころを表現する。

 そして、新井は自身の役について、「鈴は喜怒哀楽がはっきりしていて、人一倍情に熱く、強い、すごく魅力的な女の子なので、愛くるしく思ってもらえるよう、大切に丁寧に演じました」と口にし、撮影現場では、「みんなそれぞれ自分の役割を一生懸命こなしている姿を見て、私もこの作品をすてきなものにするために、もっともっと追求してパワーアップしたいと思いながら撮影に臨みました」と共演者から刺激を受けたという。

 最後に、神様役の古川は「原作のイメージを大切にしながらも、自由に動けてお芝居の選択肢が多いキャラクターでもあるので、いろいろ試しながら演じさせていただきました。この作品は、同性同士の恋愛物語に転生の要素も含まれる面白い作品だと思いました。私よりも若いキャストの方々が多い現場で、本当の学校のように楽しい雰囲気の中、スタッフ、キャストの皆さまといい作品が作れるように撮影しました。性別や見た目だけではなく、人が人をいとおしく思う姿をお楽しみください。また、神様の相棒であるワンちゃんの右近のお芝居がとてもかわいいので、ご注目ください」と、メッセージを寄せる。


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