「めざましテレビ」初のオムニバスショートドラマ制作！ 主演は井ノ原快彦2021/11/24
フジテレビ系の情報番組「めざましテレビ」（月～金曜午前5：25）では、12月6日から番組初となる連続ドラマ「めざドラ」を番組内で放送することが決まった。主演は井ノ原快彦が務める。
番組では、小説を音楽にするユニットYOASOBIとともに、テーマソングの原作小説を一般募集。5000以上の応募作の中から大賞作品となった小説「めぐる。」（千春著）を約2分半のオムニバスショートストーリーとして実写ドラマ化する。
千葉県の高校教師・千春さんが書いた「めぐる。」は、コロナ禍の何げない日常を描いた小説。見ず知らずの4人が、ある朝「めざましテレビ」の占いを見たことで、「いつもはしないこと」に挑戦。ちょっとした優しさが人から人へと渡っていくうちに、どこかで自分にも優しさがめぐってくるというストーリー。この小説からYOASOBIの楽曲「もう少しだけ」が生まれ、この小説を原案とした連続ドラマが誕生する。
主演の井ノ原のほか、三田佳子、白洲迅、福本莉子、井上祐貴、安井順平、岡部たかし、杏花、横山めぐみ、利重剛、津嘉山正種らが出演。主題歌はYOASOBIの「もう少しだけ」。脚本は「劇団TAIYO MAGIC FILM」をベースに、演劇からドラマ・映画と活躍の幅を広げている西条みつとし、監督はCMディレクターの太田良（AOI Pro.）が務める。放送は12月6日から17日の全10回を予定しており、「めざましテレビ」の午前7：00台に放送する。
主演の井ノ原は「面白いなと思いました。コロナで大変なことがたくさんあったけれど、転んでもタダでは起きないという感じで良いですよね。『めざましテレビ』で流れているYOASOBIさんの『もう少しだけ』は、僕もずっと口ずさんでいたのですが、その楽曲がこのドラマの軸になっているので、僕もめぐりあっちゃったなという感じがしました」と意気込み。
三田は「まだテレビが新しい媒体だった頃に、テレビの世界も面白そうだなと興味を持って、わりと早い段階でテレビのドラマにも出演させていただくようになりました。当時のテレビは半年とか1年の連続ドラマをやっていましたが、時代と共にだんだん短くなって、ついに2分半という、ここまで短いドラマになったかと思いましたね。私にとっても初めての挑戦ですが、皆さんの気持ちの中に入り込めるような新しい企画、最先端のドラマに声を掛けていただけて、とても喜びを感じています」と話す。
白洲は「情報番組の中で流れるドラマ、しかも2分とか2分半という、こんな短いドラマを作ることってないと思うので、なんて新しい試みなんだと思いました。ただ、短い時間で何かを伝えることって、とても難しいことなので、そこは挑戦です」とやる気十分。
福本は「『めざましテレビ』でドラマをやると聞いて、“どんな内容なんだろう？”という驚きとワクワクでいっぱいでした。この2年でいろいろなことが大きく変わりましたが、こんな状況だからこそ、毎朝、視聴者の方に寄り添えるようなドラマを届けたいと思います」と楽しみにしている。
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