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二宮和也、“パズドラ党”党首に! 政界の大物相手に攻防を展開2021/11/09

パズル&ドラゴンズ新CM「パズドラ党/党首討論」二宮和也

 ガンホー・オンライン・エンターテインメント株式会社は、モンスターを育ててバトルするスマートフォン向けパズルRPG「パズル&ドラゴンズ」(通称・パズドラ)において、イメージキャラクターの二宮和也が出演する新テレビCM「パズドラ党/料亭にて」編(https://youtu.be/2B3euHqjCac)、「パズドラ党/党首討論」編(https://youtu.be/ig3xc7zemRA)を放送中。CM初共演となる竹中直人、南野陽子と絶妙な掛け合いを見せている。

 CMは、「パズドラでもっと明るい日本を」と一念発起した二宮が、政治の世界を志すシリーズの最新作。“パズドラ党”党首として見事に初当選と果たした二宮が、超大物政治家を相手に駆け引きを挑むストーリーとなっている。「料亭にて」編では、竹中が政界のドンとして登場し、密会の席で贈り物を受け取る重厚感に満ちた表情から、コメディアンとして注目を集めた当時の芸風を惜しげもなく披露。一方、「党首討論」編の南野は有力政党の党首を演じ、毅然とした口調から一転して1980年に一世を風靡(ふうび)した「ナンノこれしき!」のフレーズで、ストーリーに見事なオチをつける。

 「料亭にて」篇の舞台は、厳かな雰囲気の料亭。政界のドンと言われる超大物政治家・竹中議員と密会した二宮は、テーブルの上に贈り物のような包みをそっと差し出す。まんざらでもない表情の竹中議員が風呂敷を解き、木箱を開けると、そこには「パズドラ大感謝祭限モンスター記念メダル」と書かれた金塊が。予想を超える豪華な貢物を見て、顔をほころばせる竹中議員だが、二宮は全国民に一律にプレゼントするアイテムだとバッサリ。自分だけが特別でないことを知った竹中議員は、崩れ落ちるように驚がくの表情を見せるというストーリー。

 「党首討論」編では、テレビの党首討論番組に出演した二宮が、ベテラン議員たちを相手に「パズドラで日本を幸せにする」と一歩も引かない政治姿勢を貫くが、有力政党の党首である南野議員は「パズドラで日本を幸せにできるわけがない」と力説。すると、二宮は取り出したスマートフォンを手渡し、パズドラをプレーするように勧める。不機嫌な表情で仕方なくゲームを始めた南野議員だが、手慣れた指さばきはエキスパート級で、次々とコンボを決めていく。ついには二宮も驚きの10コンボを果たし、南野議員の「ナンノこれしき!」の決めゼリフと、爽やかなドヤ顔で幕を閉じる。

 「料亭にて」編の撮影に臨んだ二宮は、テーブルに風呂敷包みを置くシーンで、タイミングや置き方など簡単な打ち合わせの後、カメラテストを兼ねたリハーサルを行うことに。厳密な位置など決めないままの演技だったが、カメラマンが思い描いた通りの位置にピタリと止まり、監督は「完璧です!」と大絶賛。二宮は「本当? カメラが回っていればよかったのに…」と本番ではなかったことを惜しんだが、「これをやるために生まれてきたのかもしれない」とつぶやき、周囲の笑いを誘った。

 また、スタジオに入る段階からユニークなポーズで歩いたり、わざと軽いトーンでセリフを話したり、常に周囲を笑わせながらスタジオの空気を明るくしていた竹中は、ピカピカに磨き上げられた金塊に「指紋をつけてやる~」とふざけるなど、ベテラン俳優のイメージをくつがえすいたずらっぷりを発揮。二宮の演技シーンでは、自身のセリフがないにもかかわらず、「僕も合いの手を入れましょうか(笑)」とジョーク交じりに進言し、二宮に「撮影が終わらなくなっちゃうから(笑)」とツッコミを入れられる一幕も。

 さらに、贈り物が自分だけのためではなかったと知った際のリアクションは、CMで一番の見せ場となるため、竹中も全力投球の撮影が続き、監督から「驚きながら笑う人」とオーダーがあると、何パターンもの演技で応えていた。しかも、その合間に竹中の有名な持ちネタである「笑いながら怒る人」を披露し、スタッフからは「すごい! まさかあれが見られるとは…」と感動の声が上がった。理想の演技を求める竹中は「難しいな…」と苦悩しながら演技を繰り返したが、それを見た二宮に「今のは『普通の人』でしたね(笑)」と指摘されながら、和やかな雰囲気で撮影が続いた。

 そして、南野がエキスパート級の技を見せるシーンの撮影前に、パズドラ上級者の手つきを研究していると、二宮に「すっごく上手なの~?」と声をかけてレクチャーを依頼。二宮は「そんなことないですよ」と謙遜しながらも、国内トップクラスともいえる技術と経験を生かしながら、「僕ならこんな感じでやりますね」と理想的なフォームを伝授。南野は「本格的にやり始めたらハマりそう…」と笑顔を見せながら、10コンボを成功させる場面を撮影。二宮のコーチのおかげで、スムーズにOKテークとなった。

 そんな中、二宮と竹中がお互いの共通点である左ききについてトークを弾ませていると、そこに加わった南野も左ききであることが判明。“左ききあるある”で盛り上がった3人は、書道の授業やハサミの使い方など、幼少期の思い出にさかのぼりながら、待機時間のトークに花を咲かせた。

 竹中との撮影を振り返り、二宮は「率直にうれしいですね。ドラマも、映画もバラエティーも、ついにはCMまで! 共演させていただくとは思ってもみなかったので」と喜びを語ると、竹中も「私もうれしかったよ。だって、かつて息子の役を演じてくださった方ですからね。なんかお父さんになったような気持ちにもなるし、なんか和んじゃいましたね(笑)。最高な時間でした! また芝居をいっしょにやりたいなって、さっきも話しました」と満足げな様子を見せた。

 2010年のドラマ「フリーター、家を買う」(フジテレビ系)で親子を演じた2人。その頃と今の二宮と比べ、竹中が「全然変わってないなぁ。段階別にお会いしているので、ニノの歴史を年を重なねるごとに見させてもらって、直接感じさせてもらっているので。ちょっと乱暴じゃなくなっちゃったのが切ないけど(笑)」と述べると、二宮は「大人になったってことですよね?」と返答。竹中は「『オヤジ、何やってんだよ!』とか、よく言われてたんで(笑)。大人になっちゃって、ちょっと寂しいけど…全然変わってないな。親子関係を演じたのはとても豊かな時間でした。他人とは思えないですね」と懐かしんだ。

 一方、初共演となった二宮の印象について、南野が「本当に長くやっているんですけど、なかなか共演する機会がなくて。二宮さんの姿を見て『あ、本物だ!』って思いました(笑)」と発言すると、すかさず二宮は「いえいえ、待って! それはこっちのセリフです、完全に!(笑)」と反応。それを受けて南野が「本当に楽しみにしてきたので今からの撮影をワクワクしてるんですけど、二宮さんはこのインタビューのコメントも。“隙がない”と思いました(笑)」とさらに持ち上げ、二宮は「いやいや、ドキドキしてましたよ。南野さんをずっとテレビで見ていたっていうこともそうですし、変わらない印象なんですよ、全く。“アイドルの大先輩”な感じがしてますね。ビジュアルも変わらないし、マインドというか気持ちも変わらずに、常に新鮮な印象なので。今日はドキドキしてました」と胸の内を明かした。


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