片寄涼太、「ラジエーションハウスⅡ」で月9初出演。鈴木伸之との久々の共演に「すごくお芝居がやりやすかったです」2021/10/29
GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太が、フジテレビ系連続ドラマ「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診断レポート~」(月曜午後9:00)の11月8日放送・第6話に出演することが分かった。片寄が「月9」枠に出演するのは、初めてとなる。
本作の原作は、現在「グランドジャンプ」(集英社)で連載中の同名コミック。2016年6月から11巻まで発刊しているコミックスの数は、シリーズ累計200万部を突破している人気作だ。レントゲンやCT(コンピューター断層診断)で“視えない病”を診つけ出し、“縁の下のヒーロー”とも称される診断放射線技師たちの活躍を描く。主人公の天才放射線技師・五十嵐唯織を窪田正孝が演じている。
片寄が演じるのは、敏腕弁護士・武藤健。甘春総合病院に現れた武藤は、整形外科医の辻村駿太郎(鈴木伸之)が、ある高齢女性の重大な病気を見逃したと主張し、医療過誤で訴える。患者を装ってわざわざ精密検査を受け、ラジエーションハウスの技師たちの働きぶりや設備まで偵察するほど、入念な準備を怠らない武藤は、患者側の約8割が負けてしまうといわれる医療裁判において、連戦連勝し続けるほどの強敵だ。
エリートである医師たちは地位や名誉を守るために過ちを認めず、保身のためなら隠蔽(いんぺい)にも手を染めるものだとして、唯織たちにも情報提供を求める。「皆さんが医師に逆らえない立場だということは十分、分かっています。しかし、それでいいのでしょうか」「地位も名誉もない皆さんなら、本当のことを話してくれる…そう信じ、僕はここに来たのです」と一方的に言い放つ武藤に、ラジエーションハウスの面々は反発する。
片寄は今回の出演にあたり、「自分の中ではずっと、“ドラマ=月9”というイメージです。花形の枠であり、フジテレビさんの歴史の中で欠かせない、由緒あるドラマ枠に出させていただけて大変光栄ですし、親に報告したらとても喜んでくれました。枠のイメージとしては、“月9=木村拓哉さん”という感じが強いです。“木村拓哉さんの枠”と言っても過言ではないかと思います」と感激もひとしお。
弁護士役は初めてで「シンプルに難しいんだな、と感じました。自分の中でセリフ含めて(現場での)イメージはできていたんですが、思い通りにいかなかったという印象です。全く準備が足りていないんだと思い知りました。そういった点で、弁護士役を経験させていただいたことは、役者として自分が一歩成長できるポイントになったと感じています」と振り返る。
そんな苦戦した役柄に関しては、「まず思ったのは、正義感が非常に強い男だなと。プロデューサーさんと監督さんからのオーダーは、すでにある“ラジエーションハウス”というものを、“異物”としてかき乱しに入っていくポジションということでしたので、珍しい役だなと思いました。第6話の質自体もすごく特殊な形になっていると思いますし、自分自身もそういった意識で現場がガラッと変わるような立ち居振る舞いを意識しました」と報告。
さらに、同じ事務所に所属する、劇団EXILEの鈴木との共演には「ノブくんとは現場で『久しぶりだねー』みたいな会話をしました。一緒の作品をやったこともあるんですが、なんか(ドラマなどで共演するのは)不思議な感じがあります。ノブくんが役の辻村先生として接してくれたので、僕自身はすごくお芝居がやりやすかったです」と喜びを明かしている。
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