“電撃和解”おぼんこぼん、友情映画「Our Friend」を鑑賞して本音。「ないと死んでしまう」「最高のパートナー」2021/10/15
2015年に「Esquire」誌に掲載され、全米雑誌大賞を受賞したエッセーの映画化「Our Friend/アワー・フレンド」(10月15日公開)。本作は、妻を介して親友となった40歳を過ぎた2人の男性が互いを支え合う姿が印象的な、友情をテーマにした物語。そんな男同士の友情について、先日、10年ぶりに仲直りを果たしたと話題を呼んだ漫才師・おぼんこぼんに、作品を鑑賞後、話を聞いた。
TBS系のバラエティー「水曜日のダウンタウン」(水曜午後10:00)の企画で、“電撃和解”を果たしたおぼんこぼん。その不仲ぶりがたびたびメディアに取り沙汰され、絶妙な距離感で不仲を保っていた2人は、紆余曲折ありながらも番組内で仲直り。2人がそろいの衣装で舞台に立った時には、「神回」「緊張感ハンパない、号泣」「映画より笑いあり涙あり」と、SNSは大いに盛り上がった。
番組の放送後、反響は東京・浅草東洋館の舞台でダイレクトに感じたという2人。おぼんは「(緊急事態宣言下だったこともあり)、大体10人…多くても35人くらいのお客さんが、オンエアの次の日には、立ち見や補助椅子も全部出して、満席になった。おかげさんでありがたいなと思いますよね」と感謝。こぼんも「東洋館にはもう20年くらい出てますけど、仲の悪い10年ほどは、全く別の衣装を着ていたじゃないですか。で、この間、おそろいの赤の衣装でパッと出て行った時、『うお~』とお客さまの拍手が鳴りやまない。56年間漫才やってますけど、初めての経験でした。あの鳴りやまない拍手…感動しましたね」と興奮した様子で振り返った。
映画は、妻で舞台女優のニコル(ダコタ・ジョンソン)が、ある日突然、末期がんを宣告されたことで、夫でジャーナリストのマット(ケイシー・アフレック)の生活が一変。妻の介護と幼い2人の娘の子育てによる負担がマットに重くのしかかる中、過去に2人から心を救われたという親友・デイン(ジェイソン・シーゲル)が、一家を支えるためにやって来る。2年にも及ぶ闘病生活。3人の思いと苦悩が交差する中で彼らが見つけた希望とは? 三者三様のお互いへの思いやりが交錯し、友情の温かさ、優しさが全編を通して感じられる作品となっている。
本作を鑑賞して、おぼんは「友情ってすごいな。子どもの面倒を見て、奥さんの面倒を見て…と友達の面倒を見ているようなものじゃない。デインってすごい人だなと思うよね。見てて神様みたいな人に見えてきた」と尊敬のまなざしで、「男同士の友情、日本とアメリカの人種の違いというか、人間的に違うのかなーと思って見てた。ここまでやるか、と。漫才コンビってプライベートも一緒で絶えずやっているのかな?と思ったら、大きな間違いや(笑)。でも本当にあった、つい最近の話なんでしょ!? いやー、絆はすごいなー」と感心しきり。こぼんも「僕らはどっちかというと、付かず離れずといった感じ。でもそこまでべったりできるかな…と思ったら自信がない」と率直な思いを口にした。
さらに、お互いについて聞いてみると「(こぼんは)夫婦の関係でよく言うけど空気みたいな存在。ないと死んでしまう」(おぼん)、「(おぼんを)超える人はいない。最高のパートナーかな。助けてまた助けられて、俺らもこれからそういうふうにしようや! 助けてくれや(笑)」(こぼん)と何度もお互いの顔を見ながら語った。
おぼんの夢はヨボヨボになるまで2人で生きてタップを踏むこと。こぼんも相方は彼以外考えられないと言う。おぼんのSNSプロフィール欄にある“日本一仲の良い漫才師おぼんこぼんのおぼんです”が、これからも2人がそろいの衣装で笑いを届けてくれると確信させる。
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