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市原隼人、「おいしい給食」の強烈キャラに「正直、甘利田を見られることが恥ずかしい」。劇場版第2弾も決定!2021/10/09

市原隼人、「おいしい給食」の強烈キャラに「正直、甘利田を見られることが恥ずかしい」。劇場版第2弾も決定!

 10月から順次放送されるドラマ「おいしい給食 season2」(tvk=10月13日スタート 水曜午後9:00、TOKYO MX=10月15日スタート 金曜午後6:30、BS12 トゥエルビ=10月16日スタート 土曜午後9:30)の製作発表記者会見が行われ、主演の市原隼人、共演の土村芳、佐藤大志、勇翔(BOYS AND MEN)、山﨑玲奈、綾部真弥監督が登壇した。

 本作は、1980年代のある中学校を舞台に、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、給食マニアの生徒・神野ゴウ(佐藤)による、どちらが給食を“おいしく食べるか”の闘いを描く学園グルメコメディー。2019年10月クールに放送された前作は、“選択の余地なき食”=給食に挑んだ“食ドラ”として、幅広い世代から絶大な支持を得た。そして、season2となる今作は、その2年後を描く。甘利田が赴任先で再会したゴウと新たなバトルを展開する。

 市原は「正直、甘利田を見られることが恥ずかしいです。でも、役者は笑わせるのではなく笑われる職業だと思っているので、皆さんには笑ってドラマをご覧いただければと思います」と述べつつ、2年振りに甘利田を演じるにあたり「撮影初日の前日は全く眠れず、キャラクターが強烈なので潰されそうでした。群を抜いて大変なキャラクターでした。原作もなく、ゼロから始まった作品なので、脚本家と共に甘利田というキャラクターを一緒につくっていきました。台本には入っていないのですが、給食が好きな甘利田が楽しみで踊りだしてみたり、給食という初めての会食がテーマということで、生まれたばかりの子どもから100歳を越えるお年寄りまで、どうやったらすべての皆さんに楽しんでいただけるかなと常に考えながら演じました」と思い入れの深さもにじませた。

 加えて「下校時に駄菓子屋に通う、前作とはちょっと違う甘利田の姿を早く皆さんにもご覧いただきたいです」とシーズン2の見どころをアピール。コロナ禍で給食も黙食が基本とされるようになったが、「1人で食べるよりも誰かと食べることでおいしくなったり、楽しくなったりすることを忘れてほしくないです。人に寄り添ったり、優しい気持ちを持ち合うことを忘れない世界になってほしいと思います」と真摯(しんし)に語った。

 学年主任・宗方早苗役を演じ、今作から参加となった土村は「一言でいうと楽しい現場でした。シーズン2から入ったので緊張していたのですが、市原さんはじめ、監督や皆さんのおかげで私は現場に飛び込んでいくだけという感じでした。皆さんの中に交じらせていただき、温かく受け入れていただきました。そして、作品をスタッフ含め、皆さんが本当に愛しているのを感じられる現場でした」と振り返った。

 役柄に関しては「若い時から学年主任という重要な仕事を任せられる責任感のある人なんですが、その分、危うさもある人だなと思いました。宗方先生は、甘利田先生はもちろん、いろんな人から刺激を受けて翻弄(ほんろう)される人なので、その中で宗方先生自身がどのように成長していくのかを楽しみにしていただければと思います」とアピールした。

 「また、神野ゴウを演じられると思っていなかったので、まさか今回こうやって演じることができてうれしいです」とうれしそうな表情を見せた佐藤は、「前回はずっと緊張していたのですが、今回は緊張の中にも安心感を持って演じられたと思います。監督から、前回のゴウより2年後なので、前より大人っぽくしてと言われて、そこは意識して演じました」と明かした。

 そして、土村同様に今作から加入した体育教師・真野浩太役の勇翔は「甘利田先生の給食への熱がシーズン1では伝わってきて、それを大事にしないとと思いました」と述べ、役柄については「ばかな役ですね。愛されるばかというか、自分の気持ちに素直というか、自分の気持ちを表すだけで自然にコメディーになる役でした。現場でも隣にいた土村さんが笑ってしまうくらいで、どうにか役を通して笑わせたいなと思って頑張りました」と紹介し、現場でのエピソードも披露。

 学級委員の皆川佐和子役をオーディションで射止めた山﨑は「あまりドラマのオーディションに慣れていなくて、オーディション中も緊張していました。合格と聞いた時は思わずマネジャーさんに『本当?』と確認してしまったくらい、本当にうれしかったです」と喜び、「自分にはない面があって、学級委員としてハキハキ先生に意見するところもあるのですが、中学生の女の子らしい女子っぽい面もあって、いろいろな面があって演じるのが難しかったです」と率直に語った。

 綾部監督は、シーズン2が決まったことに、「この『おいしい給食』という作品はスタッフ全員大好きな作品なので、僕自身、甘利田先生や神野ゴウにまた会えるというのがうれしかったです。甘利田先生の給食が好きという部分がさらにあふれていて、芝居全体がパワーアップしています。今回は学年主任の土村さんや、教育委員会が甘利田を止めようと包囲網を張っているのに、それを突破していく甘利田にぜひ注目してほしいです」と、手応え十分の様子を見せた。

 さらに、ドラマ放送開始を前に、2022年公開予定の劇場版第2弾の製作も発表された。市原は「テンションをぐっと上げていかないといけないので、撮影中は毎日眠れなかったです。早く皆さんにも見ていただきたいです」とあいさつ。土村は「シーズン2からドラマに参加させていただき、映画化でスクリーンでもご覧いただけるということで、映画版にも参加させていただけてうれしいです」、佐藤も「映画化ということで、皆さんに『おいしい給食』をもう1回多く楽しんでもらえるのがうれしいです」とうれしそうに応じ、勇翔は「映画の方が尺が長いので、一つの物語をたっぷりと楽しんでいただけるので、ぜひ見てほしいです!」、山崎が「ドラマからさらにグレードアップしていると思うので、楽しみにしてほしいです」とメッセージを寄せた。

 映画化決定と同時に公開された劇場版特報映像(https://youtu.be/0jcD4K4HKN0)には、市原からの「さらに給食愛が増して、給食に翻弄される甘利田先生がスクリーンに帰ってきます!」というメッセージと、劇場版にふさわしい壮大な給食物語を着々と撮影するメーキング映像も含まれている。

「おいしい給食」シリーズ 劇場版第2弾

 また、給食愛が爆発する甘利田の、あの給食を食べる前の定番ともいえる、校歌を歌いながら、喜びのダンスを踊る新写真も解禁。歓喜のガッツポーズで給食愛を表現する姿に、ドラマファンならずとも期待が高まる1枚となっている。


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