東京五輪日本代表の林大地、前田大然、旗手怜央、上田綺世が「第100回高校サッカー選手権」応援リーダーに就任2021/10/07
12月28日に開幕し、日本テレビ系で放送される「第100回全国高校サッカー選手権大会」（時間未定）の応援リーダーが、高校サッカー出身の東京五輪日本代表の4選手、林大地選手、前田大然選手、旗手怜央選手、上田綺世選手に決定した。
例年、高校サッカーの応援リーダーには、選手たちの目標となる現役プレーヤー、もしくは現役に近い人物が就任してきたが、東京五輪が開催された今年は、五輪年代の頂点を目指した4人が務めることとなった。史上初、4人による応援リーダーとなる。
東京五輪で5試合に先発出場した林選手（ベルギー・シントトロイデン）は、大阪・履正社高校で選手権に二度出場。大学を経由してプロ入りし、東京五輪後に海外移籍を果たした。
林選手は「真剣に何かに取り組むことの素晴らしさや、仲間と一つの目標に向かって取り組むことの素晴らしさを高校サッカーから学びました。仲間の存在は本当に大きいですね。今でも履正社高校で出会った仲間とは連絡を取り合ったりします。その時は、いつも、また高校サッカーしたいなっていう話をしますね（笑）。高校生には、同じ目標に向かってみんなで一つになって取り組むことの素晴らしさを再確認してもらって、頑張ってほしいなと思います」とエールをおくる。
J1リーグで得点王争いを繰り広げている前田選手（横浜F・マリノス）は、山梨大会決勝で2得点するも、選手権出場は果たせなかった。しかし、高卒でプロ入りし、山梨学院高校時代の恩師や家族の支えを胸に刻んでキャリアを積んできた。
前田選手は「僕は、選手権で山梨学院が優勝したのを見て進路を決めました。高校サッカーを経験してなかったらプロサッカー選手には絶対なれてないと思います。高校時代はずっと周りに支えられたので、そこで出会った仲間とか、総監督や監督、コーチ、そして親の存在は本当に大事だなと思っています。僕が高校生たちに伝えたいのは、サッカーだけじゃないよっていうことですね。サッカーだけやっていてプロになる人はいるかもしれませんが、やはりサッカー以外のところも大事だと思っています。それを、僕からは伝えたいかなって思いますね」と視野を広げる大切さを語る。
川崎フロンターレでJ1連覇を目指す旗手選手。故郷・三重を離れ静岡学園に入学し、技術を売りにするチームの中で自分の居場所を探し出し、大学を経由してプロ入り。プロ2年目の今年、原点を忘れないよう、高校1年生の時につけていた背番号「47」に変更した。
旗手選手は「今があるのは静岡学園の3年間がすごく大きい。一番成長させてくれた場だと思いますし、そこに関しては感謝しかないです。あの3年間があったからこそ今の僕があるし、すごく幸せな時間3年間を過ごさせてもらったと思います。高校サッカーは、僕からすると『原点』っていう言葉が一番当てはまるかなと思います。僕が高校入った時の1年生の時に練習試合とかで着けるユニフォームがあったんですけど、その背番号が47番で、今回そこに立ち返るためにっていう思いで、今年フロンターレで47番を付けさせてもらっています」と思いを明かす。
茨城県出身の上田選手（鹿島アントラーズ）は、鹿島の下部組織から地元の鹿島学園高校に進み、大学を経由して再び鹿島に加入するという夢を果たした。そして、今年の東京五輪では、鹿島スタジアムで開催された準々決勝に出場し、PK戦を制しての勝利に貢献した。
上田選手は「僕は、『一瞬』という言葉を大事にしているんですが、高校の頃、恩師の鹿島学園の鈴木雅人監督によく言われていた言葉なんです。点を取る場面や試合の中で、すべてにおいてその瞬間は一瞬しかありません。だからその一瞬を逃さないための練習だったり、コンディション調整だったり、そういうところを常に意識しなさいと言われていました。当時はそんなに意味も深くは考えてなかったんですけど、大学やプロを経験して、あらためて大事な言葉だなと思います」と高校時代を振り返る。
そして「今大会の高校サッカーに挑む高校生に対しては、プロを目指している選手も目指してない選手も、たぶんみんな同じ思いで戦っていると思うので、目の前のワンプレーやその一瞬を大事にしてほしいなと思います。一瞬遠慮したり、一瞬自分の準備をサボったりとか、その一瞬で遅れたことによって一生後悔することになったりすると思うので、一瞬一瞬を大事にしてほしいですね」とメッセージを寄せている。
4人の経歴はそれぞれ異なるが、4人とも高校サッカーを経験することで夢を実現するきっかけをつかんだ選手たち。さまざまな背景を持つ応援リーダーが、選手たちの目標となり、高校生を後押ししていく。
この記事をシェアする
ドラマガイド（最新シーズン）Drama Guide Season
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬（1月・2月・3月）にスタートする連続ドラマを曜日別で特集！
大河ドラマ「べらぼう」、奈緒×松田龍平W主演「東京サラダボウル」、黒木華や佐藤大樹らが出演する「風のふく島」、山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」のほか、深夜ドラマやBS放送の新着ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポート情報などを順次公開！
【2024年秋】TVドラマガイド
2024年の秋（10月・11月・12月）にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で大特集！
朝ドラ「おむすび」、月9「嘘解きレトリック」、柳楽優弥×坂東龍汰「ライオンの隠れ家」、松本若菜×田中圭×深澤辰哉「わたしの宝物」、菊池風磨主演「私たちが恋する理由」、現代版「若草物語」や「ザ・トラベルナース」など注目作のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆
