矢作穂香、「おしゃ家ソムリエおしゃ子！２」で培われた力「1回で思い通りの表現をする力が鍛えられます」2021/10/08

　テレビ東京ほかでは、10月8日よりドラマ25「おしゃ家（いえ）ソムリエおしゃ子！２」がスタートします。本作は、かっぴー氏の同名漫画を原作に、おしゃれな家に住む男性としか恋愛ができない特異体質のイエーガー・おしゃ子（矢作穂香）が、毎話登場する豪華ゲストが扮（ふん）する男性たちの部屋を強烈な毒舌でダメ出しする、インテリア×ラブコメディードラマです。

　昨年7月に放送されたシーズン1では、矢作穂香さんが全力の顔芸を披露したことでも話題を呼びました。今回は、主演の矢作さんに、シーズン2への意気込みなどを伺いました。

――シーズン2が決まった時の感想をお聞かせいただけますか？

「シーズン1が終わった時から、スタッフさんや俳優陣で『シーズン2やりたいね』と話していたので、念願かなってうれしい気持ちと、さらにいい作品にしたいなという気持ちです。シーズン1を見てくださった方からお声を掛けていただいたり、そこから新たなお仕事や表現につながったりしたので、おしゃ子に感謝です。いただいた反響で特にうれしかったのは、視聴者の方の『見ていてすっきりした！』『腹を抱えて笑った』というコメントです。深夜に見て、思いっきり笑ってほしいなという気持ちでおしゃ子を演じていたので、狙い通りになっているなとうれしくなりました。シーズン2も同じ思いで撮影しているので、ぜひたくさんの方に笑っていただいて、気持ちよく寝ていただけたら（笑）」

――前シーズンでは表情などでコミカルな芝居をされていましたが、おしゃ子を演じる上で気を付けている点などありますか？

「前シーズンでは演じているうちに気分が乗って、気付いたらあんなことになっていたんです（笑）。特別気を付けていることはないです。シーズン2の撮影の初日に、監督に『シーズン1の表情の感じで』と言われたのですが、おしゃ子を演じるのが久しぶり過ぎて、テンションを思い出すのも、表情筋を同じように動かすのも難しかったです（笑）。でも、もともと変顔が得意なので、そういう一面もファンの方々に見ていただいて、親近感を持っていただけたらなと思います。シーズン1ではおしゃ子のツッコミのテンポをつかむために、お笑いの動画などを見て研究したのですが、今回はシーズン1で作り上げられたおしゃ子を呼び起こすようなイメージで撮影に臨んでいます」

――印象的なシーンが多い本作ですが、テストを何回もしているのでしょうか？

「この現場は基本的にテストがなく、ある時は本番以外はあえて控えるようにしてます（笑）。テストから同じ声量で臨んでいると声が枯れてきてしまうので。テストがないことによって、全部に対して本気で挑まなくてはいけなくて、その瞬間、頭に降りてきたものをしっかり1回で表現しきる力を鍛えられていると思います」

――前シーズンから変わった部分と変わらない魅力を教えてください。

「変わったのはおしゃ子の前髪とスリッパ！（笑）。それから、個性豊かなゲスト俳優さんの演技が前回よりもたくさん見られるので、ぜひ見ていただきたいです。また、毎話の終わり方も少し変わったので、そこにも注目していただければ！」