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「私が女優になる日_」9000人の頂点は香川県出身の飯沼愛に決定!2021/09/13

「私が女優になる日_」9000人の頂点は香川県出身の飯沼愛に決定!

 TBSスター育成プロジェクト「私が女優になる日_」(土曜深夜0:58。地域により放送時間が異なる)の最終結果が、9月11日の同番組内で発表。香川県出身の18歳、飯沼愛が1位に輝いた。

 同プロジェクトは、昨年12月に発足し、オーディションを開催。約9000人の応募の中からプロジェクトメンバーとして選ばれた10人が、プロジェクトタイトルと同名の番組「私が女優になる日_」で、激しい演技バトルを展開してきた。全10回の演技バトルでは、映画監督を始め劇作家、放送作家、女優など多彩な審査員たちが審査。課題となる脚本は、さまざまなジャンルの第一線で活躍する個性豊かな脚本家たちが本番組のために書き下ろした。ほとんどが演技未経験の10人のプロジェクトメンバーたちは、演技バトルに加え、YouTubeでの個人演技動画の課題にも挑戦。それぞれ自らが演技プランを考え撮影するなど、放送していない部分でも演技漬けの半年間を過ごし、成長を重ねてきた。

 そして、今回1位に輝いた飯沼は、TBS史上初となる「よるおびドラマ」であり、企画・原案は本プロジェクトの総合プロデューサーである秋元康、脚本は人気ラブコメ脚本家の徳尾浩司氏が手掛ける「この初恋はフィクションです」(月~木曜深夜0:40、開始日未定。一部地域を除く)でヒロインを演じる。

 飯沼は、演技未経験ながら初回の演技バトルから高評価を受け、多くの審査員からポイントを獲得。劇作家の根本宗子氏に「末恐ろしい」と言わしめ、秋元からも「演技に懸けるストイックさが素晴らしい」と絶賛され、見事1位の座を守り抜いた。

 飯沼は「バトルの1位が主演を演じることを今日知って、本当に信じられないです。初めてのドラマ出演が主演ということに、今は正直不安が大きいですがとてもうれしいです。選んでいただいたからには期待に応えたいと思います。まだお芝居を始めて数カ月しかたっていないので、もっと上達できるように必死に頑張っていきたいです。今は女優と呼ばれるのもおこがましいと思っているので、まずはこのドラマを通じて“女優”と呼んでいただけるように成長していきたいです」と決意を述べる。

 2位は放送作家のカツオ氏が手掛けたリモート演技バトルから“コメディエンヌ”の才能を開花させた武山瑠香(東京都出身・15歳)。彼女にしかできない、さりげない芝居が審査員に高く評価された。3位には、根本氏の脚本が課題となったバトルでの母娘の“生々しい演技”をバカリズムが絶賛した赤穂華(兵庫県出身・15歳)。安定した演技で着実にポイントを重ねていき、混戦だった3位争いに勝利する形となった。

 武山は「本当にここまで来れたことが信じられないです。心構えができていなかったのでまだ実感が湧いていないですが、めちゃくちゃうれしいです。この10回の演技バトルを通じていろいろな部分が成長できたなと思うので、これからももっともっと成長していきたいです。どんな役でもはまるような、女優さんになりたいです」と目標を語る。

 赤穂は「私はちょこっと映るだけの役でも印象に残るような女優さんになりたいです。私はドラマ出演が確実な3位以内に入れるかどうかのギリギリのところで戦っていたので、まだ本当に信じられないです。不安は大きいですが、不安をやる気に変えていけるように頑張ります」と安堵した表情を見せる。

 さらに、プロジェクト当初から演技バトル上位3人と、演技バトル全体を通じて選出される特別枠1人を選出することが発表されていたが、急遽結果発表直前に、特別枠を1人追加することが決定。三浦涼菜(福岡県出身・18歳)と、渋谷風花(青森県出身・18歳)が選ばれ、ドラマに出演することになった。

 三浦は、初回収録前日に新型コロナウイルスの濃厚接触者となりスタートから3回目まで演技バトルの欠場を余儀なくされた。しかしその後は、脚本に沿った役作りで毎回表情を変える演技力と成長の速さを高く評価され、飛ぶ鳥を落とす勢いでランキングを駆け上がっていった。そして、急遽追加となった1枠に選ばれた渋谷は、審査員を務めてきた数々のトップクリエーターたちから唯一無二の個性を評価されてきた。秋元も「説明がつかない何かを持っている」と語り、彼女に大きな期待を込めての選出となった。

 三浦は「誰のせいでもないのですが、ほかのメンバーよりも演技バトルの参加回数が少なくて、バトルを休んでいる時にどうしたら追いつけるか、自分のいいところはどこなのか探していました。3位以内に入るのは厳しいかなと思っていたので、特別枠に選出されてとてもうれしいです。どんな台本でも演じられるような女優さんになりたいです」と喜びを伝える。

 渋谷は「初回から点数は入らないのに『魅力がある』『光るものがある』とコメントをいただくことが多くて、一番この中でランキングも低いですし不安は大きいですが、頑張りたいです。正直、3位以内にも入らないし、特別枠にも絶対に選ばれないと思っていました。一番演技が下手くそだと思うので、下手くそだと思われないように頑張ります」と今後の成長を誓った。

 以上の5人が、ドラマ「この初恋はフィクションです」に主要キャストとして出演。半年前まで演技未経験の普通の女の子だった彼女たちが、ついに“女優になる日」”を迎える。ドラマ初出演となる彼女たちだからこその、今しかできない魅力の詰まった作品となることは間違いなさそうだ。

「私が女優になる日_」9000人の頂点は香川県出身の飯沼愛に決定!

 「さまざまな脚本家の方の脚本で演技バトルを繰り返していくという、とても恵まれた期間だったと思います。もちろん彼女たちの努力やもともとの才能もありますが、初回から比べるとこんなにも成長したというのに驚かされました」と感想を語る秋元は、「飯沼さん、武山さん、赤穂さんの上位3人は今までの演技バトルの結果の積み重ねですが、本当に素晴らしいと思います。女優やお芝居というものにおそらく正解はありません。なので、ランキングでは測りきれない“特別枠”を用意していたのですが、特別枠を決めるにあたって、審査員・スタッフみんなでとても悩み、話し合いました。監督・プロデューサーなど、それぞれの目線で『この人と仕事をしてみたい』という思いがあります。個人的にはこれまでの成長を見ていて、今後どうなっていくのか想像できないことに魅力を感じていましたし、協議の結果、急遽特別枠を追加して三浦さん、渋谷さんの2人を選ばせていただきました」と選出した5人について触れる。

 そして、「今回、このプロジェクトを通じて今まで出会ったことのない子たちを発掘できたように思います。頑張っていただきたいです」とエールを送っている。


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