「ハコヅメ」ストーリーが加速…“藤”戸田恵梨香が町山交番に異動してきた理由が明らかに!?2021/09/01
元刑事課のエース・藤聖子(戸田恵梨香)と新人警察官・川合麻依(永野芽郁)がペアを組み、“ハコヅメ”と呼ばれる交番勤務での激務に身をささげる姿を描くドラマ「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ系)。
藤と組むことで着実な成長を続けてきた川合ですが、第6話(8月25日放送)では飛躍的な進化を遂げています。藤の目線だけでチェーンソーを振り回す暴漢の不意打ちを脱し、「あれ取って」という言葉だけで藤が欲しているものが何か分かるという“パーフェクトペア”ぶりを発揮。独特な画風だが、特徴をしっかりとらえている似顔絵で事件解決にも一役買っています。報告書もしっかり書き上げ、配属2週間で辞職願を出そうとしていたころとは大きく違った姿を見せています。
そんな絶好調の中、川合は急行した交通事故現場で、タオルケットにくるまれた状態で車から投げ出された赤ちゃんの痛ましい姿を見て、それが脳裏にこびりついて何もできなくなってしまいます。数日間休むことになり、藤も川合の不在を気に病みながらもかける言葉が見つからず、そのまま仕事に復帰することもできずに辞めてしまうのではという危機に…。
しかし、父からの手紙や藤の師匠であり交通課部長の宮原三郎(駿河太郎)からの言葉で元気を取り戻した川合は、「任せてください」と引き受けた子ども会での防犯教室も成功させます。自分の言葉でルールを守ることの大切さを子どもたちに伝える川合の姿に、“ハコ長”伊賀崎秀一(ムロツヨシ)と同じく心打たれた視聴者も多かったのではないでしょうか。
その後、よそ見運転で事故を起こしそうな車から子どもたちを守り、自分が車にぶつけられてしまった川合。普段穏やかなハコ長も声を荒げ、藤もろうばいした様子を見せます。藤は警察署の廊下で、自分の教えを守ったことによって事故に遭った後輩のことを思いながら涙します。“ミス・パーフェクト”と呼ばれる藤も、川合との関係性の中で感情に支配されてしまうことも見受けられるようになりました。そんな藤を源誠二(三浦翔平)の優しさが包みます。「合コン誘いメール」と言いながらも、泣いている藤の姿をほかの署員に見せないように立ってふさぐイケメンぶり。酔っぱらって暴漢化した男性にも、優しく諭すようになだめます。これまで三枚目感のあった源ですが、普通に格好いいじゃないですか!
強烈な個性を持つキャラクターが多数登場する「ハコヅメ」ですが、やはり個人的なお薦めは山田武志(山田裕貴)ですね! メンタルヘルス講習で源と藤の良いところを挙げようとして、「苦虫をかみつぶしたような顔」(源)になったり、「苦虫みたいな顔」(藤)になったり…。鑑識係への異動話が浮上して、刑事課のこわもてな面々との残り少ないセンチメンタルな時間を過ごしたり…。
結局異動の話はなくなりましたが、第7話(9月1日放送)では、そんな山田の失態から大騒動が巻き起こります。警察手帳を紛失して泣いている山田、市民にはバレないよう見つけろと怒鳴る町山署副署長・吉野正義(千原せいじ)。極秘の捜索作戦が始まります!
川合は、ハコ長とペアを組んでいた桜しおり(徳永えり)のことが気になって仕方ない様子。さらに、「守護天使」という未決事件の犯人だと疑われる男の名前を知り…。「パワハラが原因」と自称する藤が交番に異動してきた理由につながる何かが起こりそうな予感がしますね。
そして、藤、牧高美和(西野七瀬)、川合の3人によるユートピアな女子会も久しぶりに開催です! 牧高とペアを組む鈴木敦(渕野右登)の話に。実は牧高に気がある“THE真面目”ですが、不器用な感じが強く漂っていて、空回りしがちな刑事です。案の定、話題に挙がったのは、鈴木との関係性に関する相談なわけで…。一方、川合はこれまでいろんなことを乗り越えてきたため、藤とのコンビ仲に胸を張ります。しかし、そんな川合とは裏腹に複雑な思いにかられる藤。
さらに、なんと川合に卵を投げつける不届き者も現れます…。今回も多難で見逃せませんね!
【番組情報】
「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」
日本テレビ系
水曜 午後10:00~11:00
日本テレビ担当 K・T
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