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水谷豊×反町隆史コンビ7年目、記念すべき「相棒season20」がついに開幕!2021/08/26

水谷豊×反町隆史コンビ7年目、記念すべき「相棒season20」がついに開幕!

 テレビ朝日系では10月から「相棒season20」(水曜午後9:00、開始日未定)がスタートすることが分かった。season14以来、7シーズン目に突入する水谷豊と反町隆史が演じる杉下右京&冠城亘のコンビが、これまでの歴史を胸に“新たな扉”を開く。

 2000年に「土曜ワイド劇場」の1作として誕生して以来、数々の“伝説”を打ち立て、国民的ドラマとしての地位を揺るぎないものにした「相棒」。ドラマ誕生から20周年を迎えた節目の前作・season19も、骨太なドラマを次々と提示し、日本中を驚かせた。新シーズンでも長年シリーズを彩ってきた名キャラクターたちは健在。権力復活のチャンスを虎視眈々(こしたんたん)とうかがう警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、右京の頭脳を認めながらも2人を疎む警視庁副総監・衣笠藤治(杉本哲太)、亘の元上司で“鉄の女”の異名を持つ警視庁広報課長・社美彌子(仲間由紀恵)など、右京&亘2人だけの特命係存続の鍵を握る上層部の面々が、またしても暗躍。

 そして、もはや「相棒」ワールドになくてはならない存在である警視庁捜査一課の“両エース”こと、伊丹憲一(川原和久)と芹沢慶二(山中崇史)、「暇か?」でおなじみの組織犯罪対策5課・角田六郎課長(山西惇)、サイバーセキュリティ対策本部の青木年男(浅利陽介)もドラマに絶妙なスパイスを加える。昨シーズンで新風をもたらした2人の女性、小料理屋「こてまり」の女将(おかみ)・小出茉梨(森口瑤子)、捜査一課の新人刑事・出雲麗音(篠原ゆき子)が今シーズンもそれぞれの存在感を発揮していく。

 前シーズンでは、「プレゼンス」前・後編(第1・2話)、「暗殺者への招待」前・後編(第19話・最終話)と全4話に連なる壮大なストーリーがファンを興奮させたが、season20の第1話スペシャルで、特命係は一連の事件の“黒幕”内閣官房長官・鶴田翁助(相島一之)とさらにスケールの大きな戦いを繰り広げることになる。しかもなんと亘が逮捕されてしまうという衝撃展開に。鶴田が操る深い闇に2人はどう立ち向かっていくのか?

水谷豊×反町隆史コンビ7年目、記念すべき「相棒season20」がついに開幕!

 新シーズンスタートに向けて、水谷は「これだけ続けてきたのでいい加減、慣れてもいいのになかなか慣れないんですよ。今、ちょうどいい緊張感みたいなものに包まれています。今年は20作目という節目。『よくこれだけやってきたな』と、ふと思うこともありますが、基本的にはいつもと同じでありたいと考えています」とコメント。

 20年以上演じてきた右京に対しては「これまでの20年、僕自身、さまざまな右京を経験することができました。ある時はものすごくシリアスなのに、ある時はコメディータッチ。そしてある時は巨悪に立ち向かい、またある時はとても小さな事件に一生懸命になる…。そういう“幅”の広さが『相棒』の中にはあり、だからこそ長く続けてくることができたのだと思います。しかも、面白い相棒がいて、いろいろなことが起きるので、飽きる暇がなかったですね」と振り返る。

 さらに「ただ、20年という感覚って、あるようでないんです。確かに20年が経ったのですが、僕の中ではそれがどのくらいの長さだったのか、区切れないところがあります。ロケ先で出会った子どもたちに『右京さんって名前なんて言うの?』と聞かれた時には、『みんな僕の名前、分からなくなってるんだな』と思い、それだけ長く演じてきたんだなと実感しましたが(笑)、右京とはいつも新鮮に付き合ってきたという思いです」と笑顔で語った。

 7年目を迎えた右京と亘の関係性については「いろいろな意味で“良い時間”が増えてきたなという感想ですね。これまで、お互いに意識して何かを変えようとしたことはなかったと思います。1年、1年、同じ時間を重ねる中で、自然に2人の世界が生まれてきた…。説明しづらいのですが、カメラの前で右京と亘として芝居している時、2人の間でちょっとしたことを面白く感じる瞬間があるんです。まさにちょっとしたことなのですが、この空気はとてもいいなと思いながら演じています。これだけ一緒にやってきたからこそ、生まれたものですね。どんなことにも恐れず立ち向かっていこうと、2人で気持ちを奮い立たせています」と明かし、お互いの強い信頼感があらためて垣間見える。

 水谷と7年目を迎えた4代目“相棒”の反町は「僕自身は冠城亘を演じて7年目になりますが、7年も同じ役を演じるってなかなかないこと。そう考えると、水谷さんの20年という数字はとんでもなく重いものですね。また、同じような状況の撮影でも毎回、シチュエーションや内容などさまざま違っているわけで、長い月日の中では語り切れない多くのことがあったんだろうなと想像すると、あらためて20という数字のすごさを実感します」と新シーズンに向けての心境を語る。

 加えて「これまで、右京と亘はさまざまな犯人と向き合って事件を解決してきました。水谷さんと僕も同じように、さまざまな撮影現場の中で大変な思いをしながら作品を作ってきました。そんな右京と亘、水谷さんと僕の7年目という数字が自然と重なり、2人の関係性が味になって、よい空気感が生まれているのではないかなと思います。水谷さんも同じだと思いますが、“ここで終わりではない”“もっと何かできるのでは”という思いで日々撮影に取り組んでいます」と強い意欲を感じさせた。

 7年間演じてきた亘というキャラクターに関しては「『season14』の時と全く変わっていません。どこかちゃめで人間味があって…。法務省から来たという素地があるから、その分、遊びができ、役として楽しいなと思います。僕の中では亘は振り幅がすごく大きいキャラクターだなと思います。最近は亘の単独行動が増えましたが、それだけ右京さんからの信頼が厚くなってきたのかな。右京さんと別行動することでまた新たなストーリーが生まれてくるのも面白いなと思っています」と分析し、今後の展開に期待を寄せた。

 「season20」第1話スペシャル「復活」は、IT長者・加西周明(石丸幹二)の殺害容疑で逮捕送検され、判決確定までの間、東京拘置所に拘禁されていた元内閣情報調査室職員・柾庸子(遠山景織子)の接見が突然禁止に。不審に思った特命係の右京と亘が事態を探り始めた直後、内閣官房長官・鶴田が突如「こてまり」に姿を現す。官房長官自らのお出ましにギョッとする2人に、鶴田は驚がくの事実を告げる。なんと、庸子が拘置所内で自殺したというのだ。

 冷徹で残忍な鶴田による“口封じ”を疑った特命係は、庸子の死の真相を突き止めるべく捜査を開始。同じく彼女の死に疑問を感じた元弁護士・中郷都々子(織田梨沙)も独自に動き始めるが、やがて事件には想像以上に複雑な思惑と陰謀が絡み合っていることが発覚。ついには、亘が逮捕される事態に。いきなり窮地に追い込まれた特命係は、どうやって真実を突き止めるのか。そして、出雲狙撃事件からはじまる、一連の事件の真相を暴くことはできるのか?

 なお、「相棒」の公式SNSとして、Twitter(https://twitter.com/aibouNow)、LINEアカウント、Facebook(https://www.facebook.com/AibouNow)に続いて、今回、season20から新たに待望の公式Instagram(https://www.instagram.com/aibougram_official/)が開設された。ここでしか見られない、おなじみのキャラクターたちの貴重な姿をぜひチェックしたい。

 TELASA(https://navi.telasa.jp/aibou/)では、「相棒」過去全シーズン&スペシャルドラマに加え、劇場版、スピンオフも配信中だ。


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