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「24時間テレビ44」相葉雅紀が福士蒼汰とイヌの保護施設を訪問。「イヌを飼う時に保護犬も選択肢の一つになったらいいな」2021/08/22

「24時間テレビ44」相葉雅紀が福士蒼汰とイヌの保護施設を訪問。「イヌを飼う時に保護犬も選択肢の一つになったらいいな」

 日本テレビ系では2日間にわたって「24時間テレビ44『愛は地球を救う』」(8月21日午後6:30~22日午後8:54)を生放送。メインパーソナリティーをKing & Prince、チャリティーパーソナリティーを菅野美穂、スペシャルサポーターをチョコレートプラネットが務め、「想い~世界は、きっと変わる。」をテーマに東京・両国国技館からさまざまな企画をおくる。昨日21日には、同系の人気バラエティー番組「世界の果てでイッテQ!」に出演する女性芸人たちが全国の合唱強豪校と中島みゆきの名曲「時代」を生披露する姿や、平野紫耀が主演したスペシャルドラマ「生徒が人生をやり直せる学校」などが届けられた。また、「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」では、第1走者の岸優太からたすきが受け継がれている。

 相葉雅紀と福士蒼汰は、2年前に相葉が訪れた一軒家の多頭飼育崩壊現場を再訪。老夫婦が飼い始めた1匹のイヌが発端で、去勢手術をせずにいたため近所の野良犬と交配。その結果、8年で100匹以上に増えてしまい、寝る場所も食べ物も十分に行き渡らない劣悪な環境になっていた。

 現在は、保護施設「にゃいるどはーと」の代表・東江さんが100匹以上のイヌの避妊と去勢手術を行い、全103匹を保護。劣悪な環境だった一軒家も奇麗に整備された施設に様変わりし、近隣のボランティアの力もあってイヌたちが快適に暮らせる施設になっている。東江さんが保護した103匹の内、子犬40匹と成犬3匹は新たな家族のもとへ引き取られたが、いまだに60匹がこの施設に保護されている。残る60匹の多くは愛情を注がれずに育ってしまった、人を怖がるイヌだ。わずか5人で運営してる施設では、人にならすための触れ合いの時間が十分に取れないという。

 今回2人は、そんな施設の手助けのため訪問。イヌに対しては赤ちゃんをあやすような話し方に変わってしまう福士は、イヌを見つけるやいなや「すごいかわいいじゃ〜ん!」とメロメロ。相葉が2年前に会った時に近づくことすらままならなかったイヌ・パトも、今ではすんなり人の手に触れることができるようになっていた。一方で、まだ人への恐怖を克服できていないジョウも。そんなジョウに対し福士は、「怖いね。大丈夫? 匂い嗅ぐ?」と優しく声をかけ続け、「『想い』は通じ合えるし、顔を見てあげるだけでもいい経験になる」といとおしそうに見つめる一幕も。しばらくして「かんでもいいよ」と言いながら、手を差し出した福士。ジョウはかみつくことなく福士の手を受け入れ、その手からおやつも食べることができた。

 相葉は、2年前に一度会ったハナシカとも再会。生後一度もトリミングしてもらえず、毛は汚れ伸び放題になっていたハナシカだが、2年を経てまた伸びてしまっていた毛のトリミングを買って出た相葉は、トリミングを続ける理由について「幸せを知らないイヌたちがいることを知って、自分が何かをすることによって1匹でもいい家族のもとにもらってもらえたらいいなって。イヌを飼う時に、保護犬も選択肢の一つになったらいいなと思っています」と語った。相葉のトリミングを気持ちよさそうに受け、すっかり奇麗になったハナシカを見た福士も「かわいいねぇ〜」と声を掛けた。

 福士は「技術的なものはないけど、何かできることがあればなんでもやりたい」と語り、施設の方がクラウドファンディングで作った100坪のドッグランを整備することに。ドッグランは管理に手が回らず、草も伸び放題で日よけも遊具もないためイヌが遊べない環境になっていた。福士は地元の大工の方々の協力を得て、炎天下の中、1時間で奇麗に整備したり、自らハンマーを持ち、日よけ製作に参加。利き手とは逆でハンマーを持ってしまうおちゃめな一面も見せた。

 そんな福士が今回の企画に参加した理由は、小学校低学年から飼っていた愛犬・モモ(トイ・プードル)の存在が大きい。小学5年生の頃、友達が少なく暗い性格になってしまった福士の支えになったのが、愛犬の存在だった。その経験から、今度は自分が心に傷を負ったイヌたちのために何かしたいと思ったという。

 ハナシカのトリミングを終えた相葉も合流すると、「ゆくゆくはドッグランで譲渡会を開きたい。イヌと人が楽しめるドッグランを」という東江さんの思いを受け、最後は全員で時間ギリギリまでドッグラン製作に取り組んだ。相葉と福士で手作りしたベンチや、相葉のアドバイスでミスト噴射器も装着。いよいよドッグランにイヌたちを放すと、早速マーキングをしたりミストに興味を持ったりと、それぞれが思い思いに楽しむ様子が見られた。

 スタジオでVTRを見ていた、最近保護猫を飼い始めた松丸亮吾も「今は預かり犬・猫の制度があります。一定の預かり期間の後、本当に自分が飼えると思ったらそのままお迎えできる制度です。このような新しい取り組みを皆さんに知っていただいて、たくさんのイヌやネコが助かることを祈ってます」と語った。


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